~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

オープン参加!!イベント・おはなし会・ワークショップ情報!!

★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

第19回 火曜おはなし会

2008年11月11日 | おはなし会・語りの会
今日は火曜お話し会。
皆さん遠方から国立まで、毎月楽しみに通ってきてくださいます。



この中に女学校時代のお友達組みが2組いらっしゃいます。
謡、ダンス、エッグアート、コーラス、洋裁、木彫、皆さん多趣味で
笑顔いっぱい本当にお元気です。

この会は、文学少女だった方ばかり。
純文学のリクエストが多いのです。

しばらく童話が続いていましたが、今日は文豪川端康成の『富士の初雪』を朗読しました。
少し前に、古本で購入した短編集『富士の初雪』の初版本です。
いつ、どこで読もうかと温めていたものです。
季節柄、大輪の菊がでてくる『岩に菊』とどちらを読もうか迷いましたが、
11月の物悲しさ、今日の曇り空が、『富士の初雪』の空気感に妙にマッチしているように思われ、少し感傷的な気持ちもあり、こちらにしました。

四章の作品なので、一章ごとにひと口お茶休みをいれながら、ちょうど1時間のドラマを読みました。
一章を読み終えた時、ふいに一人の方から、「なんか、今日の気候、様子にぴったりですね。」と。

この作品は、別れた男女が再会し、二人の間の何か大事なものが、それぞれの心の痛みを、優しく撫でたというような慰めと男女の切ない関係を描いた話といってよいのかな。
川端作品ならではというように、時の流れに伴なう二人の距離感が、心から指先まで響いてくるように繊細でどうしても美しい文章に思えてきます。
短編でも、心情を深く想像する間を静かに私たちに与えてくれるのが素敵です。
昭和27年の作品ですが、とてもその時代に書かれたものではないように思えます。

読みながら心に残ることばというのがでてきます。
 
 「かつて響きたる音、時を経て再び鳴れば、幸ひも悲しみも共に歌となる。」

苦い想い出も、時が過ぎれば美しい愛の思い出になる・・・。
別れも出逢いも知らないうちに繰り返されるものです。
♪「愛だったんだよ そう愛だったんだよ~」
11月はほろ苦いことをほろっと思い出させる月ですよね。
作品の歌子の言葉のように「できるだけやさしい見方をしたいのよ」そんな気持ちになります。

大人の会で、川端などを読むと、いろいろ思いますね。
また、ロマンチックをいただいてしましました


いただいたといえば、美味しいものをお土産に。
大好きな鮭。天然の銀鮭です

 

早速焼いていただきました
 肉厚でふっくらまろやかとっても美味しい

 「ごちそうさまでした。最高においしかったです


第22回 「増田書店おはなし会」のお知らせ

2008年11月11日 | おはなし会・語りの会
赤ちゃんからどなたでも、自由参加の増田書店のお話し会
開催日は、奇数月の最後の日曜日。

 11月30日(日) 11時~です。

 クリスマスの名作「くるみ割り人形」

大好きな大好きなクリスマスのお話「くるみ割り人形」を新バージョンでお届けします!

「♪タンタタタタンタン タンタンタン~」

クリスマスが待ち遠しくなる素敵なお話です。

ホフマンとチャイコフスキーが私たちに残してくれた宝物。
その「くるみ割り人形」を語りの世界でみなさんにプレゼント

クリスマスソングも一緒に歌いましょう
楽しみにしていてくださいね。

寒くなって、お熱をだしているお友達が増えてきました。
寒さに負けない体、乾布摩擦ゴシゴシゴシ

今月は11月と12月のお友達のお誕生会です!
みんな元気で、おはなし会で会えるのを楽しみにしています