今年の夏は例年になく暑かった。福岡市でも35度以上の猛暑日が連続し熱風を送り込んできた。
来年も同じことを言っているかもしれないほど、このところ尋常じゃない暑さが恒常化している。
そのせいなのか十数年ほど前までは、四季がはっきりしていた福岡でも夏と冬が長くなり
春と秋があっという間に過ぎ去っていくような気がする。
特に秋は目を擦っている間に冷たい北風に煽られ、あっという間にいなくなってしまう。
防湿庫で長い夏休みをとっていたカメラやレンズが、どこか連れて行けとうるさく騒ぐ。
痛めた肋間筋はほぼ改善したし、窓から吹く風もめっきり秋らしくなったてきた。
それではと海ノ中道海浜公園のHPを覗くと、ヒガンバナが見頃だと教えてくれた。
昨年よりも1週間ほど早く見頃を迎えている。
やはり今年の暑さは、植物体の体内バランスをも変えてしまったのか
と思いつつ、久々に海の中道海浜公園へとハンドルを握った。
確かにいつものところに赤いヒガンバナが咲いていたのだが。
しかし今年は様子が少し変だった。