女や酒よりサイコロ好きで すってんてんのあのじいさん、あんたこそが正直ものさ
この国ときたら 賭けるものなどないさ ・・・・・・・・・
吉田拓郎作による落陽の歌詞の一部である。
この歌、ハードボイルド感にあふれている。。
ふと、このような人生を送ってみたいと、この歌を聴くたびに思ったことがある。
しかし、毎朝、玄関で靴に足を通し、駅に向かっている頃には、
すっかり牙を抜かれ、変わらぬ風景の中を歩いている。
それでも満たされない気持ちは、カバンの中の文庫本でハードボイルドな世界をかけている。