ヒヨドリは日本を含む東アジアに生息をし、公園や野山でも見ることができる。
春や秋になると寒地から暖かいところへと移動をする。
4月になると、九州から本州へ渡るため関門海峡を、集団で飛行するヒヨドリを見ることができる。
門司側に集まったヒヨドリは、数百羽から千羽を越える塊となって海峡を突き抜ける。
この渡りを天敵のハヤブサが襲ってくる。
襲われるのを防ぐため、海面すれすれを飛ぶヒヨドリに大型船が接近する。
龍の渡りとも呼ばれるこの渡りと攻防は、例年4月の中旬頃になるとみられるという。
渡りの前の体力づけなのか、せっせと菜の花をついばんでいる。
がんばれヒヨドリ・がんばれハヤブサ