おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

My house 《篠栗町萩尾》

2019年06月10日 06時37分59秒 | 日記

何やかやと雑事に追われ、気が付いたら雨の季節になっていた。

今年は例年になく暑くなるのが早く、この季節にしてはちょっと体を動かすと汗がにじんでくる。

久々にカメラを持ち出して、篠栗町の山あいにアジサイの花を見に出かけた。

毎年この時期のお目当ては、アマガエルの子供たちなのだがアジサイの葉の間を目を凝らして探しても見当たらない。

花が咲くのももう少し時間がかかりそうなので、まだ田んぼの中で水に浸かりのんびりしているのかもしれない。

バッタの子供たちは、アジサイの葉に守られすくすくと育っていた。


2019 まるで記念撮影をしているように  《福岡市東区筥崎花庭園》

2019年05月02日 06時41分42秒 | 日記

雨模様の天気なのにご苦労なこっちゃ、重そうなカメラ持ってるからみんなを撮ってくれろと

ワイワイガヤガヤと賑やかしい。

どれどれ撮ってやるから右端の俯いている君、こっち見ろと声をかけたくなったしまう。

ファインダー覗いていると、たくさんの視線を感じるように感じてしまうのは単なる思い込みののか。

こちらはアジサイの葉影から、こちらを伺っているハナアブがいた。

体が温まらないのか、なかなか飛び立とうとしない。

こちらは腕がだるくなるほど、カメラを構えて睨めっこをしている。

こりゃ持久戦だな、そう思って邪魔にならないように園路に三脚を据えた。

待つことしばし、ちょっとだけ飛んでやるわとばかりに飛んでくれたのだが

こちらが狙ったシャクヤクのシベには近づいてはくれなかった。


2019 シャクヤクの花が水滴をまといひっそりと 《福岡市東区筥崎花庭園 》

2019年05月01日 06時51分40秒 | 日記

このところ梅雨空を思わせるような雨模様の日が続いている。午前中雨が止んだので筥崎花庭園を覗いてみた。

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」という故事がある。

花に例えて、女性の美しさを表現したものといわれている。

花王、花神と最上の花といわれるボタンの花は、大ぶりで絢爛豪華な佇まいがある。

シャクヤクは花こそボタンの花を一回り小ぶりにしたものの、すくっと伸びる姿勢に凛とした美しさを感じる。

ボタンの花は終わりを迎え、シャクヤクが見頃を迎えていた。


2019 樹齢800年の大藤が辺りに甘い香りを漂わせ 《佐世保市小船町藤山神社》 

2019年04月25日 06時46分29秒 | 日記

佐世保市にある藤山神社のフジの花を見に寄ってみた。

昨年は大村ツツジ園のシバザクラが見頃だった頃に寄っみた


ら、ここのフジの花は見頃を過ぎていた。

今年は神社のノダフジは見頃前で、房の上の方だけ藤色の花を咲かせていた。

一角にある白いフジは見頃を迎えていて、神社付近のクマバチが一堂に会しているのではないかと思えるほど羽音をたてていた。

先ずは刺激しないように顔を近づけ、お前なんかに構ってられないと相手にされないのを見極め

広角レンズでグイグイと寄っていく、グラマーな後ろ姿は撮れるのだがカメラ目線となると難しい。


2019 一面を覆う色とりどりのシバザクラ 2  《長崎県大村市松本ツツジ園》

2019年04月24日 06時41分56秒 | 日記

園内の芝桜は見頃を少し過ぎて、色が褪せ始めているとこもあった。

例年に比べると花をつけていない、緑の葉だらけのところがけっこう見られた。

園の関係者の方が通られてので、今年はすこし咲がよくないですねと尋ねると

そうですね、今年は暖かい日が続い影響でしょうかねと教えてくれた。

地球温暖化の影響は、動き回ることができない植物にまず現れるといわれている。

植物が地上に上陸して5億年、これまでにすざましい進化を繰り返しながら

激しい生存競争を続けてきた。そこには淘汰されたものと、生き延びてきたものとが地層に刻まれて今に残る。

その間地球温暖化も繰り返し起こり、生物は破局的な絶滅を数度繰り返しながらもしぶとく生き延びてきている。

地球誕生の46億年間のタイムスケールで考えると、人類の今は数秒にも満たない刹那でしかない。

今起きていることは、自然由来の温暖化では説明できず

産業革命以降の人間の活発な活動で、生じているものではないかといわれている。

それでも、春になるとひっそりと花は咲き散っていく。