どこか雅で軽やかな祭り囃子に合わせ、大人も子供も飛び跳ねる。
カメラ目線の女の子が飛ぶタイミングに合わせてシャッターを押し続けた。
それが通じたのか、飛び上がった瞬間にニコッと笑ってくれた
着物姿の外国の女性を見かけたので、声をかけ山笠の前に立ってもらった。
数日後には帰国の予定だったので、いい記念になったとは思うのだが。
いまいちカメラの調子が悪かったので、ついつい焦ってしまいこの場所を伝えられなかった。
7時を過ぎて夜の帳が下りる頃、山笠の提灯に灯がともされ人形達が照明の光で浮かび上り
高さ15mの山車に飾られた人形たちが武者震いを始める。