以前は「旧いメルセデスの電機屋」。。。現在は、、、「隙間風産業の超零細企業」の業務日報。。。

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電機屋さんでもやってます・・・。

2013-12-09 18:12:09 | 日記
先日から入庫中のW202 C36 AMGの最終メニューを施工致しました。

フューエルポンプ&フィルターの交換です。

さすがに年末で入庫台数が結構次から次へとなので・・・

外注先のリフトも塞がってしまってまして・・・。(- -;;

よって、本日はウマでC36を上げての作業となりました・・・。(^^;


まずは・・・右側後方にぶらさがっているフューエルポンプユニットのカバーを10mmのプラスチックナットを緩めて外します。

W202のポンプはシングルポンプなのでW124やW126よりは少し楽かもですね。

しかも、KEジェトロの様に燃料の圧力が高くない故に全てゴムホース接続というのが配管分解の苦労を若干和らげてくれます。。。


トランクルームにあるF/Pリレーを外して数秒間のクランキング・・・。

こうして燃圧を下げておくことで各ゴムホース分離の際の出血が極力抑えられるということになります。


さて、フィルター側の配管から分離。

燃料ポンプの電源ターミナル端子を止めナットを緩めて外す。

フィルターと燃料ポンプ本体間のホースが外れたら・・・。

燃料ポンプ本体とフィルターを止めている金具のプラスネジを緩めてフィルターを外す。

で・・・。



残すは、フューエルポンプ本体入り口とガソリンタンクを結ぶ配管の分離・・・。

この作業がこのタイプのフューエルポンプ交換作業の本丸とも言える部分でして・・・。

普通にバンドを緩めてホースを抜きますと普通に燃料がドバッと流出して来ますので・・・。

ホースバンドを緩めたら新品のポンプ本体を近くに準備しておいて・・・。

旧いポンプをホースから抜いたら速やかに手早く新品ポンプを挿入するというテクニックで勝負します。(笑)


で・・・コチラが外れた旧いポンプとフィルター。



因みに出血したガソリン・・・。



フィルターの中に溜まっていたガソリンを出してみたら見事フィルター内のゴミと一緒に出て来ました・・・。


コチラが新品のポンプとフィルター。



弊社では通常、ポンプは保証の観点から純正品を推奨しております。

尚、お客様準備での部品持込交換は承っておりません。


さて、これにてフューエルポンプとフィルターのセット交換が終わりますので後は元通りに復旧・・・。

カバーを装着する前にエンジンを始動して燃料漏れの有無を確認。

全て問題無しですのでポンプユニットのカバーを装着して完了。


ウマからC36を下して試乗。

さすがC36!速いですね。運転して楽しい車ですよね。

完調であることを確認して、車両保管場所に入庫。

明日のお引渡です・・・。


あッ・・・今日は夢中になり過ぎて昼飯食べるの忘れてました。(爆)




いっただきま~す!(^人^)





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