耶馬渓の紅葉もそろそろ見ごろを過ぎ、このところの風雨で落葉を急いでいる。
耶馬渓町にある御霊のもみじは、JA中津下毛耶馬渓支店の裏山の神社周辺の紅葉を指している。
日当たりがあまり良くないためか、周りの紅葉に遅れるように色を纏うという。
行ったことがなかったので、一度訪ねてみたいと思っていた。
JA耶馬渓支店の手前に御霊のもみじと、白地に赤ペンキで案内が書いてある。
神社の下のほうに、乗用車10台ほど停められる駐車場ができていた。
今年の秋は一度冷え込んだ後に暖かくなり、更に雨風がお日様と交互に訪れたためかまだら模様の紅葉だった。
階段を登り切ったところに神社があるが、境内の大イチョウも葉をすでに落としていた。
それでも、これを目当てにカメラマンが集まるという階段の落葉は見られた。
イチョウの黄色が主張が強すぎ、モミジの赤が遠慮がちに混じっていた。
誰も拾うことがないのだろう、ギンナンの実を踏みしめながら
その度に立ち上る強烈な臭いに閉口しながら、踏みしろの小さい階段を滑らないように上がった。
まぁ、それでも見に来たかいはあった。