海の中道海浜公園でも近頃、外国の観光客を多く見かけるようになった。
福岡市内で外国から来た知人を、見るものとして案内できるようなところは意外と少ない。
大濠公園、福岡タワー等は規模からいっても、いまいちインパクトに欠ける。
櫛田神社や東長寺などの寺社仏閣になるが、相手がそれらに興味がないと市内観光は諦めざるを得ない。
太宰府天満宮や少し足を延ばして柳川川下りになる。
更に湯布院、阿蘇の景気を眺めるとなると、泊まってゆっくりとしなくてはならない。
戦後は米軍基地だった海の中道海浜公園は、広大な敷地を有している国営公園である。
シンガポールにあるマンダイ・ズーは、年間140万の人が訪れる観光拠点になっている。
そこまで期待しないが、世界規模の動植物園でもできれば、一日過ごせるのだがとついつい思ってしまう。
人の財布から金をかすめ取るような、カジノなんぞに現を抜かすよりも親子連れで楽むことができはなはなだ健全ではある。
それはできないだろうから、せめてネモフィラが咲く花の丘がもう少し起伏に富んでいればいいのだが。