~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

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ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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う巻き卵

2008年11月08日 | クッキング
甘ーい味付けのうなぎに出会ったら、う巻き卵にします。



甘辛しょうゆ味っていうのかな。これには、本当に卵が合いますね。
照り焼きだれでも、すき焼きだれでもなく、すっきりした上品な甘さがいいですね。

卵はふっくら焼いて、うなぎも柔らかく、ふわとろっといった食感が最高ではないですか!

鉄分強化して、元気元気!
立冬を向かえ寒くなってきますが、美味しいものをたくさん食べて
体の中はいつでも温かい冬にしましょうね


さてさて、今年のワインはどうでしょうね。
解禁日が待ち遠しいわけではないですが、11月の第3木曜っていうのがなんかいいです。
冬の初めにゆっくりワインと美味しい料理って感じがします。

ボジョレーは、誰でも買いやすいですしね。お値段もお味も。
でも、お料理は少し個性的な味の方がいいですね。
ワインが軽めなので、バランスで。

う巻きとワインってなかなか合うんですよ。
まったり味わったら、すっきりワインをひと口含むのです。

そろそろ美味しいチーズも仕入れておきますか・・・
駅ビルでよくみるチーズ王国さんのゴルゴンゾーラ、苦手な人でもあれ?と思う美味しさです。
ボジョレーヌーボーには相性がいい予感です。
あくまでも予感ですが・・・。




お知らせ

2008年11月07日 | おはなし会・語りの会
立川市若葉町にある
俳人石田郷子さんの骨董・カフェ「椋」(http://cafemuku.blogspot.com/)に

手作りの囲炉裏ができました。

そのお披露目もかねて、囲炉裏を囲んで「冬のお話し会」が開かれます。
ストーリーテラーは私、八重幡典子です。


和風木作りの落ち着いた空間は、すべて、ご主人のぜんさんの手で2年がかりで生まれ変わった空間なのです。

  

門、玄関、床、壁、窓枠、照明、本棚、水回りと、本当に隅から隅まで全て手作りです。

素敵な佇まいは、俳人石田郷子さんの世界のひとつでもあります。
とっても居心地良くて、私の世界でいえば、一度入ると、しっくりして、さりげない演出が其処此処に散りばめられた、
小粋な洒落感たっぷりのすずめのお宿のようです。

照明は、アンティークなシェードに、ぜんさん手作りの流木と和紙のランプの灯り。
骨董品の小物がきれいに並べられ、時間を忘れてしまいます。

まるで、セットを特別に作ってもらったかのようです。
ここで語るのです。楽しみです。
ぜひ、「椋」にお越しいただいて、その趣を実際に見て、味わってくださいね。

詳細は後日。
日時を先にお知らせいたします。
12月16日(火)18時~です。

12月ですから外は寒いです。
でも、「椋」の中は、囲炉裏の炭の温かさと憩うみなさんの温もりでぽっくりするはずです。

年末に向けて忙しくなる時ですが、暫し、ゆっくりと寛ぎながらおはなしの世界を楽しんでくださいね。

お会いできますことを楽しみにしております。



日本橋図書館絵本講座⑥

2008年11月06日 | 講座・研修会(保育士研修等)
6回目の今日は、「心のゆれを絵本にして」講師は、絵本作家のかさいまり先生です。

 『ぶひぶひこぶたものがたり』

私たちがおばさんぶた、おねえさんぶたになって、ぶひ、ぶひ、って声を出しながら一緒に読みすすめてくれました。
お母さん豚の優しい眼差し、本当に甘えたくなってしまうのです。
かさい先生の高くて優しい声がとっても柔らかに響きます。

今日読んでくれた絵本は、もちろん、みんな、かさい先生の作品です。
絵本ひとつひとつにオリジナルの音楽CDがあり、音楽付で読み語りしてくれました。
先生が実際読むと、本当に真っ直ぐ想いが伝わってきます。
どんな想いで描いたのか、編集者の方と考え考えして練り上げて作る過程もお話ししてくれました。

絵本に登場させるキーマンの意味は、人の出会いは人生の岐路。
出会いはひとつひとつ大切にしてほしいというメッセージ。

先生が読んでくれた『ぼたんちゃん』まだ、ハードになっていないそうですが、私はとっても好きだなぁと思いました。
早く、本屋さんに置かれるようになることを願っています。

かさい先生の作品を読む時は、今日のことを思いながらやさしく読みたいです。
心のゆれを感じながら。

声を出す朝

2008年11月06日 | クッキング
フランスパンをやや厚切りにし、卵と牛乳にたっぷりひたし、
バターで焦がさないように、でも、カリッと焼く。

フレンチトースト


声を出す日は、バターが良いとか、朝からステーキとか、声楽家の方の教え。
喉の潤いには、蜂蜜とも。

今日は、朝からおはなし会です。いいことはやってみよう!と、
フレンチトーストを作りました。

とにかく、朝、しっかり食べないと声はでません。
お腹に力も入りません。

久しぶりのフレンチトーストは美味です。
蜂蜜を食べたら、確かに喉がいい感じ。

さあ、今日は、5年生の学年訪問です。
プログラムは、

宮沢賢治『どんぐりと山猫』『よだかの星』

その後は、日本橋図書館へ直行です。
かさいまり先生の絵本講座です。
しっかり勉強してまいります!

オバマ大統領誕生

2008年11月06日 | 日々徒然
アメリカに黒人の大統領が誕生しました。
喜びと感動を胸に涙を流した人の数は計り知れないでしょう。

この歴史的な事実に、誰もが思う人がいるはず。
人種差別なき人間愛を説き続け闘ってきた「キング牧師」のことを。
有名な演説『私には夢がある』そのものが浮かんできた人もいるでしょう。

私が生まれた1968年に凶弾に倒れたキング牧師。39歳の無念の死でした。
現在オバマ大統領は47歳。
45年かけて、オバマ大統領はその志を受け継ぐべく育ち、今、この時がきたのかなと思うのです。

アメリカは、待ち望んでいた希望の光を見たでしょう。
困難なことは山積みでも、一歩が踏み出せたのだから、
やっぱりすごいことが起こったと思うのです。

「ひとりひとりが自由・平等・愛」の中で守られ、生きることができる「平和な国」を作ることは、誰もが願うことなのに、毎日祈っていることなのに、とても難しい。
この地球がひとつであること、みんな等しいひとつの命、大事な命だということを、深くわかりたい。
自由、平等の本当の意味を深くわかりたい。

みんな手をつなぎ、支えあい、仲良く生きる。
私は小さくて、何の力もないけれど、これだけは願います。
子どもたちに胸の奥で感じてほしい。
草も花も、小さな虫も動物も、みんな命があって、
このひとつの地球に仲良く優しく一緒に生きていることが
とても幸福で平和だということを。

私は、絵本を通し、童話を通し、そのことを祈りながら語っていくのみです。

黒人の大統領が誕生しました。
それは、私にもとても感動的なことでした。

三連休の後は

2008年11月05日 | クッキング
あちこち出掛けて、いろいろ食べたので、整腸のために
今日は、おなかにやさしく栄養豊富な玄米のお粥です



本当に胃に染み渡る美味しさです。
甘くてほんのり香ばしいような。
少しお腹が重いなとか、胃が疲れてるかなと思う時には、
玄米粥を食べると、まるでお薬のようにすっとして楽になります。
玄米を食べた時は、たんぱく質はとらず、少しの野菜とお漬物くらいにします。
翌朝は、りんごです。
バナナは、あまりおすすめではありません。南国の夏の食べ物ですから。
今は、りんご
食物繊維とビタミンですっきり快調です


ここ二、三日で庭の「さざんか」が咲き始めました

 北側のせいか、この辺では一番遅く咲くのです。

でも、このさざんかが咲くと、もう寒ーいぞーって、体が反応してしまいます。
冬への準備を始めてしまい、コートを着る合図のようになっています。

もうすぐ立冬だもの。
冬支度にかかってもいいですね




旅立ち壮行会

2008年11月04日 | 日々徒然
「ハンジュクさんは ある日 旅にでることにしました」は、
大好きな『とさかにごはん』の書き出しでありますが、

私のハーモニカの先生でもある、ハーモニカプレイヤーの田中光栄さんが明日、世界一周の旅にでるというのです。

壮行会に参加しました

 左から2番目が光栄さんです。
 光栄さんを囲んで、バンドのメンバーの方、音楽仲間、友人と楽しい輪が広がりました。
みんなが光栄さんの旅の夢や熱い想いを聞き入ったのでした

光栄さんは今回、アフリカから回り、現地の子どもたちとハーモニカ教室をするため、120本のハーモニカをプレゼントするのだそうです。
光栄さんの優しいハーモニカの音色に、アフリカの子どもたちもきっと笑顔するでしょうね。
楽しい幸せな時間を過ごしてほしいです。

終わりに、光栄さんが心をこめて
♪「What a wonderful world」を吹いてくれました。
聞き入ってるの図。 じーんときて涙がでそうでした。

誰しも、この曲で何か思い出や感じることがあるのではないでしょうか。
私もその一人です。

私は、光栄さんに「ふるさと」と「チューリップ」は必ず吹いてね、とリクエストしてしまいました。
「ふるさと」は日本の歌。「チューリップ」はとっても平和な優しい歌。
光栄さんは、光だけに「キラキラ星」も吹くよ♪と言ってました。
そうなのです!光栄さんが吹くと、ものすごいキラキラ星になるのです。満天の星空です

光栄さん!たくさんの子どもたちに明るい光放ってくださいね。
光栄さんの願いが実を結び、元気で、よい旅になりますように。


私も帰ってくるまでに、少しでも上達しなくちゃ。
練習がんばろうっと


天下市!

2008年11月04日 | 日々徒然
文化の日、国立の街は、市民祭「天下市」で賑わっていました。

大学通りは歩行者天国。
車道から見ると、いつものお散歩コースもちょっと違ってみえます。

エイサー好きなんですよね~
そのリズムも、太鼓を打って踊る姿も、躍動的でなんともいいではありませんか

 思わず掛け声もかけちゃいました

お祭りといえば出店。
大学通りの歩道には、出店がぎっしり並んでいました。

いい匂いには見向きもしないのですが・・・
これだけは買ってしまいました。

わたがし~~

大人だって食べていいんですよー。
ふわふわ雲みたい。お口に入れると甘ーくて、しゅしゅしゅしゅしゅ~~ってとけていくのが小さい頃から大好きです
お家では作れませんし、たまにのことですし、それに、原材料はざらめだけですもの。安心です。
砂糖菓子はお菓子の基本。父がおやつに時々カルメラ焼き作ってくれたのも美味しかったなぁ~

 歩行者天国の真ん中で美味しくいただきました

小江戸川越で賢治と会う

2008年11月03日 | 日々徒然
川越市立美術館に行ってきました。


絵で読む
宮沢賢治展 賢治と絵本原画の世界
10月11日(土)~11月24日(月・振)

宮沢賢治の作品世界を2部構成で紹介しています。
第1部では、宮沢賢治の直筆原稿、書簡から、賢治の生涯と人となりを振り返っています。
小学校6年生の作文帳があり、長く見入ってしまいました。
「古校舎をおもふ」と題された直筆の作文です。
表紙には「?名作集?」と落書きがされています。
賢治の子ども時代の姿がふっと浮かんできました。

私が小6といえば、『風の又三郎』が大好きになって、賢治の童話を夢中で読み始めた頃です。
その頃の読書感想文はほとんどが賢治の作品です。
賢治の真似をして、『風の林太郎』という童話を書いたこともあるくらいです。
どれも、母が残してくれていますが、今では、とても紹介できるようなものではない恥ずかしい内容ですが、やはり懐かしい思い出です。
賢治に手紙を書いているつもりでいたのです。賢治の描いている世界が私の住んでいた田舎の町にはあったのです。
野道も林も山も川も、なにより、お百姓の町でした。どの作品の主人公にもなれたのです。
昔は、かわいかったですね~~

でも、その時の純粋な感想は今でも残っていて、私が賢治の作品を語る時、またその後のおはなしは、その頃の想いのままのような気がします。
だから!特に小学校6年生訪問には力がはいってしまうのです

直筆の原稿はとてつもない喜びと感動を与えてくれました。
今では世界的な名作になっているほとんどのものが展示されています。
妹トシの死に寄せた『永訣の朝』『春と修羅』『無声慟哭』などの原稿は賢治の悲しみが伝わってきて胸にぐっとくるものです。
『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』『よだかの星』など実際語ってきている作品はその字からも賢治の想いを受けとめたい気持ちで一字一字読んできました。
そして、実物の「雨ニモマケズ手帳」です。
立ち止まり、繰り返し心で語りました。

賢治の水彩画「日輪と山」は、賢治の信仰、祈りが込められているかのように、線も色も淡く優しかったです。

第2部では、約45人のアーティストによる、宮沢賢治の童話や詩のイメージを描いた絵本原画や絵画作品が展示されています。
一人一人の賢治作品の表し方は実に様々です。それらを見ることで、さらに賢治の奥深さ優しさを再発見するように思いました。

ぜひ、皆さんもこの賢治展に行ってみてくださいね。
賢治の魅力だけでなく、今、生きて、何を思ったり何を大切にしたりする自分がいるのかをもう一度振り返るような、静かな時を得ることができるように思います。

もうひとつ、小江戸川越の散策も楽しいですよ。合わせて、一日ゆったり巡ってみてくださいね

 巡回バスで美術館に行きました ゆっくりゆっくり。
 
空の下での「蔵の街」「菓子屋横丁」巡りは、にぎやかな情緒があります。

駄菓子屋さんに立ち寄ったり、 お芋のお菓子や焼きせんべいを食べたりぶらぶら歩き、「時の鐘」に耳を澄ましました。


古いものばかりが好きなのではない。良いのではない。
でも、確かに今、此処にはないものだから。
懐かしい香りが嫌いなわけがない。
歩こう、たくさん歩こう。
風にふれよう、そして楽しもう

映画「おくりびと」

2008年11月02日 | 創作
1日なので、映画を観てきました。
今日は、久しぶりの邦画で、「おくりびと」。
納棺師のおはなしです。
いい映画でした。

山形県酒田市の風景、チェロの音色が、優しくこの映画を包んでいました。
納棺師は、この世の最後の肉体の姿を、棺に納める仕事。
死は誰にでもやってくるもの。ある日命が途絶える。
その姿を静かにきれいに整えてくれる人。
いつか私も会う人たち。
その納棺師の役は本木雅弘さん、上司は山崎努さん。
人々の心の揺れや、変化を静かにゆっくりと描いてありました。

愛する人には、最後まで優しくありたい。
生も死も生から死まで、その人の人生だから、最後まで優しくありたい。

それにしても、本木雅弘さんは素敵な演技を見せてくれました。
手さばきが、とても優しくて、その温もりも伝わってくるようでした。
深く深くこの作品と向き合っていたのだと思います。


「手」

生きている時も死ぬ時も
手は、優しく触れるもの

手を凶器にしたら絶対にいけない
手は、心が伝わるものだから
決して、乱暴にしたらいけない

優しい手にしよう
手は、心も体も癒せるもの

心をこめて祈りをこめて
黙っていても響いてく
手から溢れる想いが
一番素直な
本当の想い

言葉はいらない
優しい手になろう

(11月1日 典子)