「明日百より、今日五十」
明日もらえると約束した百両よりも
今すぐもらえる五十両を受け取るほうが
確実でよいということから
未来などどうなるかわからないのだから
わずかでも現実に得られるもののほうがよいという意味があるらしい
「ガチャ萬」:(織機を)ガチャンと織れば万の金が儲かる」
1950年頃には繊維、紡績系の業種が大変儲かった時代があったようである
さて、この話を業界紙に連載していたのは1979年から1982年
当時は自動車・保険業界が伸び盛りで
繊維は斜陽業種になっていたのかもしれない
しかし、20年30年後には「よう儲かるようになる」はず.....
と締めくくっているが
あれから約40年
「う~ん」
自社に置き換えるとその実感はまるでない
しかし、従来のアパレル業界は低調でも
ZOZOTOWNやユニクロは業績を伸ばしている
繊維でも、衣料品・寝具等は輸入品にやられ
伸び悩んでいるかもしれないが
炭素繊維つかった自動車部品などは調子が良いのかもしれない
そういった意味では
(儲かる仕組みや技術を持てば)「よう儲かる様になってまっせ!」
は当たっている
従来の商品・今までと同じ販売方法を踏襲していても
再び脚光を浴びる程の成長があるはず!
とは言っていない....
儲かりそうな業態に職種を変えたりせず
足元をもう一度見直し
今日できる事を精一杯行い
その中から、20年後30年後の未来を
作って行きなさい!
そういう教えと解釈した