~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

映画「おくりびと」

2008年11月02日 | 創作
1日なので、映画を観てきました。
今日は、久しぶりの邦画で、「おくりびと」。
納棺師のおはなしです。
いい映画でした。

山形県酒田市の風景、チェロの音色が、優しくこの映画を包んでいました。
納棺師は、この世の最後の肉体の姿を、棺に納める仕事。
死は誰にでもやってくるもの。ある日命が途絶える。
その姿を静かにきれいに整えてくれる人。
いつか私も会う人たち。
その納棺師の役は本木雅弘さん、上司は山崎努さん。
人々の心の揺れや、変化を静かにゆっくりと描いてありました。

愛する人には、最後まで優しくありたい。
生も死も生から死まで、その人の人生だから、最後まで優しくありたい。

それにしても、本木雅弘さんは素敵な演技を見せてくれました。
手さばきが、とても優しくて、その温もりも伝わってくるようでした。
深く深くこの作品と向き合っていたのだと思います。


「手」

生きている時も死ぬ時も
手は、優しく触れるもの

手を凶器にしたら絶対にいけない
手は、心が伝わるものだから
決して、乱暴にしたらいけない

優しい手にしよう
手は、心も体も癒せるもの

心をこめて祈りをこめて
黙っていても響いてく
手から溢れる想いが
一番素直な
本当の想い

言葉はいらない
優しい手になろう

(11月1日 典子)