天岩戸神社から川に沿って10分ぐらい、上流に向かって歩くと大きな洞窟が目に入ってくる。
大きくえぐられたような洞窟には、お社が祭ってあり周辺にはたくさんの石が積まれたいる。
天照大神が岩戸に隠れられこの世が暗黒になった折に、八百万の神々が集まり相談をされたといわれている。
賽の河原の積み石は、親より先にこの世を去った子供が石を積んで成仏を待つといわれている。
地蔵菩薩信仰から始まったことだといわれているのだが。
鳥居に地蔵菩薩と八百万の神と仏教が、この洞窟の中で異彩を放っている。
明治維新までは、神様も仏さまも同じ場所に仲良くおられたのだから不思議なことではない。
多くの石が積まれたことで、洞窟が神神しく見えるのは単なる気のせいだけなのか。