九重町内を走る国道387号を走っていると
この日、晴れたり曇ったりを、繰り返している雲の間から日差しが落ち
校庭と思われるグランドの片隅にある、大きなクスノキを照らしていた。
ブランコのそばにぽつんと立つ大イチョウ
あまり広くはないグランドの1/4ほどを、黄色い絨毯にかえていた。
休日で当然休校である学校の敷地に、一応すみませんと断りながら下り写真を撮らせてもらった。
まるで子供が遊んでいるように、ブランコが大きく揺れる。
長い年月の間、子供たちの成長を見守ってきたのだろうが
雷や強風で自らを損なうこともなく
すくっとたつその姿は、美しくもあり気高くもある。