~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

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ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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魅惑の天然はちみつ

2010年02月25日 | 散策日記
今日も春本番の暖かさになるそうです。
洗濯日和ですが、風が強いそうなので、風に飛ばされないように気をつけなくてはいけませんね。

昨日、おはなし会の打ち合わせのため、京王線の柴崎で降りました。
初めて降りる駅は、ちょっと楽しい気持ちになります。
街の人たちが利用している小さな商店が気になって、通りを右に左に見て歩きました。
道沿いに並ぶ、八百屋さん、果物屋さん、乾物屋さん、和菓子屋さん・・・と、廂の下にも、色々に置かれていて久しぶりに見る光景にウキウキでした

今日は、ちょっとお店の紹介です。
柴崎駅から甲州街道に向かって歩いていく途中、目に飛び込んできた看板は、

 はちみつ専門店『西村はちみつ』

純粋国産はちみつ、海外のはちみつ、その他、蜜蝋のキャンドルや化粧品類もありました。
国産はちみつは、自家養蜂場で採取した花ごとの純粋なはちみつです。
はちみつは、ひとつひとつテイスティングでき、じっくり味を確かめて好みのものを選ぶことが出来ます。
店主の方のはちみつのお話も一緒にね。
はちみつを採取するのって本当に大変そうです。
大切にいただくちゃなぁと思いました。

私は、はちみつが大好きでして、パンや、紅茶、ヨーグルト、その他お菓子やお料理に使います。
花ごとに味も香りも違うので、その時の気分にあわせられるのがいいですね。

家に常備してるのは国産のアカシア、れんげが多いのですが、今回、その上品な香りと柔らかな味にひきつけられて、購入したのは、フランス産ダマスクローズのはちみつと、ブルゴーニュのラベンダーのはちみつにしました

 お口にふわ~っと癒しが広がります

気分も華やぐようで、バラ、ラベンダーの香りって本当に女性にいいわぁ
と体が喜んでしまいます

朝は、ヨーグルトにローズをかけていただきました

 ローズの花びら味。美味しい

やはり、気分上々

ちょっと口に含むだけでも、喉に優しい美味しさ。
花粉の季節は、喉もがさがさするのですが、
その対策にもよさそうです。

はちみつ好きな方におすすめのお店でした


文学サロン 火曜の会 vol.2

2010年02月23日 | おはなし会・語りの会
今日は、とても暖かでしたね。
第4火曜日午後2時からは、文学サロン火曜の会です。
火曜の会は、読書会と朗読会が一緒になった会なので、
最初の30分ほどは、作品についての解説になります。
レジュメを作り、私の考えや特に好きな場面などもはじめにお話ししてから作品の朗読をします。


今日のプログラムは、
★芥川龍之介作 『おぎん』
★梶井基次郎作 『檸檬』

今回の選書は、先月、太宰の作品を読み、切支丹物の話題になり、芥川の切支丹を題材にした作品を取り上げました。
もうひとつ、志賀直哉作品も読みましたが、その影響を大きく受けていると思われる
梶井基次郎の代表作にしました。

『おぎん』は、隠れ切支丹の親子三人が捕らえられ、磔の刑にされる場面で、棄教するという、胸が打ち拉がれるような苦しい話です。
火曜の会のみなさんも、それぞれの信仰や宗教についてのざっくばらんな感想を言い合いました。

私は、やはり、殉教の里天草での、隠れ切支丹の史跡やたくさんの殉教の話を聞いた取材旅行をしていますので、自然とおぎんの言葉が、様々な話と重なり合います。
役人が、文字の命令だけでわけも分らず、狩のような捉え方で、尊い命を奪う無茶苦茶な弾圧。
それに立ち向かう方法は、ただ殉教するばかりか!
殉教を貫くこと、それが本当の信仰なのだろうかと考えてしまいます。
棄教した、おぎんの心は、天にとどく、太く、力強い、高い塔のようだと思っています。
神のみぞ知るでは、本当に惨いことです。

さて、『檸檬』。
私にとって抽象的な絵画のようだった作品が、読むたびに具体的に活き活きと形作られ、鮮やかに色づけされ、文章に息が吹きかけられるような想いがします。
南京玉の質感、果物屋の店先の香り、丸善の画本の重さ、人の掌の温度、そして、檸檬の色。
なんて、分りやすく瑞々しいのでしょう。
憂鬱という文字がところどころに躍っていますが、この作品を憂鬱だと感じたのは、高校生の時に読んだ時だけです。
檸檬は掌にしっくりきます。いい形です。
適度な固さ、重さで冷たくて気持ちいい。
『檸檬』誰も真似できないなぁ。


次回は3月23日(火)14:00~です。
文学でちょっと楽しいひと時をいかがですか?
参加お待ちしております。



おひなさま飾り

2010年02月22日 | 日々徒然
雨水にはおひなさまを、と思っていましたが、お天気は悪いし、寒いしで延び延びに。
今日は、お天気で暖かくなり、窓を開け放って、ようやくお雛様を飾りました
ほっとした気持ちで、一仕事落ち着きました

 一気に華やぎました

箱を開けると、お雛様の匂い。
お顔を見ると、優しい微笑顔。
ひとつひとつ、丁寧に出して、はたきをかけてご挨拶です。
やっぱり嬉しい雛祭りです。
上機嫌になっていくのがわかります


こちらは、玄関に飾った、千代紙の手作り雛飾り。
高さは、20センチくらいで、小さな段飾りです。

 雪洞は、マッチ棒です。


こちらは、ギャラリーのあるコーヒーショップで随分前に買ったものです。

 ゆる~い感じが好きです。

あっちもこっちもお雛様を飾っております。
お雛様を飾ると、やはり、お花も飾りたくなるものです。
お庭も、冬枯れといった感じで寂しいですが、そろそろ、春色への準備進めたいと思います。

下の娘が「あられは?ひなあられがないよ」とお菓子の心配。
お菓子がなくては、はじまりませんね。
私も、蓬餅や、桜餅を作って、おひなさんと一緒に楽しく過ごしたいと思います

お雛様、本当にきれいです。
うれしい雛祭り


家庭支援センターおはなし会

2010年02月20日 | 絵本とわらべうたの会
回を重ねるたびに、少しずつ輪がきれいに丸くなってきています



「手をつなごう」「むすんでひらいて」~お名前紹介の「このこどこのこかっちんこ」まで、
赤ちゃんたちも、順番を覚えたかのように、落ち着いて、にこにこ笑顔で、お口や手を動かして参加しています。

わらべ歌「おおさむこさむ」~「おせよおせよ」~「上から下から」は、お母さん方もとても上手に歌えるようになり、それに合わせる様に、手を上手に動かす赤ちゃんもいました。
赤ちゃんの1ヶ月の違いは本当に大きくて、1歳過ぎてあんよができるようになると、
もう、なんでもまねっこしようとする力がぐんぐん育っているのがよくわかります。

絵本もしっかり読みました。
『こぐまちゃんおはよう』『おっぱい』『おおきなかぶ』。
『おおきなかぶ』は、お母さんにも一緒に掛け声をかけてもらい、赤ちゃんをゆすったり、ポンポンしたり。
赤ちゃんもリズムに心地良さそうで、最後まで楽しそうでした

会の最後に、今日は嬉しい
誕生月の女の子が二人いました。
1歳です
みんなで「ハッピーハッピー」を歌ってお祝いです。
「年の数だけ手をたたこう ハイ!」でパチンと1回手ばたきです。
気持ちよく決まりました
元気にすくすく育ってね

そして、嬉しいこと
今日は、上の娘の13歳の誕生日。

 ケーキはやっぱり、いちごたっぷりのショートケーキ。

大きいのをこしらえました

お誕生日の夕方5時ごろになると、やっぱり思い出しましたね。
今から、4749日前の娘の生れた日のことを。
娘が「私ね、今日で、生れてから4749日目だよ」なんて言ってました
お誕生日は、本当にハッピーな日です。

今日、娘が目を輝かせて報告してきたことは、
「私ね、マイケルの歌たくさん聞いて、歌えるようになってきたから、Fのfって言う発音がすごく上手になったんだよ」です。

どんなことでも、ひとつひとつ、楽しく自分のことを発見できたら、それは、健やかに成長している軌跡になっていくのだと思います。

「良かったね。」


学校訪問より

2010年02月19日 | 幼稚園・保育園・学校訪問等
連日本当に寒い日が続いていますね
バンクーバーオリンピックの雪上や氷上の熱い戦いに釘付けになっています。
午前中のテレビ中継も多いので、連日エキサイトしながら応援しています。
冬のオリンピックは、まったく未知の世界の戦いのように思っていたのですが、
今年は、トリノからの飛躍を期待する選手が多いので、ワクワクの期待感いっぱい。
新しい競技や選手の名前もわかり、そのすごさとかっこよさに魅了されっぱなしです
スノークリスタルの世界でのスピードと美しさは一瞬の閃光のようです


さて、6年生の学校訪問です。
これから3月の卒業に向けて6年生の学校訪問が続きます。
学校訪問でのプログラムは、学校からのリクエストで決めますが、
二つに分かれます。
『芥川龍之介の作品』と『宮沢賢治の作品』です。

先生方にも様々に想いがあるようです。
私にとっては、どちらも心から語りたい作家たちです。

芥川の世界は、その文体の美しさと巧みな表現。
物語の世界へぐんぐん引き込まれる面白さや
絵画が心に刻まれるかのような印象的な場面の数々は、
新しく強い文学との出会いになると思います。

私が語る作品は、『蜘蛛の糸』『杜子春』『魔術』『蜜柑』などです。
芥川が、少年少女のためにと書いた作品ですから、6年生の会ではベストだと思います。
これが出会いになり、まだまだたくさんある芥川の作品を読んでほしいと思います。
中学生前の春休みは希望に満ち溢れ、またゆっくり過ごせますものね。

私も語りながら、新しい気づきの連続です。
登場人物の浮き出し方も変化もでてきます。
どの作品でも、丁寧に描かれた背景の美しさが、今になってより見えてきたりもします。
すると、やはり目線が変わります。

特に、『蜜柑』などはとても短い作品で、一見陰鬱さを感じるのほどですが、今は、この作品の美しさに導かれ、語る度に胸の中にとてもきれいな鮮やかなみかんの色が刻まれ、気持ちが晴れるのです。
特に、少女の蜜柑を投げ上げる場面は、背景の描写も美しく、しみじみとした余韻の残る、本当に美しい場面です。
だから、何年か前とは、私の語り方も変化しています。

賢治の作品は、5,6年生で教科書でも学んでいて、賢治の童話を通して、その想いに触れてほしいという気持ちが強いですが、芥川の作品では、その文章の上手さから、奇抜な楽しさ面白さを味わってほしいと思っています。

私ができることはただひとつ。
作家の愛を込めた作品を一生懸命語るのみ。
6年生のみんなへ、珠玉の物語を心を込めて贈ります。


ちょっと嬉しい出来事をもうひとつ。
今日、中学一年生のクラス訪問に行ってきました。
そこで、宮沢賢治の『雪渡り』を語り、ヘルマン・ヘッセ作『少年の日の思い出』を朗読しました。
ヘッセの作品は学校からのリクエストでした。

髪を茶色にして、制服を着崩していた男子生徒の感想文から少し書きます。

「授業ではあんまり聞いてなかったこともあるけど、終わった時、それで何がとかだから何とか思ってた。でも、今日聞いてみて、最後の場面で、蝶をつぶした時の手の感触がすごいリアルで色々考えると少し胸が痛くなった。」
とありました。
帰りに廊下ですれ違った時、私と目が合い、「ありがとうございました」と頭をぺこっと下げて挨拶もしてくれました。

先生が3,4人ふざけてしまう子もいるなどと心配していましたが、居眠りする子なんてひとりもいませんでした。
40人のクラスを4クラスまわるうちに、校庭の雪は完全にとけていました。
私が何度も繰り返した「キックキックキックキック トントントン!」が気持ちよく
耳の奥に響いていて、足取り軽く帰れました。
窓から手を振ってくれる女子も何人かいました。
手を振り合うのって、嬉しいです

中学生。やっぱりかわいい子どもたち
女子、スカート短いぞ!風邪ひかないようにね




めずらしいもの

2010年02月16日 | 日々徒然
いつもいつも美味しいもののお裾分けをしてくださる、お隣のおばちゃんから今日も珍しいものをいただきました。

『りんごのお漬物』

  しゃきしゃき。りんごの香りと甘ずっぱさが広がる新鮮なお味。

山形からお姉さんが送ってきてくれたそうです。

「小さい頃、よく食べたのよ。懐かしいから久しぶりに作ってもらってね。新鮮なりんごで作らないと美味しくないのよ。」と。

丸ごとりんごのお漬物。初めて見ました
大きな樽にごろごろ漬けらているのかな?
それとも、きっちり並べられて漬けられているのかな?
その絵を思い浮かべただけでも、楽しい気分になります

もしかしたら、カレーなどの付け合せにもいいかもしれません。
フルーツとお漬物大国山形
その他にも美味しいものがいっぱい。
山形巡りしてみたいなぁ


さて、こちらはあまり珍しくないものですが、
娘たちのおやつは、最近は特に、フレッシュクリームがおいしいケーキよりも、見た目が茶色で素朴なおやつの方が喜びます。

 『お芋の蒸しぱん』

「おいしそう」ではなくて、「やったぁ~」という声があがります。
育ち盛りだからでしょうか。
学校から帰ると、お腹にたまる様なものがいいようです。
親子揃ってお芋好きのせいかな

もひとつ、お芋のおやつ

 定番『スイートポテト』

寒いので、カフェオレとスイートポテトなんてやっぱり最高の組み合わせ
今日も、飛び上がって喜ぶでしょう。
何個食べちゃうのかしら・・・

友チョコ祭り

2010年02月14日 | おはなし会・語りの会
今日はバレンタインデー
我が家では、友チョコ祭りのようでした。
二人の娘そろって、昨夜から一生懸命友チョコを作っていました。

妹は、2種類のトリュフ。
姉は、ハートのブラウニー。

 一日目は、ガナッシュつくり。

 ホワイトチョコがけ難しかったね。
 
そして、今日、私は、何度「いってらっしゃい。気をつけてね。」を繰り返したでしょう。
下の娘の第1便は11時から。先ほど17時までかかりました。
お留守も多かったので、お友達の在宅を待って、自転車で何度もチョコを届けに行っていました。
寒い中、何度も出かけてすごいわぁと、拍手してあげたい気持ちになりました。
ようやく残り一つの電話がつながり、届け終わると「よかった~。全部届けられた~。」と満足顔。
とっても嬉しそうでした

今日一日、チョコレートの日になってしまいましたが、
お友達に届けたいという想いが、子どもの表情を楽しく真剣にさせているのを見ると、微笑ましく嬉しく思いました。

そして、お友達からの友チョコも、美味しくてとってもかわいいのです

 ラッピングもかわいい

みんな同じようなチョコ時間を過ごしていたのですね。
すてき

私も、友チョコ作りたかったのですが、まあ、それは、チョコを扱うのは大変で、二人が台所を占領していましたし、油断していると、あちこちチョコまみれになりそうで、無駄にならないように、はしから食べる係りになっていました

でも、チョコレートって本当に美味しい
寒い季節のチョコはまた格別

宮沢賢治のカレンダー

2010年02月14日 | 日々徒然
文学の会の方から、「一月遅れちゃって意味なくなってしまったけど、お好きだと思ってとっておいたんです。良かったら・・・。」と大きなカレンダーをいただきました。

開いてみると、それはそれは、宮沢賢治の筆跡をもとに編集構成されたカレンダーでした
嬉しいです。賢治の空気が漂うようです。
表紙は、早速、襖に貼ってしまいました

 『銀河鉄道の夜』のジョパンニのことばですね。

 住宅メーカーの会社のカレンダーなのだそうです。

毎月、『雨ニモマケズ手帳』、『永訣の朝』、『春と修羅』などの原稿、その他、メモ書きされた英字やスケッチなど、賢治の筆が鮮明に飛び込んでくるものが載っています

「人が想いを持って書いた字」というものは不思議な力があります。
人が手で書き表す字はその人を感じるのに充分な力があると思うのです。
賢治は、私にとっては、青く透き通った光です。
その光は、いつも私の心を照らしてくれます。
短い時の中で、土にまみれ、子どもたちに童話を読み、音楽を愛し、宇宙に想いを馳せ、世界全体の幸福を願っていた賢治の姿がふっと浮かびあがります。

その他、ふくろうやねこや魚のスケッチはとてもかわいいのです。
みんなが前を向いて微笑んでいるようなのです。
賢治が森や林の中でこれらの動物たちと楽しくおしゃべりしているようでもあります。
見ているとほっとして和みます

思いもかけず嬉しい贈り物をいただきました。
ありがとうございます。
カレンダーを手渡された時、
「宮沢賢治の作品、たくさん語ってくださいね。」と手をポンポンとされました。

一日の終りには、嬉しいことがあっても、また悲しいことがあっても、すっと澄んだ気持ちになり明日に生きたいです。
そうすれば、賢治を語れます。
賢治の残してくれたものを、一息一息、大事に語っていきます。

明日は、晴れそうです
寒い2月にはあまり聴かないけれど、賢治のことをよく思ったからかな、
久しぶりにベートーベンが聴きたくなりました。
今の季節には合わないけれど、「田園」にします
ベートーベンの交響曲の中で賢治が一番好きだといっていた曲です。
とても聴きたくなりました。
私もずっと前にブログに書きましたが大好きな曲です。


明日の朝は、「田園」を大音量で聴くのと、モーグルの上村選手の応援をするのが、まずは楽しみです

皆さまも、よい日曜日をお過ごしくださいね



生きがいセンターおはなし会

2010年02月12日 | 高齢者の会
今日は、一日底冷えの寒さでしたね。
外は、本当に冷蔵庫のようでした。
背中にカイロを貼って、重ね着して、防寒ばっちりでおはなし会に向かいました。

生きがいセンターのお話会も、一年で一番寒い日になるのではないかしらと思いながら、センターに入ると、職員の方の手作りのお雛様が迎えてくれました

 とっても可愛い手のひらサイズです。

少しでも体の中から温かくなるように、大きな手振りでわらべ歌のメドレーから始めました。

腕を伸ばし、手を前につきだしたり、腕を上下に振ったり、回したり。
「おおさむ こさむ~おせよおせよ~上から下から大風こい~おしくらまんじゅう~」

「おしくらまんじゅう」の歌で、新しいバージョンを教えてもらいました!
「おしくらまんじゅう おされてなくな あんまりおしたら あんこがでるよ」

子どもの頃に、こう歌って遊んだそうです。
大好きなあんこの歌詞がはいってます~
これから、この歌詞をいれて歌っていきたいです

おはなしは、寒い冬にぴったり。
雪景色のあるおはなし。

宮沢賢治作『雪わたり』と太宰治作『雪の夜の話』。

『雪渡り』は語る度に、私の目の前に、雪がすっかり凍って大理石のように堅くなって、周りは、小さな鏡のようにキラキラ光っていて、野原一面がどこまでも平につながっているような雪景色がどんどん広がっていきます。
四郎とかん子の雪ぐつの音も、「堅雪かんこ、凍み雪しんこ」と歌う声も、明るいリズムで大きく響いてきます。
幻燈会での、人間の子どもたちと狐の掛け合いの場面では、いよいよ、楽しくなってきます。
純粋な心で繋がる共生の美しい世界が見えます。
賢治の描く世界です。

「透き通るような、澄んだ気持ちになりますね」と感想がきました。
そうなんです!私も、語る度にそう感じるのです。
共感できる喜びをまた味わってしまいました

もう一つの『雪の夜の話』は、太宰のチャーミングさがとっても出ている作品だと、私は思っているのです。
「太宰って、かわいくていい作家でしょ。」というと、皆さん同感してくださったようです・・・させちゃったかな?
でも、リクエストがきましたので、やっぱり、太宰の魅力が皆さんの心を引き寄せたのでしょうね。

寒い一日でしたが、こんな日に雪のお話ができる幸せをいっぱいに感じます
この会の皆さんは、次は春うららの4月ですものね。
毎月毎月、季節の流れを楽しみながら集える楽しい会。
また、元気にお会いしましょう

今週は、雪景色のお話をたくさん語りました。
雪のオリンピック!バンクーバー楽しみです









和の家「櫻井」お話し会

2010年02月09日 | 高齢者の会
今日は、ちょっと暖かすぎるくらいの陽気でしたね。
和の家の門をくぐると、ほんのり梅の香に包まれて、嬉しい気持ちになりました

 大きな梅の木があります。

私が着くと、係りの方が、「みんなでわらべ歌の練習してたんですよ!」と明るい声で迎えてくださいました。

ここは、高齢者の会ですから、歌でも、おはなしでも、ゆっくり穏やかに楽しんでいくという感じですが、わらべ歌で、ひとりひとりのお名前を聞いていくと、目がぱっと開いて、ちゃんと順番には張り切って声を出してくれます

季節の歌は、「どこかで春が」を歌いました。
この歌の歌詞のなかに、「山の三月 東風ふいて」とありますが、
東風(こち)って、いい言葉だなぁ。
春の風。いい匂いもする
春の歌は、柔らかな風や、花の香りや、芽吹きの明るさに溢れ、春の恵みをいっぱいに感じていいですね

わらべ歌は、「でんでらりゅうば」「たいのこ数え歌」「まーめっちょ まーめっちょ」を
手振りをつけて歌いました。
前回よりも、スムーズに手が動くようになり、歌も随分リズムが出てきました

おはなしは、『島ひき鬼』と『蜘蛛の糸』。
いつもより、迫力があるおはなしだったかな。
目を見開いて、私の顔をじっと見つめる方が何人もいて、いつもの民話とは違う楽しさを感じてもらえたようです。

来月は、また、ぐっと春が進んでいるでしょう。
和の家の春景色は初めてですので、これから楽しみです







スリッパの教え

2010年02月08日 | 日々徒然
今朝は、穏やかな朝ですね。
子どもたちを送り出し、その足で、ぐるっと家の周りを歩いてみると、白梅が随分開いていました。

戻って、ハの字型になっているスリッパを見て、自分に喝!
「いけない、いけない。真っ直ぐ真っ直ぐ。」と一度スリッパを真っ直ぐ揃えてから、履き直しました。

実家の父は、この、スリッパに対してとても厳しいのです。
真っ直ぐ、履く向きに揃えていないと、怖い顔で、怒りました。
もちろん、トイレ履きも、土間や縁側に置いてある下駄や草履もそうでした。
ぴちっと置くためには、後ろ向きに脱ぐよりも、手で揃えた方がもちろんきれいです。
小さい頃から言われていても、こう、大人になると、厳しく言われたところが、どうも緩んでいます。
娘たちも(孫たち全員)実家では、そこだけはしっかりしようと、結構気をつけているのですが、やはり、ここでは緩みます。
きっと、私に習うのでしょうね。

「真っ直ぐ置けないのは、心が曲がっている。」

こう、父に言われると、すごくいや~な感じになったものですが、
心の中で、「お父さんは、うるさすぎる」と思っていたことも確かでした。
妹と一緒に怒られた時には、「お父さんは、掃除ばかりして、やだね」なんて言ってた時もありました。
寺に育ち、比叡山で修行した父。今は、僧侶ではなく造園と主には、畑仕事と庭仕事ばかりしていますが、とにかく、片付ける、ぴちっと置くということ、道具を大切に使うことには厳しいのです。
未だに、母も、娘たちも孫たちも時々怒られてしまいます。

でも私自身、今、色々なことが山積みになって、心を磨くために何をすべきだろうと考えた時、やはり、父がいつも言っていた、日々の生活の中での、身の回りに対して、心遣いをすることからだと立ち返るのです。

朝の5分ほどの坐禅も、背筋を伸ばし、首筋を伸ばし、真っ直ぐ座り、そして、立ち、大きく上に手を引き伸ばし、深呼吸というのも、小さい頃に習って始めるようにしました。
さすがに、「般若心経」は唱えませんが。


先日、おととし、106歳で永眠された、永平寺の宮崎 奕保禅師の言葉をNHKアーカイブで聞くことが出来ました。

そこで、スリッパの話が出てきたのです。
ちょっとびっくりしました。
父が言っていた時には、耳を通り抜けていた言葉も、ぐっと深く胸に入ってきました。


「スリッパをそろえるのが 当たり前のこっちゃ

例えばスリッパがいがんでおったら

ほうっておけないんだ

スリッパがいがんでおるということは 

自分がいがんでおるんだ

自分がいがんでおるから いがんだやつが

直せないんだよ

だから 物を置いても 

ちぐはぐに置くのと まっすぐに置くのと

すべて心が表れておるんだから

心がまっすぐであったら すべての物を 

まっすぐにする必要がある

修行をしておるんじゃなくて

当たり前のことをやっておるんや

それよりやることないんだ」


私にとって、正に「スリッパの教え」でした。
納得です。
父は、日常の日々の大切さをずっと教えてくれていたのです。
「禅に始まり、禅に終わる。ひとつひとつの動作全ての行いが禅である」
これは、修行僧だから成しえる事なのでしょうか。
私は、修行僧ではないですが、自分で心を磨くと、課題を持つ限りは、このことを大事に
日々当たり前のことを、澄んだ気持ちでただ実行していくことしかないのだと、考えました。

娘たちには、日頃の私の言葉は、きっと小言に聞こえているでしょう。
でも、私がすぐに眼に浮かぶ、父の背中が思い浮かぶ場面は、ここぞ要所と思い、
自分に対しての言葉としても、そこは、厳しく心して実行していきたいと思います。
日々を大切に生きることのひとつが、きっとこれだ!と思うからです。


梅一輪ほどにゆっくりと

2010年02月07日 | 日々徒然
今日は、すっごく寒かったですね。
寒くて、おこたからなかなか出られないでいるところへ
月宵の会の方から、写メが届きました
ふぉあんと梅の香を感じ、ほんの少し寒さが和らぎました

 タイトルは「春近し」。励ましの声のようです。

服部嵐雪の俳句ですが、「梅一輪 一輪ほどのあたたかさ」というのは真にそう。

植物は、自然の法則を忘れないで、いつも同じように花を咲かせてくれます。
私などは、毎日、寒い寒いと言って、体をちぢこませてしまってまるでダメです。
自然に見習って生きていきたいものです。
体を動かして、眠っている体を少しずつ起こさなくてはいけません。
外に出れば、一日一日春の訪れを気づくことができるのですからね。

そして、心和むEasygoingさんのお写真を一枚。

 「幸せの青い鳥」です。

私のお話し会の案内鳥ですね
お話しのはじめの言葉にでてきますね。

「青い鳥小鳥 きれいな声で歌ってる
     小さな種を運んできた 心に咲く花の
     耳を澄まして、おはなしの世界へラララ」

もうすぐ、小鳥たちの囀りも賑やかになってきますね

「ど~こかで春が生れてる~ ど~こかで水がながれ~出す~」

きっとどこかでね

モンゴルの風

2010年02月05日 | 日々徒然
今日は、立川市の小学校訪問。
四年生のクラスでした。

小学校から、「世界の民話を聴く」というテーマをいただいていましたので、
朝鮮民話『こかげにごろり』、インド民話『ランパンパン』、モンゴル民話『モンゴルの白い馬』を語りました。

今回は、アジアの民話でしたが、その土地の人びとの暮らしや歴史、その民族の大切にしている心が伝わるお話にしました。

最後に語ったモンゴル民話は、日本でも、絵本『スーホの白い馬』として、読み継がれています。
モンゴルの大草原に響く馬頭琴にまつわる、心優しい羊飼いのスーホと白馬の深い絆のお話は、子供たちも、じーんと胸に沁みたようで、その静けさと、みんなの目がそう語っていました。

モンゴルといえば、第68代横綱、朝青龍。
私は、小さい頃から相撲ファンで、毎場所楽しみにしている一人です。
品格についていろいろ言われていた朝青龍ですが、この引退劇は、とても寂しく残念に思っています。
大相撲の頂点、横綱の引退ですから。

25回の優勝と、あの闘魂溢れる、凄まじい執念の相撲は、目に焼きついているものも多いです。
今日、私は語りながら、スーホが白馬に乗って、風を切って先頭を走っている様に、少年の朝青龍が駆けぬける姿を思い浮かべてしまいました。
真っ直ぐ前を見て、はつらつと元気いっぱい駆けていく様子を。
テレビで、子どもの頃の朝青龍の写真を見たからかな。
悪役なイメージはありましたが、彼は、ひたすらに「モンゴルの英雄」になるべく邁進してきました。
モンゴルを愛し、両親を愛し、子どもたちを愛し、相撲を愛していました。

日本の伝統的な文化の上の品格を養うのは、なかなか難しいものです。
日本へ来てから、相撲相撲で、日本のわびさびも雅も、奥ゆかしき礼儀も、心底理解し愛する時間はあまりに少なかったでしょうと思うのです。
朝青龍は、やんちゃすぎるところもありましたが、モンゴルの大草原で育った気風を思わせる横綱だったと思います。
素晴らしく強いお相撲さんでした。
風のようにやってきて、風のように去っていくのでしょうか。
モンゴルの大草原へ。

「長い間、一人横綱でもがんばって相撲界を盛り上げてくれた時もありました。たくさんの豪快な投げは本当にすごかったです。ありがとうございました。」

モンゴルに帰ったら、モンゴルの子どもたちの明るい未来の為に、力を尽くしてほしいですね。

お話しの最後に、子どもたちにも、朝青龍のこと聞いてしまいました。
四年生のみんなは、あまり関心がないようでしたね。残念。

私が、小学生の頃は、冬に相撲大会も、マラソン大会もありました。
今では、母校でも、その行事はなくなっています。
もちろん、この辺りでも。
貴乃花さんに、相撲大会があちこちの小学校で元気に開催されるような、明るい改革を進めてほしいです。

私は、『ねずみのすもう』を明るく元気に語ってまいりましょう。
「デンカショ デンカショ」と、来週の1,2年生の訪問で力強く語ります!


節分

2010年02月03日 | 日々徒然
「ぐおぉ~~。赤鬼だぞ~~!」
今年の豆まきは、私が鬼役になりました!

 へんてこべっかんこ鬼ですね。

子どもたちに、本気で豆をぶつけられましたが、赤いジャンパーでへっちゃらでした。

ここ数年、恵方巻きも、すっかり関東に根付いたようですね。
今年は、定番太巻きと海鮮巻きを作りました。そして、丸干しいわし。

 

かんぴょうと、どんこしいたけの含め煮が大好きです。
もりもり食べて元気になりました



午前中は、家庭支援センターのお話し会でした。
今日は、輪になって、お手玉を使い、たくさんわらべ歌を歌いました。

 赤ちゃんがほとんどなので、お母さんと一緒に手を使っています。

赤ちゃんは、握るのは大得意。
そして力もびっくりするほど強いです。

「らっかさんがわらったら まわそじゃないか よいやさのよいやさ!」

楽しそうに、手をふって、拍子をとっています。
お隣に回すのは、まだちょっと難しいけれど、3歳のお兄ちゃんの様子を見て、なにやら学んでいるような顔つきもします。
みんなわかってる。そんなお顔です

読んだ絵本は『はなをくんくん』『おさじさん』『パンちゃんのおさんぽ』

わらべうたは、何回も歌っているうちに自然に、体に入ってきます。
子どもたちは、繰り返しが大好きです。
どんどん歌って遊んでくださいね


次回は、2月19日(金)11:00~です。
どなたでも参加できます。
ぜひ、遊びに来てくださいね



雪が降りました

2010年02月03日 | 日々徒然
ほんの少しの雪化粧を楽しみましたね

朝、しんとした家に、どさっ、どさっと聞きなれない音が何度もしました
窓からぼんやり外を見ていると、前の家の屋根から、ばさっと雪が落ちてきました。
久しぶりに見る光景

お昼前に家を出ると、ぴたぴたぴたぴた、雫の音。
私の頭上にも落ちてきました。
雪どけの水がぽとぽと、私の足音にあわせるように、落ちていました。
街は、まだ残っている雪で幾分明るくて、その音を聞きながら、歩きながら、
場所も情景も全然違うけれど、賢治の詩が思い浮かびました。
冬の小学校訪問の際、高学年のクラスによく語っている詩です。


「作品第1004番」      
             宮澤賢治

今日は一日あかるくにぎやかな雪降りです
ひるすぎてから
わたくしのうちのまはりを
巨きな重いあしおとが
幾度となく行きすぎました
わたくしはそのたびごとに
もう一年も返事を書かない
あなたがたづねて来たのだと
じぶんでじぶんに教へたのです
そしてまったく
それはあなたのまたわれわれの足音でした
なぜならそれは
いっぱい積んだ梢の雪が
地面の雪に落ちるのでしたから


もう、私の家の周りは、ほとんど雪がありません。
春の近づく、雪解けの音の響きは、きっとすごいのでしょうね