goo blog サービス終了のお知らせ 

忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

NHK山口「情報維新山口」の 「キョンサン南道便り」ってナニ?

2013-07-26 | 随想
NHK山口の「情報維新山口」という番組で、 「キョンサン南道便り」というコーナーがある。
在日か訪日のどちらかは分からないがイ何某と言う韓国人のレポーターが出て来る。

韓国の「○◯道(どう)」は日本の◯◯県に相当するらしい。山口県がキョムサン道と姉妹県縁組を
結んでいて、その関係で毎日このコーナーを設けているという。

しかし、一体何人がこのコーナーに興味を示しているだろうか。キョムサン南道そのものがどこに
あるかも分からないし、また知りたくもない。このコーナーになるとチャンネルを変える。

これはNHKが民意からずれている、というより県や市などの公共団体の感覚が民意から相当かけ離れて
いることにほかならない。

「国際親善」の名の下に姉妹都市、姉妹県の関係締結をし、首長や議員が大挙して「親善訪問」をし、
また逆に相手先を招待する。当然いずれも掛かる費用は公費から支出される。つまり税金である。

時に、ホームステイを募ることもある。こちらはボランティア、つまり「国際親善」の名の下に無償
である。

話が少しずれるが、市の活動の一つに「市民運動会」というのがある。「市民のコミニュケーション」
促進がその目的というが、自治会によっては参加者が少なくある意味ノルマになっているところもある。
参加者には弁当くらいは出るが当然無給、一方主催者の市担当者は休日手当などが出て有給。

話がずれてしまったがなぜか最近NHKの韓国贔屓が気になる。そしてなぜ「キョムサン南道便り」なる
このコーナーが存続し続けるのかさっぱり分からない。


最近のTVのCMで目立つこと

2013-07-19 | 随想
 今はどうか判らないが、インド人は踊りが好みだそうで、インド映画は
見ているといきなりダンスが始まると聞いたことがある。
マハラジャらしき男性とそれを取り巻く若い美女達が突然踊りだす。言葉が
判らないだけに奇異な感じがするのは否めない。

最近TVを見ていると民放のCMにダンスを使ったものが増えた気がする。
そのほとんどがどう考えても製品と全く関係がない振付けであり、何の
宣伝かわからない時がある。いきなり踊りだすのを見るとインド映画を
思い出してなぜか可笑しい。

もはや、製品を前面に出すだけでは宣伝の効果がないと見ているのだろ
う。メーカーは兎に角、自社の製品を覚えてもらうことが重要なので
印象付けるためさまざまな手を使う。

そういえば奇をてらう余り見ていて不愉快になるCMが多い。
個人的な嗜好になるが、 犬やアフリカ系アメリカンが家族であるSB
のCM、バカ騒ぎして射幸心を煽る宝くじのCM、キムタクが出演しス
マホから”・・・この野郎と思う人は○○番”と案内嬢がアナウンス
するジャンボ宝くじのCM(おしなべてキムタクを始めSMAPが出演
しているCMは嫌いなのだが)、お笑い女芸人の夫婦が出演するポン酢
か何かのCM、若いゴルファーの英会話や投資、カレーのCM・・・・
その他、見たくないCMは枚挙の遑がない。

これらCMが出るとチャンネルを切り替えるが、また切り替えた先が
同類のCMであったりする。

最近のアンケート調査によると、TVの視聴率は1/4まで落ちて逆に
スマホが40%と大幅に伸びてきているらしい。

CMもそうだがTVの番組も、裸芸人やデブ、女装などのゲテモノや
大した芸も持っていないお笑い芸人たちのバカ騒ぎ、バカトークの
番組が増えている。TV離れがCM収入の減少を招き、それが番組の
低質化となってさらにTV離れを加速する。ここも負のスパイラル現象
と見える。

TVを消してゆっくり読書に耽るのもいい。

大泉第一小学校 無差別傷害事件

2013-06-29 | 随想
小さい孫がいるだけに今回の無差別傷害事件は心が痛む。
なぜこんな事件を起こしたのか動機が知りたい、動機が分かれば同様の事件の再発を防ぐ
手だても考えられる----と思っていたら、意味不明の言動があり精神障害の疑いがあるので
氏名は当然のこと顔写真も公表されないという。

もしそうなら責任能力がないということで措置入院があるものの訴追はされないことになる。
他の事件でも、弁護側が無罪に誘導する戦術として責任能力を争点にすることが多々ある。
弁護士としては最低の弁護士と思う。事件の真相を明らかにすることこそが弁護士の役割では
ないのか。

なぜこうも、加害者の人権が守られて、被害者あるいは被害者になりうる一般市民の人権が
ないがしろになるのだろう。


速報で流れた逮捕直後の映像を見る限り、乗っていた車はマツダの高級車。
なぜ精神障害者がこんな高級車に乗れるのだろう。親族に裕福な人でもいるのだろうか。

精神に問題のある人が車で広範囲に移動できるというのは怖い。

ほんとうにやりきれない。


決められぬ政治、大いに結構

2013-06-25 | 随想
 来月投票が予定されている参議院選挙で自民が圧勝し、参院においても
過半数を占めそうな勢いである。

 長らく、前の選挙で勝った陣営が次の選挙で負けるということが続いてきた。
おそらく、投票する国民の側で微妙なコントロールが働いているのだろう。
特に小泉内閣の郵政民営化解散で自民が歴史的大勝を収めて以降、揺り戻しが
大きくなった気がする。


それがあの民主党の壊滅的凋落によってバランスを取るべき相手がなくなった。
夢のようなマニュフェストを掲げて政権交代を果たしたものの、何一つ実現できず
そればかりか実現へ向けての努力の片鱗すら見せなかった。民主党の凋落ぶりは
当然といえば当然である。

しかし、政権交代時の自民もひどかった。
二世、三世議員が多く、閣僚が次々と不祥事を繰り返す。そればかりか官僚頼り
の丸投げ政策。それによる官僚の専横。
おそらく国民の大半が民主のいう夢は実現できないと分かりつつも少しはマシに
なるだろうとして政権交代の方に票を投じたのだろうと思う。

何も変わらなかった。それどころか自民時代より一層ひどくなった。

しかし、政権交代で一旦野に下った自民はその間に反省することなく旧態依然で
ほとんど変わっていない。

唯一変わったのは訳がわからないキャッチフレーズ、「美しき日本」から「強い
日本」へ。でも基本の路線は「戦後レジュームからの脱却」なのだ。
「成長戦略」の「成長」ですらはっきりしない。


緊急経済対策と称してあい変わらずのバラマキ政策。「アベノミクス」とやらで
一時的な夢を見させてくれてはいるが、そのうち夢は覚める。気が付けば国の
借金は返却不可能に近いレベルまでに膨らんでいる。その後のことは想像も
したくない。

このたび、都議選で予想通り自民が圧勝した。このままでは参院も怪しい。
衆参両院で過半数を抑えることになったら十分審議されないまま、つまり
我々が知らされないままコトが進んでしまう。

人体の骨格はたえず破骨細胞による破壊と造骨細胞による再生のバランスで
成り立っており、また精神面でも交感神経と副交感神経のバランスによって
精神の安定が保たれている。
アクセルだけでブレーキの効かない車は恐ろしい。

決まらない、決められない政治、大いに結構。

ブレーキの効きすぎも困るが、

ゆく。

尾崎行雄氏逝く

2013-06-17 | 随想
元東映フライヤーズ(現 日ハムファイターズ)のエースピッチャーだった尾崎行雄氏が亡くなった。享年68歳。平均寿命が80の時代、本当に若すぎる。

根っからの地元西鉄ライオンズ(現 西武ライオンズ)のファンだったので、小学、中学
時代とよくラジオ中継を聴いて応援をしたものだが、たびたび尾崎氏に抑えられて悔し
い思いをした。


大変なピッチャーが出てきた、この先どうなるのだろうと心配していたら、数年後に肩
を壊してしまい、申し訳ないが正直ホッとした記憶がある。

ラジオ中継は当然音声だけだがそれでも尾崎投手の剛球ぶりは十二分に伝わってきた。
実際に経験した人の証言によると球速は160km近くでていただろうという。

改めて経歴を調べてみた。
1961年(昭和36年)、高校2年で夏の甲子園大会の優勝投手となりその年の秋
に高校を中退して東映に入団。翌年のシーズンでいきなり20勝、翌年こそ2年目の
ジンクスか7勝にとどまったがその後の3年で20、27、24勝をあげている。
この5年間が本当に輝いた時で合計98勝、その後は剛速球ピッチャーの宿命ともいえ
る肩の故障のため7年でわずか9勝しかあげられず1973年(昭和48年)に引退し
ている。

打ち上げ花火のように一瞬の輝きではあったが、大玉も大玉の本当に心に残る名投手で
あった。

今はピッチングマシーンのお陰で打者有利となっていて、投手は直球だけでは簡単に勝
負できないことは十二分に承知している。最近はフォークを始めツーシームなどと多彩
な球種を投げ分けるピッチャーが多いが、今でも速球ピッチャーが出てくるとワクワク
する。

因みに、尾崎氏の2年目のジンクスの年である昭和38年に西鉄ライオンズが優勝して
いて友人と小躍りして喜んだことが思い出される。パーマーらの外人トリオの活躍が目
覚しかったが、尾崎氏がこの年調子が上がらなかったお陰もあるのだろう。

その後西鉄ライオンズは低迷を続け、さらにその後いわゆる”黒い霧事件”で池永を始
めとする主力選手が永久追放となったことなどからクラウンライター、太平洋クラブな
どという今では全く耳にしない会社に次々と転売され、最終的に今の西武に落ち着いて
いる。しかし、自分自身はなぜか本拠地が博多の平和台球場から所沢に変わった現在も
西武ファンであり続けている。そしておかしなことに西鉄ファンに導いてくれた兄は、
西鉄と長い間シノギを削った南海が身売りされて本拠地が大阪から博多に移ったダイエ
ー、その後の身売り先であるソフトバンクのファンになってしまっている。

高速道無料化の延期

2013-06-08 | 随想
 昨日国交省から公表された高速道無償化の実施時期延期のニュースには正直驚か
された。高速道の老朽化が進み、その対策工事の財源確保が必要になったとのこと。

 「え?」と思ったら無償化はもともと順調に行っても2051年からで、今回は
それを10~15年延期して、その間に見込まれる収入を担保に新たに借金をすると
いうのだ。

 もともとの実施が2051年?これから38年後だ。3年後ですら簡単に政策を
反故にしてしまう政治の世界で38年先の約束をすること自体にも驚くが、更に驚
くのは新たに借金するということだ。財源は老朽化対策に限定し他に流用させない
などともっともらしい制限を設けるといっているものの、ガソリン暫定税しかり、
暫定の制度だったものがいつしか あって当然のものになりそのうち固定化される
のは今までに限りなく目にしている。

 話はやや逸れるが、省庁やその外郭団体である独立行政法人についても同じこと
が言え、時代が変わって既に役目が終わったはずなのに名称や事業内容を巧みに
変えるなどをして狡猾に生き残っているものが数多くある。これらは一度出来たら
既得権などといって、よほどのことがない限り廃止されることはない。

 この新たな財源作りの話に戻ると、この手を使えば更に実施を延ばして新たな
財源が確保できるという魔法のような話だが性質が悪い。
40年も先の収入を当てにして借金するという民間では考えられない、というより
は民間では到底ありえない無茶苦茶なやり方である。

なぜ、かれらは要るものは要るという風に開き直り、財源確保に走るばかりで、
歳出を減らす努力を一向にしないのだろうか。

いつかきっと景気が回復して税収も増えるといった、いわば神風神話のような期待
をしているようなのだが、ひと昔前のように数カ国の先進国のみが資源をほぼ
独占して利益を享受するといったようなことは今後ありえず、「二十一世紀は日本
の時代」と賞賛された過去の夢は捨て去るべき時だと思う。


 さらに老朽化そのものについても今降って湧いてきた話ではなく、建設時に
判っていたこと。民間企業なら毎年設備投資の数%を保全費として計上し設備
更新等の老朽化対策を施しているが、かれらにはそんな考えは全くないようだ。


 それとなんと言っても気分が悪いのは、この延期の答申を国交省に行った
作業部会なるもの。作業部会長が寺島実郎なる御仁である。この御仁、TVの
日曜日のさる番組にコメンテーターとして出演しているので目にした人は
多いと思うが、コメントが冗長で色々なデータを並べ一見もっともらしいよう
に聞こえるもののよく聞くと全く自分の意見というものがなく中味が全くない。

ある時、NHK-FMのラジオ深夜便を聞いていたらこの御仁のトークであって
外交問題だったか、経済問題だったか、例の調子であれやこれや、あっちに流れ
たかと思ったらこっちへと具にも付かない話をしたあと親鸞聖人の言ったという
「他力本願」を全く逆の意味に使っていて思わず噴き出した。
「他力本願」を誤用する人は多く辞書にも誤用の方の意味も載ってはいるが、
親鸞について触れたあと引用すれば明らかに意味が違う。偉そうにコメントする
御仁ならこれくらいは知識は持っていて当然というもの。

このようにこの御仁のコメントには知識が豊富なのはわかるが、ほとんど全て
舌の先で滑っているだけにしか聞こえない。

こんな御仁が国交省の作業部会のメンバーでしかも作業部会長とは恐れ入る。

もっとも財源確保の方法に限れば、今回の答申は至極単純な結論である。猿に
でも出来るとは言わないが、別にいわゆる「有識者」でなくてもいい。
施策を立案するのに、第三者の意見だといわんばかりにこういった検討委員会や
評議会を立ち上げ答申させる。これも税金の大いなる無駄使い。



政治家(政治屋)が時折口にする大言壮語「国家百年の計」も軽い。


長嶋茂雄の国民栄誉賞授与に断固反対!

2013-04-02 | 随想
昨晩また嫌なニュースを聞いてしまった。あの長嶋に国民栄誉賞授与の方向で話が進んでいるとのこと。はっきり言って、いい加減表舞台から降りて欲しいと思っているのにこの人はやたら顔を出す。どうもこの賞の選考基準もはっきりしない。

長嶋の現役時代も監督時代も知っているし、突然の監督更迭劇も知っている。そして監督をクビになったあとロスアンゼルスオリンピックでレポーターをやったとき100mで優勝したカール・ルイスにインタビューしようとしてあたかも旧知の友人であるかのように親しげに「ヘイ!カール」と呼びかたものの「あんた誰?」みたいな顔をされたことも知っている。

なにしろ相手は世界のカール・ルイス。前に会ったことはあってもルイスにとっては"One of them"。そのところが全くわかっていない。良く言えば天真爛漫だがはっきり言っていわゆるKY。天真爛漫と言えば、長島語録や横文字だらけの難解な長嶋語もその一端だろう。常識人なら揶揄されていることぐらいわかりそうなものだが全く意に介さない。

まあ、そこが長嶋ファンが長嶋を愛する所以でもあるのだろうが・・・。

そして、現役時代に長嶋と三遊間を守った広岡(後の西武、ヤクルト監督)が誰よりも嫌っていたことも知っている。なにしろ守備の上手い野手なら難なく処理できるゴロをいかにもファインプレーのように見せる名手だったという。それだけならいいが、ちょっと難しいゴロは全く追おうとしない。おかげで遊撃手だった広岡に負担がかかった。

この話には多少なりとも広岡の妬みや僻みもあるだろう。なぜ長嶋だけスポットライトが当たるのかと。

確かに、天覧試合のサヨナラホームランなど華々しい活躍はある。そして運も実力のうちだろう。長嶋に憧れて野球を始めたという多くの野球少年を生んだ功績は認める。

だが数年前から野球がつまらなくなった。勝ちにこだわり、他チームから有力選手を引っこ抜く。そして力が落ちれば簡単に使い捨てて代わりを引き抜く。実はこんな補強方法を取り始めたのはこの長嶋の第二次監督時代なのだ。

とにかく早く表舞台から降りて欲しい。



ソフトバンク 金銭(かね)、金銭(かね)、金銭(かね)のケチ臭さ

2013-03-28 | 随想
 半年ほど前、ソフトバンクのあまりの金満主義に嫌気がさして他社に乗り換えた。

先日久しぶりにこの携帯カメラを使ってみようと思い立ってカメラを立ち上げてみたところ、「ネットワーク自動調整・・・」のメッセージが出てカメラ機能が使えなくなっていた。

同時期に契約解除した家人の携帯はと試してみるとこちらは立ち上がる。
(ただし、このすぐあとで、家人が再立ち上げしてみたらやはりもう立ち上がらなくなっていたが。)

ネットで調べてみたら、携帯カメラやワンセグを見るためだけに契約しすぐ契約解除することを防ぐためにこのような”時限爆弾”を仕掛けているようだ。しかもネットのQ&Aを見るとソフトバンクの名前が頻発するのでどうやらソフトバンクだけのようだ。


同じくネットで、プリペード携帯用のUSIMカードでカメラが使えるようになり、しかもショップによってはプリペードカードを購入しなくても無料で供給してくれるとの情報もあったので早速近場のソフトバンクショップに立ち寄ってみた。


田舎のショップのことなのであまり期待はしていなかったのだがやはり最低3000円のプリペードカードを購入しないとUSIMカードは渡せないとのことだった。
しかも、3000円の有効期間はたったの60日。USIMカードは1年間は有効らしいが毎年最低3000円払わねばならない。カメラのためだけにこんな金を払う者はいないだろう。本当にけち臭い会社である。


以前から、孫正義の蓄財(会社は借金だらけ、孫は日本有数の富豪)、東日本大震災の寄付金についての言行不一致(100億円寄付を発表したが実際には未払い)などが嫌でたまらなかったが、ますますソフトバンクが、いや孫(ソン)が嫌になった。

ちなみに他社の携帯に切り替えて以降、同じような使い方をして家人と二人で3000円/月は削減した。勝手にメールを送りつけてきていたが、これも通信料を払わされていたのではないだろうか。

南海トラフ地震被害予想に驚き呆れる

2013-03-20 | 随想
南海トラフで地震が発生した場合の被害予想が新聞の第一面を賑わしている。TVのニュースでも大きく取り上げられた。

被害想定220兆円、避難者950万人だそうだ。

だが、この数字はいったいどこから出ているのだろう。計算の元になった前提の条件が全く見えてこないで数字だけが一人歩きしている。

いったいこれを見て何をどうしろと言うのか。

ただ一つ重要なのは地震が起きたらできるだけ早く、より高い所に逃げるということだろう。被害がどうのということではないはずだ。


気のせいか東日本大震災以来、この手の過大とも言える発表がやたら目に付く。積雪予想しかり、台風予報しかり。

地震巣窟の日本、いつどこで大地震が起こってもおかしくない。明日かもしれないし、100年、1000年、いや1万年先かもしれない。意地悪く言えば、取り敢えず数字を挙げておきさえしておけば地震が起きた時に言い逃れがつく。反対に、我々が生きている間に起きなくても予想が外れたといって避難されることはない。

こう言っては悪いが、東日本大地震を予想できなかった人達がどうしてこうも堂々とこんな数字を公表できるのだろう。「いや、予想はしていたし公表もしていた」というかもしれない。しかし、およそ1000年前の貞観年代に起こったと言われる貞観津波の存在を指摘する人たちをこの地震学界の主流派や重鎮は全く無視するか軽視してきたのではないのか。あの伊達政宗さえ過去に津波被害があったという言い伝えによって仙台城を海岸線から1遠く離れた高台に築城したと言うのに。

かくて、マスコミと行政だけがこの数字で踊る。

いやはや ひねくれジジイの戯言か。

盗難仏像の韓国側住職たちの突然の訪問

2013-03-16 | 随想
一昨日のニュースによると韓国・浮石寺の僧侶や支援者たちが、仏像を盗まれた対馬の観音寺にアポなしでやってきたとのこと。代替らしき仏像と寺で売られているマスコット人形3体を持参したと言う。明らかに取ってつけた誠意らしさを見せつけるだけのポーズにしか見えない。事実、韓国側のマスコミも帯同している。帰ってから大々的にわざわざ行ったのに門前払いとは不誠実だと宣伝するはずだ。

何よりおかしいのは持参した仏像は20年ほど前に作られ、浮石寺で大事にされてきたものだという。200年前の間違いではないかと思ったが確かに20年前のもののようだ。日本ならもし仏像が無くなったら、50年、100年後には仏像を作り直すはずだが朝鮮では違うらしい。これで仏像を大事にしていたと言うのだろうか。

また略奪されたという記録の有無については、記録はあったが略奪されたことを忘れるため廃棄したと言うらしい。全く幼稚で根拠の無いことを主張する。

 そもそも、前に書いたように浮石寺は奥行きが30kmもある細長い入り江の奥にあり、海賊がまともに入り込めない場所にある。それに加えて海岸から数キロも離れている。地形的に倭寇説は無理がある。

端山・浮石寺の位置


それに端山自体が半島中部に位置し、当時の航海技術では沿岸や島伝いにしか行くことができなかったはずだから海賊としてのこんなところまで倭寇が出向くのは無理なのである。事実半島から少ししか離れていない済州島は李氏朝鮮の時代は流刑地であった。この距離で流人が脱走できないのだから当時半島中央まで行くのは相当困難であることが判りそうなものだが、多分半島の人の多くは済州島がかつて流刑地だったということも知らないのだろう。


 また、かれらは倭寇の略奪というが倭寇は始めから海賊ではなく、通常の取引がうまくいかないときに略奪に走ったという。そもそも600年も続いた李氏朝鮮時代、鎖国に近い政策を続けていたではないのか。宗主国だった中国の裾の中に隠れた隠遁国家であり、中国とは多少商売の付き合いはあっただろうが当時の日本とは密貿易以外の民間の取引があったとは考えられない。あったとしても対馬と半島対岸との間だけだろう。そういう次第だから沿岸伝いで半島中央まで行くことはまず考えられない。

おまけにわざわざ行って取引するだけの価値あるモノが半島側には無かったのではないか。
江戸時代に朝鮮通信使というのがたびたび訪れているが、持参するものはほとんどなく逆に日本からの贈り物を要求したおねだり使節だったようだ。江戸幕府は困り果て、使節の派遣を制限したという。

 そして何よりも倭寇の多く7割以上が日本人をかたったものという。自国人つまり半島人か中国人だったという。仮に略奪があったとしても、地理的なこと、当時の航行技術などを総合すればそれは半島人自身か中国人による可能性の方が高い。

 ともかく、大事にしなかったという証拠でもある20年前の仏像を持ってきて、対馬で盗まれた仏像は自分のところの大事な仏像だと主張する神経が我々の常識を超えている。さすが長年「井の中のカワズ」だった隠遁民族ではある。





 


アベノミクスへの不安

2013-03-13 | 随想
 このところ方々で道路工事をやっている。だいたい毎年この時期は年度末となるため工事が多いものだが、今年はやたら目に付く。昨日も隣町のショッピングモールまでの15kmほどの間で3箇所も工事をやっていた。

 安倍内閣の景気浮上策-いわゆる”アベノミクス”で13兆円補正予算が追加されほとんどが公共投資に向けられるという。今日出くわした道路工事は県道なので県の予算だろうが国の予算が回っていることは間違いない。補正予算の財源は赤字国債である。その結果、国の債務-借金-は初めて1000兆円を超えることになるそうだ。実に税収の30年分に当たり、0歳児を含めた国民一人当たり830万円の借金とになる。

 公共事業は再生産のない、いうならただの浪費である。高速道や橋を作り、狭い道路を拡張する、歩道を広げるといったことはくらしが便利にはなるが付加価値を生まない。本来、十分に歳入があっての予算の中でやることだ。電化製品のエコポイント、車のエコ減税、住宅減税などなどいつまで一時的な景気対策を続けるのだろう。

 国の債務が1000兆円と膨大になってもそれはほとんどが国民からの借金であって、海外からの債務が多かったギリシャのように国が破綻するようなことはまだないという。そして国民の総貯蓄額は国の債務よりまだはるかに多いのでまだ赤字国債は発行できるという。

 だけどこの話は一見まともにきこえるがだがやはりおかしい。
どこか以前落語で聞いた話の内容に似ている。

 熊さんと八っつぁんが一斗樽の酒を仕入れて祭りで売って一儲けしようとした。が、二人で祭りの会場まで運ぶ途中でどちらかが少し呑みたくなり、手元に小銭があるから少し呑ませてくれという。そうすると、もう一方がその受け取った小銭で呑ませてくれという。かくて小銭が熊さん、八っつぁんの間を行き来する度に樽の酒は減ってゆき、最後にはその小銭と空になった樽だけが残る―という話である。

 さしずめ一斗樽の酒は我々の預金だろうか。国債という形となって汲みだされ、いつの間にかあるはずの預金がなくなっている。
性質(たち)が悪いのは樽酒なら残量が判るがこの場合は預金総額が我々には判らないこと。自分の預金額(負債額)は判るが、他人の預金額(負債額)などは判るはずがない。
かくて政府や金融関係者は我々には見えない「国民の預金総額」なるものを持ち出してまだ大丈夫という。

 理屈では自分が遣いもしない預金が減ることはない。しかし預金というものは所詮数字であって実体はない。いうならば日本銀行券というただの紙切れにしか過ぎない。
現在、物価上昇率年2%目標といっており、これが毎年達成されれば10年で20%も物価が上昇する。預金の実質価値は現在の80%まで下がることになる。20年なら約物価上昇50%で預金の実質価値は67%、約2/3まで下がる。それにつれ国の借金も実質目減りをすることにはなるが・・・。
過去の大戦後のドイツ、そして最近ではブラジルの激しいインフレ。日本でも戦後激しい貨幣価値の下落を経験している。

そもそも目標の物価上昇率2%というのもおかしい。物価が上がると景気が上がり給料が上がる、という単純図式だが、これも「風吹いて・・・桶屋が儲かる」に見える。

現在の状態は「負のスパイラル」状態といわれる。物が売れないから給料が下がる、給料が下がり購買力が落ちるのでますます物が売れなくなり価格が下がる、すると給料が更に下がって物価が下がる---というスパイラル図式。確かにこれは一理ある。

 では物価があがると給料が上がるかというとそんなことはない。順序が逆なのだ。給料が上がって物価が上がるのが筋。事実、高度成長のときがそうだった。毎年ベア(ベースアップ)が繰り返され、同じ比率で物価も上昇した。バブルがはじけてベアが止まると物価上昇もなくなり、負のスパイラルに陥った。

 給料を上げるため物価を上げようと言うのはまやかしでしかない。そもそも日本の賃金が高いために国内メーカーの国際競争力が無くなり、その結果生産拠点が海外にシフトしたのではなかったか。これから先給料が上がるとますます競争力はなくなってしまうことになる。

 円安になったから輸出メーカーの採算性があがる、株価が上昇したので景気が回復するというのもおかしい。いまやこれらはマネーゲームの世界であり、経済指標ではなくなってきている。世界中で物流量の何倍ものマネーが動いているから、政治家のちょっとしたひと言や世界情勢のなんでもない動きが憶測を呼びそれだけで上下する。株価や為替は長期のスパンなら経済動向を反映するのだが、今のような状態は一時的なものでしかない。

 いいものをより安く作るというのでは日本はもはや勝負できない。日本でしか作れないもの、技術を含めて、そんなものが早く出現することを切に願う。
 

WBCオランダ

2013-03-10 | 随想
WBC一次リーグで韓国を破ったオランダチーム、やけにアフリカンの選手が多くそして強いと思ったら南米ベネズエラ北方のカリブ海にアルバ、キュラソー、シント-マールテンなどというオランダの自治領があってこれらの自治領は野球が盛んだという。

キューバやドミニカ共和国などの他のカリブ海諸国のように大リーグで活躍する選手も多いそうで、大リーガーや元大リーガーが主体のチームなら強いのも当然当然だろう。

恥ずかしながらこれらのオランダ自治領の存在を今まで知らなかった。紛争などがあればニュースで取り上げられて目、耳にすることもあるだが、世界にはまだまだ知らないことが多い。

今日は今のところ日本がオランダを圧倒している。

盗難仏像の故郷   韓国・端山

2013-03-05 | 随想
 仏像が自寺から盗まれたものだと主張している「韓国 チュンチョン南道 瑞山 浮石寺」なる寺の場所をgoogle mapで調べてみた。

彼らの主張によれば、仏像が作られた14世紀末は倭寇が活発な時期であり瑞山は倭寇の活動が盛んだった地域の一つだった、だから倭寇が略奪していったに違いないという。

端山市 浮石寺


だが、浮石寺というのは上の地図で見るとわかるように細長く入り込んだ深い入り江の一番奥にあり、入り江の入口からは30km以上もある。さらに寺は海岸から直線でも3kmもある。決して沿岸の市街地にある訳ではない。

いったい陸上3kmも攻め込んで、更に追っ手がどこから来るか判らない湾内を30kmも逃げていく、そんな危険を犯すだろうか。はっきり言って常識的に見てこんなところは大軍団でもない限り侵攻できるはずがないではないか。これを倭寇が盗んだというのはまともな思考の持ち主ではない。

それでもなおまだこんな奥深いところまで倭寇の被害に遭会ったと言い張るなら、それはまともな自衛力、自治能力がなかったということを自ら言っていることになるのだがそれで自尊心は傷つかないのだろうか。

「自分達はいつも被害者、悪いのはすべて他人」の論理は半島内部でしか通用しない。

韓国の蛮行 ~ 盗難仏像の返還差し止め(2)

2013-03-03 | 随想
今回の盗難仏像返還差し止めの事件は朝鮮人の非常識さをまたまた浮き彫りにした。

今でも鮮明に思い出されるのは、ソウルオリンピックのボクシング会場での出来事。自国の選手の負けの判定に対し、激高したコーチがレフェリーに暴力を振るい、終いには会場の照明を落として真っ暗にしてしまったのだ。これは世界中に中継されており朝鮮人の愚かさを全世界にさらした。これは特別なケースではない。似た例を時々目にする。

今回の件についても、「朝鮮から盗まれた(かもしれない)もの➡だから盗み返して当然」の論理。しかも、盗まれたという確たる証拠もない。というより、朝鮮の歴史を振り返れば宗教弾圧によって多くの寺院が廃寺を余儀なくされており、これによって仏像も多くが遺棄されたという可能性の方がはるかに高い。これに対し対馬では600年もの間門徒達によって大事に扱われてきたという。

倭寇が盗んだというがそもそも李氏朝鮮は長い間鎖国政策を採り中国以外の外国人を入国させなかったはずではなかったか。

だいたいが思い込みが激しく、自分達の都合の悪いことは正視せずに言い訳して問題をすりかえる。一歩下げって周囲を見渡し、多元的な情報をもとに冷静で的確な判断をすることができないようだ。

竹島や慰安婦の問題で日本の歴史認識をとやかく言う。しかし、本当の歴史認識は彼らのほうにこそ必要なのである。

彼らは、日本が朝鮮を勝手に占領し併合して植民地化した、朝鮮は被害者だと言う。しかしそれは表層的なことで歴史的な背景を全く見ていない。以前にも書いたと思うが、当時、朝鮮の宗主国であった中国・清の力が衰え、不凍港を求めて南下政策をとっていたロシアが朝鮮半島を虎視眈々と狙っていた。既に満州はロシアの勢力圏に入っており、遼東半島の大蓮はロシアの租借地となっていた。

日本がロシアの更なる勢力拡大を阻止しようとして勃発したのが日露戦争であり、もしこの日露戦争に日本が勝っていなかったら、朝鮮半島はロシアに占領され今頃はロシア語が公用語になっていた可能性が高い。半島への出兵は日本の防衛戦略上当然のことであった。

また植民地とはもともと労働力としての人的資源や天然資源および物産などの搾取かあるいは自国製品の市場の確保といった両方の意味合いがあるのだが、当時朝鮮半島はその価値すらなかった。日本自身もそれほど工業化が進んでおらず売り込むだけの工業製品がなかったと言う事情もある。

そもそも占領されてありがたがる民族はもちろんいないが、占領されるには占領されるだけの理由がある。それは自己努力が足りなかった結果なのだ。
朝鮮は長い間中国と言うご婦人のスカート裾の中に隠れ安穏と暮らし、自己研鑽に努めなかった。日本では平安時代に破綻した律令体制が李氏朝鮮を通して100年前まで永続した。それに科挙制度。これはいわば儒教の司法試験であり、過去の文献の何ページの何行目にどんなことが書いてあるかそんなつまらぬ知識を問うもの。科学技術や芸能はないがしろにされ、というより卑賤のものとして蔑まれてきた。これでは技術や技能は発達しない。
韓国の農機具は驚くほど種類が少ないと言う。しかし日本では村の鍛冶屋が発達し農作業の形態に会わせて工夫を重ねた結果数え切れないほど多くの種類の農機具がある。これを見ても民族の程度がわかろうというもの。

日本が占領した当時、朝鮮人の識字率は低く字が読める人が極めて少なかった。日本の寺子屋のような私学制度がなかったせいだが、日韓併合以降学校を建て教育制度を確立させたのは実は日本なのである。また、彼らが現在当たり前として使うハングルも当時は下卑なるものとして殆ど使う人がいなかったのを合理的な文字として普及させたのも日本である。
科挙制度の中では漢字が読める人が唯一の知識人なのだからハングルが疎まれるのも当然の成り行きである。

さる日本の歴史作家が朝鮮民族について「歴史的にみてよく生きながらえることができたと思える不思議な民族」と表現している。日本の歴史の源流の一つとして朝鮮を調べれば調べるほど理解不能に陥ったのだろう。


思えば話はたかが半島製の仏像の一件であった。写真で見る限り、年代こそ経てはいるがそれほどできのいい仏像には思えない。対馬の先人達の思いや祈りが詰まっていることを考えると忍びないがわざわざ半島で作られた仏像を大事に拝むこともないだろうとも思う。





韓国の蛮行 ~ 盗難仏像の返還差し止め

2013-02-28 | 随想
 韓国の裁判所による盗難仏像返還差し止め仮処分の判決には正直言って呆れた。

この仏像は、対馬の観音寺から韓国窃盗団によって盗まれて韓国で無事保護された「観世音菩薩坐像」で朝鮮半島の韓国のさる寺で高麗時代に製造されたことが坐像内に明記されているそうだ。

日本人の倭寇などによって不当に奪われた可能性があるので、日本側が正当な手段で得たという証明をするまで返還を差し止めるという判決になるらしい。観音寺に伝わったのは700年も前のことで伝承しか残っていないというから証明は不可能、実質的に返還はかなわないということになる。

しかし「正当な手段で出たことを証明せよ」というのは、これは全くおかしい。非常識な話である。坐像は盗まれるまでは日本のもの。それを自分のモノだから返せというのなら不当な方法で奪われたということを逆に朝鮮側が証明する必要がある。それが道理というものだ。


高麗伝来の壷を例に言うと、高麗で作られたことは判るが、いつ、そしてどんな経路で日本に伝わったかは定かでない。


もともと、李氏朝鮮は支配者に都合のよい「孝」や「忠」の考えを被支配者に植え込むために儒教を国教とし仏教を弾圧した歴史がある。このとき日本でいう明治維新での廃仏毀釈のように多くの寺院が焼かれ仏画、仏像なども打ち捨てられという。そしてこのとき打ち捨てられた仏像が日本に流れてきたという可能性の方がはるかに高い。加えるなら、日本の廃仏毀釈はその余りの愚かさに気付く人がいて直ちに改められたが朝鮮の方は近代まで続いている。

朝鮮民族は被害者意識ばかり強く、自らを、そして自らの歴史を真摯に学ぼうとしない。人は自らを学ぶことによって弱点を減らし長点を高めることができるはずなのだがそれをしない。


今回の件は朝鮮民族がいつまでたっても二流民族を抜け出せないだろうということを明らかに示した。

日本に占領され日本の敗戦により独立したと思っているが、日本が併合するまで彼らは中国の傘下にいてその中の狭い世界で権力闘争に明け暮れた。それまではあたかも独立国だったかのような感覚でいるが実は中国を宗主国とする属国。これさえも知ろうとしない。

韓国仏教は日本支配により息を吹き返したが、その間僧の妻帯化が進み、日本からの解放後に独裁者・李承晩大統領の「妻帯僧は僧侶でない」という諭旨発表によって妻帯僧と独身僧とが暴力団をそれぞれが入れて寺院の争奪戦を行ったそうだ。まさにこれは李氏朝鮮時代の中国の力に当てにした権力闘争の縮図。何も変わっていない。

まず自らをしっかり学べ。