今日は、新狭山保育所にて公開保育研修でした。
昨年の狭山市保育士研修の実演篇とでも言えるでしょうか、
今年は、私のおはなし会の様子を直に保育士の方に見ていただいて、そこから研修していくスタイルになりました。
参加保育士の方は、毎回10~20名です。
今日の研修のクラス分けは、
2,3歳児(30分)、4歳児(45分)、5歳児(45分)のグループでした。
最初のミーティングで、保育士の方からの熱いリクエスト、
「どのクラスにもおだんごパンをいれてほしい」ということでした。
それはお約束して、あとは、子どもたちの様子で自然な流れでいきます。ということで始まりました。
わらべ歌・手遊び・歌遊び・絵本(2~3冊)・素語り『おだんごぱん』の他に、
あやとり遊び(ストーリー仕立て・見立て遊び)・小道具(手袋人形)遊びもしました。
歌や絵本の選書は、季節感、年齢、身近に見る生き物、などから選びました。
ちょっと紹介します。
『けろけろころろ』
この季節にいいですね。
かえるの鳴き声がい~っぱいです。絵も美しく、静かな池に住むかえるたちの声がたくさんこだまします。
子どもたちは、私の声につられて、どんどん声を出していきます。
かえるの大合唱!とっても楽しいです♪
『へんしんねこ』
くろねこちゃんの体が、のびちゃいます!!
いろんなものに変身して、お家の人たちと遊びます。
最後は、黒猫ちゃんの枕で、みんな寝てみましたよ。
みんなこてっと頭をもたげて、とってもかわいかったです!
どのクラスも、それぞれに意識しているポイントはありますが、
共通しているのは、いつでも、子どもたちの目を見て、返ってくる言葉を十分受け止めて、
そこから流れるように展開し進めていく。
子どもたちと呼吸を合わせ、メリハリをつけて緩急のリズムをつけながら進めていく。
風を送り込むようなイメージで。
始まりの歌から終わりの歌まで、あっという間の45分。
体にリズムとしてしみついているので、いつも感覚的に流れがあり、自分自身はそれに従っています。
心のままに。思いのままに。
さて、美味しい給食をいただいたあと、引き続き保育士研修は、質疑応答。
・切り替えのタイミング
・字のない絵本についての読み方、紹介絵本 『ぞうのボタン』から
・絵本の世界の広げ方絵本『かいじゅうたちのいるところ』から
・参加型の絵本について
・リズムの良いわらべうたについて
など、細かい質問がたくさんありました。
前回の保育士のみ研修の時とは、全く違う刺激的な学びになったとおっしゃってました
先生方から、びっくりしたことと。
・いつもは全然喋れない子どもが、自分の名前を自分で言っていたこと。
・絵本を読むとき、いつも寝ころんだりする子が、ぴんと背中をのばして聞いていたこと。
・特に2歳児の反応がよくてびっくりしたこと『おだんごぱん』
・あやとり遊びで見せた子どもたちのやる気な様子。
「びっくりしたのと同時に、我がクラスの子たちがきらきらかわいく見えました~~」っておっしゃってましたよ
15時まで、しっかり研修。
「今日から変わる!!」って。
子どもたち、最高ね
わらべ歌と絵本とおはなしで、子どもたちと豊かな素晴らしい時間を過ごしてくださいね。
研修会場の新狭山保育所の皆さま
一日お世話になりました。ご準備ありがとうございます。
また、皆さんにお会いできるのを楽しみにしております
やえ