300年の歴史を持つ小友祇園祭 は、高さ15m程の飾り山笠が海を渡ることで知られている。
今年は休日にあたったため、山笠に参加をする人数も多かった。
それにましアマチュアカメラマンの数も例年の倍を超えていた。
祭りは出る人も祭りをまわりから見物する人も、多いほうが活気があり俄然盛り上がる。
もちろん山笠は神事なのので、見る方も一定のルールが必要になる。
小友山笠は山笠が高いためなのか、人形を四方八方からロープを引いて安定させている。
山笠を担ぐ人たちにある程度寄って、写真撮影しても地元の方は鷹揚に許してくれる。
しかし、山笠に気をとられあちらこちらに、飛び交うロープに気を配る必要がある。
ロープに絡まないようにしながら、山笠の担ぎ手と息を合わせて撮影させてもらう。
これがまた面白くて一体感があっていい。
神事では、米と塩が担ぎ手に撒かれ山笠の無事を込めてお払いが行われる。
神事が終わると、山笠が狭い路地を屋根よりも高く動き始める。