呑山観音寺は篠栗八十八カ所霊場の第十六番札所である。ご本尊は千手観音で駐車場の先の奥まったところにある。
呑山観音に行くときに顔を出すのは、ほとんど第三十六番札所で観音寺の塔頭である天王院である。
ここには波切不動明王がおれれる。ここのモミジが目当てで、季節折々に線香をたてに行く。
週末だったのと秋の参拝と紅葉見物で、10時前だというのに広い駐車場は車で埋まっていた。
いつもはガラーンとしているのでびっくりした。
天王院のモミジは、数日前の風と雨で上の方の葉がかなり落ちていた。
それでも日の光を浴びて、葉の赤い色素アントシアニンがいっそう最後の輝きをみせていた。