あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

母を想う~母の誕生日に~

2019-02-13 21:22:01 | Weblog
今日は、母の誕生日です。

朝、出勤前にお花はないかしらと庭を見渡し、白椿のつぼみと金柑の実を花瓶にさして、手を合わせました。

子どもたちに「今日はおばあちゃんの誕生日だよ。1915年生まれだから104年前だね。おばあちゃんがいて、みんながいるね」と家族ラインをしたら、3人の子どもたちから次々に「おめでとう」とメールが届きました。

天国の母はどう思ったかな。
だって、天国だものねえ。
なんだこりゃと笑ったかしら。それとも、目を細めて喜んだかな。

でもね、私の産後はもちろん、3人の子どもたちの面倒をよくみてくれたし、今でも温かく子どもたちや孫たちを見ていると思う。
そして、守ってくれていると、とっても思う。

私は毎日母を想う。

不思議よね・・何かの折に母が浮かぶ。

今日の金柑だって母が金柑漬けをしてくれた。金柑の甘露煮。風邪にいいからと・・・。
家にはおいしい金柑の実がなる木があった。だから、横浜の我が家にも金柑を植えたのよねえ。

で、帰りに母の好きだったお寿司を求めてお供えした。
本当は作ればいいのだけど、仕事帰りの私には無理で、まあ、母ちゃんも許してくれるでしょう。
「いいよ、いいよ。のりちゃん、ありがとう」ってね。

こんな感じ。



そして、ついでながら、夫に買ってきたこれもひとつお供えしました。




水泳、バレーボール、卓球、テニス、走ること、スポーツはなんでもござれ。
特に数学がよくできていたという。得意だったのかな。
短歌も詠んでいたし、とにかくいろんなことを知っていた。

女子師範学校時代なのか、関西、関東と修学旅行で来たという。長期間だったみたい。

だから、こちらであちこち行っても母はよく知っていて、説明してくれたものだ。歴史もね。
いつもすごいなあと思っていた。

泥棒は物は盗めるけど、その人の得た教養は盗めない。だから、勉強しなさいって言っていたっけ。

母ちゃん、お誕生日、おめでとう。
いつも守ってくれてありがとう。

これからも天国で楽しく過ごして、私たちを見守ってください。




コメント
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