鶴見岳の山上駅を降りたところにある広場に、大温度計が設置されている。
水銀柱は0度を下回り氷点下3度を示していた。
確かに建物の外に一歩出ると、風は弱いものの一段と寒さを感じた。
霧氷を期待したが、山上駅の周りは厳しい寒さを乗り切るために、スリムになった木々の貧相な姿ばかり
東側の眼下には、別府の街が広がり目を180度転じれば九重の山並みが望める。
折角だからと鶴見岳山頂を目指した。
途中でわずかばかり残った霧氷の残骸を所々でみることができた。
山頂付近で工事のために、誘導をおこなっていた関係者に尋ねたところ
朝一番のロープウエイで上っていれば、ろうじて霧氷が見れたらしい。
日差しを受けてみるみるうちに溶けていったのだろう。
まぁ、そんなもんでしょう。
下りでも野生のシカが、がっかりせんでまたこんねと見送ってくれた。