焼き物には詳しくないが、磁器の有田焼や伊万里焼の名前ぐらいはわかる。
かなり昔に、渋滞の道に音を上げながら有田の陶器市に行ったこともある。
余りの人の多さにうんざりして、その後その時期には足を向けたことがない。
それでも、近くを通ると三川内焼や伊万里焼の窯元を覗いてマグカップや茶わんを買ってくる。
磁器の透き通るような白さと、薄い割に強のが気に入っている。
伊万里焼の郷を尋ねた折に、足元にいたネコがあれよあれよいう間に屋根に上った。
声をかけてもこちらには関心を示さず、何かをじっと見据えていた。
焼き物の里でも招き猫の焼き物はよく見かけるが、豚好きなオレはついついコロンとした豚を探してしまう。