2016年の暦の残された日々が少なくなり、寒さが一段と厳しくなる頃に
糸島市白糸にある熊野神社で、五穀豊穣を願う寒みそぎがおこなわれる。
熊野神社がある白糸地域までは、有料道路を使えば福岡市内からでも、1時間もかからずに着くことができる。
今年の祭りは、17日の深夜から日にちをまたいで行われた。
この日も冷え込み、車の外気温メーターは4度を示していた。
夜空にはまるで星が降ってくるかのように、たくさんの星たちがきらめき冬の星座オリオン座もくっきりと見ることができた。
午前0時を過ぎしばらくすると、越中ふんどし姿の男たちの一団が現れ。
川付川の禊ぎ場へと、次々となだれ込んでくる。
「オイサ・オイサ」の掛け声とともに、厳冬の川へとなだれ込んでくるそして男たちの禊ぎは始まった。