久々の雨が上がりの朝、窓を開けるとワシワシワシと待ちわびて居たかのようなクマゼミの大合唱
まだ本調子ではないものの、改めて暑い夏が来た事を認識させられた。
九州自動車道を福岡市から南に下ると、20分ほどで基山SAに着くのだが市内では雨が降っていなくても雨や雪を見ることが多い。
脊振山系から湧き立つ雲が、ここでいち早く雨や雪を降らせる。
雨雲は風の向きで東や北東に流れ、時として大雨を降らす。
過去にも博多駅が2度浸水した豪雨災害も、太宰市、飯塚市から北九州市へと向かう雨の道で積乱雲が発達を重ね浸水被害を起こしている。
今回は風向で朝倉市、日田市に甚大な被害を出すことになった。
記録的な集中豪雨となった5日も、レーダー雨雲の赤い部分が朝倉市に居座り九州電力が公表している
落雷情報でも赤い三角のマークが、朝倉市付近に集中して見られた。
1時間に100mmもの雨が降ると、土星流災害の危険度がいっそう増してくる。
小さな沢筋にも降った雨が集まり、崩落した山腹が土石流となって谷を下る。
更に雨が降り続くと沢筋だけではなく、至るところで山腹崩壊が起こるようになる。
温暖化の影響なのだろうが、よく例えられるバケツをひっくり返したような雨が降る。
過疎化していく集落で、働き手は外に出ている時間にこのような事態になった場合の避難体制は、今後の課題のひとつとなった。
見慣れている国道386号朝倉IC付近の、被害状況を目にすると心が痛む。
先日訪れた三連水車大丈夫かと心配していたが、小枝やゴミを被っていたが三基とも健在だった。
当面慌ただしい日々が続くだろうが、必ず時間が解決してくれる。
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