1時間ほど繰り広げられた夜空に彩られる花火によるショウは、いつものように感動の締めくくりを用意してくれている。
次から次に打ちあがる尺玉が、首の角度を更に上へ上へと向かわせる。
しばし、繰り広げられるショウタイムに歓声と拍手が沸き上がる。
いつものようにこの夏の締めくくりにしては、ちょっと遅い花火の大輪が開いた。
順延されたおかげというのか、秋に入り見るにはしのぎやすく空気も幾分澄んで花火がより美し感じた。
大会開催中ずーっと放送されていた。「明朝、清掃を行いますので都合のつく方は軍手を用意してお集まりください」というアナウンス。
しつこいぐらいに放送されるには、それなりのわけがある。
当日はたくさんの露店等が出るので、当然のように心無い連中があたりかまわず食べ散らかしていく。
次の朝、小雨の降るなか大勢の人が賑わった祭りの後始末をしていた。
ほんの一握りの不行儀の連中が残したゴミは、ポリ袋がいくつもになりトラックに積まれていた。
レジ袋を持参して持ち帰れば、多くの人がゴミ拾いに費やす気分が悪い日曜日を過ごすこともなくなる。
ゴミは自宅のゴミ箱へゴミ箱はIKEAでも行けば売っている。