忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

洗面化粧台の混合栓 取替え奮闘記

2020-10-07 | 日記

 毎日終日使う洗面台の混合栓(温水+冷水)が設置から40年を過ぎ、クロムメッキが一部禿げたりして見栄えが悪くなってきた。

水漏れはまだないが、何よりも水を出すのにツマミを指で掴んで引き上げる方式なので衛生面で気になっていた。
    ※正面左右のクロムメッキが剥がれたので反射テープで補修。
     ツマミ中心部に貼ってあった冷水・温水の混合割合を示す表示盤も腐食し剥がれた
     ので反射テープを貼ってネジ穴を隠して使っていた。

 この混合栓の取り付け・取り外しはシンクの下の奥の方なので作業性が極めて悪い。これが取替えを躊躇させていた最大の原因であった。

今回、TOTO製でレバー式の混合栓がセールで通常より安価に購入できたので
思い切って取り替えることにした。

しかし、寸法など必要と思われる部分は詳細に調べたつもりだったがメーカーが
異なると思わぬところで支障が出て一発で取り替えというわけにはいかなかった。

狭くて作業性がきわめて悪い取りかえ作業の繰り返しはさすがに堪(こた)えた。

そこで反省を含めて備忘録として顛末記を書いてみた。

 

まず用意したのは最大30mmまで広がる広スパンで柄が短いモンキーレンチ。
手持ちのモンキーは最大幅25mmなので混合栓下の取り付け六角ナット(幅26mm)
には入らないし柄が長いのでシンクの下の狭い場所では柄が支(つか)えて使いもの
にならない。

給水栓取替えの専用レンチがあるものの取替えしか使えないしなぜか値段も高い。モンキーレンチならば蛇口の補修などにも使えて汎用性がある。(ただしシンク下に潜り込んでの窮屈な作業はつらい)。

まず給水栓につながっている給水管と給湯管のそれぞれのフレキ管をはずし、
続いて給水栓本体を止めてある六角ナットを外して給水栓を取り外す。
(狭いのでモンキーレンチを裏返したり表に戻したりを繰り返す必要がある)

     ※給湯(左)と給水(右)、排水弁のポップアップ棒のための穴(中央)

 給湯、給水そしてポップアップ棒のそれぞれの穴は大きく、十分余裕があると思
われた。

本体にポップアップ棒を通してみるとスムーズに動くのを確認したまではよかったが
ポップアップ棒を外したまま給水栓を取り付けたあと給湯、給水管を接続してしまった。(今までの混合栓はそのままで引き抜くことができた)

ところが、さていざポップアップ棒を本体の穴に通そうとすると棒の先端についている
引き上げ用のつまみが洗面台の鏡に当たって入らない。
今までの混合栓はポップアップ棒用の穴がほぼ垂直だったが、新しい
混合栓の穴はやや斜めに奥の方に傾いているのに気づかなかった。あとの祭り。

やむなく、シンク下にまた潜り込んで取り付けナットを緩め、本体を少し前屈させて
通すことにした。給湯、給水管のほうはフレキなので接続したままでいい。

しかしそれでもなおポップアップ棒は入らない。どうもこんどは洗面台に開いている穴の壁に当たるらしい。(穴が垂直に開いているので底の方が邪魔をする)

そこでせっかく苦労して取り付けた混合栓をもう一度取り外し、穴を削ることにした。
穴を削るのはノコ身が細くて穴に入る「挽きまわし鋸」というのを使った。

あれやこれやで1時間余りで終えると見込んでいた作業が半日もかかってしまった。


連れ合いは洗面台ごと新品に取り替えたかったらしく、取替え前には不満気味で
あったが新しい混合栓の使い勝手には満足しているようだ。

レバー式なのでテコが効いて開閉操作が軽いというの利点の一つである。

 

 


孫息子のラジオ出演

2018-09-01 | 日記

 昨日の朝のこと、やや遅い朝食を摂っていると、遠方に離れて暮らす長男

からメールが入った。

 時間が時間だけに何事かと思い、急いでメールを開くと

NHKラジオの「夏休み子供電話相談室」に当選しこれから孫息子が出演するとのこと。

さてそれからが大変。

予定されている出演予定時刻まで30分余りしかない。

録音しなくては・・・と思い、ラジカセ、カセットテープを早速準備。

しかしラジカセは年代物で、おまけにラジオからの録音はもう20年以上もやっていない。

そこでラジカセ2台セットし、加えてタブレットのボイスレコーダを起動して

待つこと十数分余り。

 

ラジカセ1台は不安的中、しかし残り2台は無事ミッション完了した。

孫息子は少し緊張気味だったが受け答えがしっかりしていた。成長を感じる。

 

 


扇風機を一日に3台修理した

2018-08-30 | 日記

 タイトルには三台と書いたが三台目は修理途中(樹脂固化待ち)なので、正確には
2台半ということになるだろうか。しかし一日に三台も手掛けることになろうとは思いも
よらなかった。 

 うち2台は首振り動作が壊れたので角度を固定して使っていた。一人で使う分においては
”リズム風”モードで使えばむしろ首振りモードより心地よい。というわけで修理をあと延ばしに
していた。

まず手始めになったのは応接間の座敷扇。動くなったので廃棄すると連れ合いが言う。
そして動かなくなったことはずっと前に言ったが直してくれなかったとも言う。だけど当方は
それを聞いた記憶がまったくない。歳を重ねるにつれこの手の会話が増えた気がする。
「言った」「聞いた記憶がない」・・・・

それさておき、まず見てみることにする。
確かに電源を入れても入らない。分解して断線している箇所がないかチェックしてみたが
異常はない。そこでテスターでチェックしようと再度電源をいれてみたところなんと今度は
動いた。 どうもガラス管ヒューズの接触不良だったらしい。ガラス管ヒューズが使われている
なんて年代を感じさせるが、ヒューズの接触部分を磨いて再組み立て復旧した。
それでも小一時間くらいはかかっただろうか。

次は以前にも書いたことのある、首振り用に日本電産(Sankyo)製モーターが使われている
ナショナル製の扇風機。首振り用低速モータ内の樹脂製ギアが粉砕してしまい首振りしなくな
っていた。
 
  モーター内部
  (中央モーターから6個のギアを使って減速しているが二番目のギアが損壊してしまっている。
   最終段のギアは後述の電子レンジ用のギアと交換後のもの)  

以前、壊れたナショナル製の電子レンジを分解していたらターンテーブルの低速モーターが
同じ日本電産製の低速モーターであった。
回転数が60Hzで正規品は5.1rpm、電子レンジ用のもの6rpmと若干ちがうものののサイズを含め仕様はほぼ同じ。 

左:電子レンジターンテーブル用        右:扇風機首振り用
  M2AJ49ZC32              M2AJ42ZC81
  5/6rpm                 4.3/2.5rpm
  3/2.5W                 3/2.5W
 

出力側
   左:扇風機用モータ出力軸(金属製で割りピン止め)       右:電子レンジターンテーブル用(樹脂製でビス止め)         



写真でわかるように各段のギアの位置はまったく同じ。壊れた扇風機用のモーターに電子レンジ
用の出力軸を入れ替えて手で回すと全く抵抗なく回る。そこで出力軸と蓋を入れ替えてモーターを復旧。

そしてモーターの電源端子をハンダ付けして無事再組み立てし復旧した。
 

三台目は扇風機本体モーターが首振りモーターを兼用する代物。 本体後ろ側のレバー
を手動で上げ下げして首振り、固定を切り替える構造になっているものだがモーターの回転
を首振り機構に力を伝達する途中の樹脂製の部品が壊れてしまっている。
首振り動作を手で押さえるなど無理な力がかかったとき力を逃す仕組みになっているのだが
あまりにチャチな代物である。これについては長くなるので次回以降に触れたいと思う。 


野良猫捕獲…………自作のトラップでついに通算10匹目

2018-05-29 | 日記

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*  これはDIY愛好家を対象にしたものです。一部の偏狭な *
* 愛猫家による悪意あるコメントは受け付けません。     *
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 GWの間の約10日間旅に出た。旅から帰って庭に出るとなにやら悪臭がする。

花壇の一部に雨がかからない部分があり、在宅の間はほぼ毎日散水をして湿っているが
留守の間に乾いてしまっている。そこに野良猫が用を足した跡がある。
猫は用を足したところに泥をかけ隠す習性があるので乾いた土は都合がいいのだろう。

で、3年ぶりに自作の猫トラップを引っ張り出してみた。

雨ざらしのまま放置していたのでビニール被覆が所々錆びてはいるがどこも破れている
ところはなく、作動も問題ないようだ。

そこで魚肉ソーセージを餌にしてトラップをセットした。
 

待つこと僅か半日、通算で10匹目の捕獲に成功した。
面倒だが梅雨に入って小雨が降るなか、例によって人里離れた山中に”移住”させた。 

野良猫との闘いは決して簡単ではない。相手も必死。

実は最初に仕掛けたのは一昨日で初日(昨日)は捕獲に失敗した。
餌だけかじり取られていた。ゴムの引張りが強すぎてトリガーが抜けなかったらしい。
 入り口の扉は自重で落ちて閉まる仕組みになっているが、より確実に閉まるように
ゴムで引っ張りを入れている。上の写真のように扉が全開のときにテンションが
掛からないようにゴム紐をかける必要があったのだが久し振りなので失念していた。 

最近、近所にあったアパートが解体され、そこで飼われていた猫が野良化した
らしい。しばらく野良猫を見かけなかったがこのところ2,3匹が出入りしている。
野良猫との闘いは知恵比べでもある。まだまだバトルは続く。 


お年玉付き年賀状の2等に当選!! でも景品は期待はずれ

2018-01-20 | 日記

 15日にお年玉付き年賀はがきの当選番号が発表された。

その日全く意にも介していなかったのだが、連れ合いが今日発表日ではないかというので
ネットで調べチェックしてみたところ……。

な、なんと2等に当選。3等の切手シートも……。 

確率からいうと3等は100枚につき2本なので当たりそうだがなぜか毎年外れてばかり。 

それが今年は1万枚に1本という2等に当選。

さぞかし景品は豪華ではと期待したいところだが…………景品のリストを見てガッカリしてしまった。

ジャムの詰め合わせ、クッキーなどなどせいぜい2,3千円程度の品々ばかり。欲しいものが
ない。 

でもせっかくだから早速近所にある郵便局に出向き、3等と合わせ景品受け取りの手続きをした。

はがきのコピーをとられ、申込書と景品の送付書それぞれに住所、氏名、電話番号を記入。
なんと面倒なと思っていたら…………

最後に本人確認のため免許証保険証は?ときた。 あいにく散歩がてら来たので持ち合わせて
いないといったら認めてくれたがこれにはあきれてしまった。これは余談。

ともあれ確率の低いのに当たっておめでたい。今年はまだまだ良いことがありますように。

 

 

 

 


中華品は時間がかかる

2017-12-28 | 日記

 Amazonで注文したのが今月2日。

今日28日で26日目になるがまだ商品が届かない。

発送したという連絡が注文翌日に届いたものの、発送伝票の番号が添付されておらず催促した結果送られてきた伝票番号で追跡してみると……

 

……中華から……直送……!??!! (この時点ですでに時間がかかることは充分予想はしていたが……)

このところ毎日タブレットを開く度にチェックしているが兎に角動きが遅いことこの上ない。

ざっと以下の通り。

 Dec 05, 2017 01:42 am
        Shipment arrived at facility and measured.4PX 
        Yiwu,China
 Dec 05, 2017 01:42 am
        Shipment operation completed 4PX
        Yiwu,China
  Dec 16, 2017 07:29 pm
        Depart from facility to service provider.4PX
  Dec 16, 2017 11:30 pm
        Hand over to airline.4PX
         HK
  Dec 22, 2017 04:30 pm
       departed from export center4PX
  Dec 23, 2017   10:07 pm
                            Shipment arrived at destination country.4PX

 

  ……  4PXというのが中国の輸送業者らしい。

航空貨物業者に手渡されるまでに約2週間、そして中国から発送されるまでに更に約1週間(おそらく通関手続きか?)もかかっている。

伝票が真実ならすでに国内に到着しているはずだがもう4日も経過しているのに動きがない。どこに着いたのかも不明。

さすが“悠久3000年”(時間感覚皆無)、“白髪3000丈”(誇大強調)の国、中華。

事前に中華品とわかっていれば注文することはなかったのだが……。


三鈷(さんこ)の松?   松の剪定DIYのおまけ 

2017-11-22 | 日記

 一昨年まで庭師に頼んでいた松の剪定を、昨年から自分でやることにした。

 剪定は春秋の年二回。うち春の剪定は主に芽摘みだけなので比較的簡単だが、
秋の剪定の方は手間がかかる。何しろ何本にも枝分かれした枝先の一本々々
の古い葉を落としていかなければならないから時間がかかる。

松二本で丸8日近くかかってようやく終えることができた。

今年は夏が好天だったせいなのか、はたまた夏の暑い時期に幹に水をかけるなど
したのが奏功したのか生育が良く剪定くずが昨年より多い気がした。

で剪定した松葉を集めていると、その中に三つ葉の松葉が一本あるのを見つけた。

三つ葉の松葉……そういえばどこかで聞いたような気がして家内に聞くと高野山の
「三鈷の松」だと即答。2、3年前に行ったがどこだったか場所をすっかり失念しまって
いた。

弘法大師にまつわるありがたい松。あたり一面の落ち葉に散見されたがうちの松にも
一本あった。なんとなくありがたい気持ちになって写真に収めた。


 

 


腕時計 ~ 閉まりにくい裏蓋の安上がりな閉め方

2017-08-16 | 日記

 連れ合いに頼まれてペンダント型の懐中時計の電池を入れ替えた。

出かけるときよく時計をし忘れるので車に常備しておいたら……という。

予備の時計は他にも複数個あるので別にこの時計でなくてもいいのだが

性分のせいでこういう手先の仕事を頼まれると体が自然と動く。

 

で、まず電池の確認、取り外し。

やや開けにくかった裏蓋をマイクロドライバーでやっとの思いで

こじ開けると中には”SR626SW”というボタン電池が入っているのが見えた。

さっそく近所の100均で購入しようと行ってみたが、一月ほど前に買ったこの電池がない。

そこでネットで検索してみると、アマゾンで5個入り460円、しかもSONY製で送料無料ときた。

1個当たり92円。100均より安い。他にも使う予定があったので早速注文した。

 

注文して2日後にDM便で届いた。早い。

 

そこで早速、電池を入れ替えるとみると無事動く。

ところがそれからが問題だった。

…………肝腎の裏蓋が閉まらない。両手親指で全体重をかけてみたが梃子でも動かない。

閉まらないのを無理やり閉めるとガラスを傷つけた割れたりするおそれがある。

そこで考えたのが手製の”裏蓋閉め機”なるもの。ネットで見た”裏蓋閉め機”がヒントに

なった。買えば1000円以上はする。めったに使わないのに買う手はない。

 

まず板を用意し、時計ガラスが嵌っている金枠のサイズの窪みを掘り込む。

そしてここに時計を嵌め込み、裏蓋側にもう一枚の木板を当てて二枚の板で

時計を挟む。そして小型の万力(これも100均で入手可能)2個を使ってゆっくり締め込む。

これで無事完了。

木版に窪みを掘り込む手間はかかるがカッターを使ってわずか10分程度。

 

 


熊本で地震 ~ 今月初め行ったばかり

2016-04-16 | 日記

 今朝早朝に携帯からけたたましい警報音がなる。ほどなく激しい揺れが来た。

20秒以上の長い揺れが続く。テレビを点けると熊本地方でまたまた激震が発生した

とある。

 

 

熊本地方では一昨日夜に震度7の激震が発生し、以来余震が続いている。

熊本は今月2日に宿泊し、熊本城の夜桜を楽しんだばかりである。

今回の地震でその熊本城も石垣崩落、瓦脱落など大きな被害が出ている。

 

翌日3日に阿蘇に行き一心行の桜を見た。震源で住宅倒壊による多数の

被害者が出た益城町はその途中にあり車で通過している。

 

阿蘇が好きで毎年必ず一度は訪れている。

愛してやまない熊本。早く余震が収まって平穏なときが戻ることを願っている。

 

 


突然の訃報

2015-04-20 | 日記

 このところ連れ合いの縁者等に急な不幸が続いている。

一昨日、近所に住む二従兄の奥さんが亡くなった。享年63歳。まだ若い。
先月は熊本に住む従妹を亡くしている。こちらはまだ58歳とさらに若い。
いずれも死の間際まで病気の事を周囲のごく限られた人にしか伝えていなかったという。

また連れ合いは昨年秋に叔父、初夏には高校、大学が同じで姉妹同様の付き合いがあった
友人を亡くしている。

現在、平均寿命は男女とも80歳を超えた。70代の叔父も早すぎるが、二従妹の奥さんや
従妹、それに友人はあまりにも若過ぎる。

いずれも癌。しかも二従妹と友人は乳癌である。気をつければ比較的気付きやすい部位
であるはずなのだが意外と手遅れになるケースが多い。

早期発見、早期治療が肝要である。
乳がん撲滅の”ピンクリボンキャンペーン”が推進されることを願ってやまない。

連れ合いが野良猫の捕獲をしばらくやめてくれという。仲良しだった二従妹が猫好きだった
からである。


外はぽかぽか陽気 春まぢか(続)

2015-03-26 | 日記

 数日前陽気に浮かれて庭に出たところをブログに書いたが、このところ寒気がもどって
今日は最低気温が氷点下まで下がっているとのこと。どうりで寝床の中でも肩口が寒い。

この時期になると「早春賦」が思わず口に出る。
例の「春は名のみの風の寒さよ ・・・」っていう歌詞の歌。

「早春賦」といえば、信州・安曇野の「大王わさび農園」にほど近い川岸に歌碑があり
GWの時期に何度か行ったことがある。信州は5月がちょうどこちらの今時分に近い。
近くの里は梅、桜、コブシ、遠くに残雪を抱いた北アルプスを見ながら歌碑に設けられた
オルゴールのメロディーを聞くとまたいい。信州は春が一度に訪れる。

ところで、数日前のブログで「グミ」の花として写真を掲載したところ、「グミ」ではないの
ではないかとの丁寧なコメントをいただいた。実は書いたあと間違いに気付いていた。
「グミ」の実は表面がざらざらしているが、この木はつるっとした実をつける。葉も全く違う。

その昔子供のころ、「ウグイスの実」といっていたように思うが名前がはっきり思い出せ
ない。そこで故郷に今も住む姉に確認したところ確かに「ウグイス」といっていたという。
そして「ウグイス」とは「ウグイスカグラ」から来ているのではないかといってきた。
だがネットで調べてみると実は似ているが花が全くちがう。

庭の花           ウグイスカグラの花、実
        

写真を送れというので送ってみると早速返事が来て「ニワウメ」ではないかいう。
ネットで確認したところどうもそうらしい。それにしても実は本当によく似ている。
半透明で中の種が透けて見える。味もそっくり同じ。

子どもころ食べた「ウグイスの実」の木の花は写真のような花だったような気も
するが殆んど記憶がない。
花が目に留って奇麗と感じるというのはそれだけ歳を重ねた結果なのだろうか。

 またネット情報によれば、東京、和歌山、福岡の方言で「ウグイスカグラ」のことを
単に「ウグイス」とよぶということも知った。

コメントのおかげで大変勉強になった。ご指摘をしていただいたMacchanさん
ありがとうございました。


外はぽかぽか陽気 春まぢか

2015-03-22 | 日記

 昨夜土曜日は夕刻に自治会総会を開催。任期一年の自治会長として最後のお勤めである。
総会で配布する資料は数日前に準備が終わっているので問題がないが、夕方に予定があると
気分的に何かと落ちつかない。

じっとしてもいられないので庭いじりをする。外はすっかり暖かくなっている。
ちょっと作業をすると汗ばむくらい温かい。

除草に始まり、池に張った防鳥ネットの手直しをする。毎年稚魚が孵化し20匹をこえる金魚
がいたのにすっかり見かけなくなったと思ったら、数日前の朝に家人が庭に面した縁側の
カーテンを開けた途端に大きなゴイサギがネットから飛び立ったという。数年前にもゴイサギ
を見かけたことがあり、その時ネットを二重に張ったがその隙間に入り込んだ模様である。

数年前池の金魚を襲ったゴイサギ(推定)
人影に気づいて逃げたが隣の裏庭に移っただけで
こちらの動向を窺っている。サッシを開けるとすぐ横の屋根に飛び移っただけで
飛び去ろうともしなかった。生きるためとはいえしつこい。



自然のいきものは生き延びるのに必死で、何処かにスキがないか、安全な時はいつかと
常に狙っているようだ。全く油断ならない。

最近金魚の全く姿が見えないので全滅したものと半ば諦めていた。だが、うれしいことに
彼らは池に設置した循環ポンプのフィルタ-室に身を隠していた。都合7匹。循環をかける
ことがないのでフィルタ-を取りはずしていたのでそのスペースは結構広い。
まずは一安心。

庭を見回すと、グミが今まさに満開。可愛らしいピンクの花を付けている。

そして信州で入手したクロユリとミズバショウも土の中から新芽を覗かし始めた。

こちらがクロユリ。

こちらはミズバショウ。

桜の満開も近い。


野良猫捕獲 遂に9匹目

2015-03-18 | 日記

 昨日またまた野良猫が自作の猫トラップにかかった。約2週間ぶりで通算9匹目。

今度の猫は非常に獰猛で完全に野良猫の形相をしている。近付くと歯を剥いて威嚇するだけ
でなく、吐き出すように”カーッ”と猛って前足で攻撃してくる。いわゆる猫パンチ。

迂闊に手を近づけ過ぎると爪をかけられそうで、入口シャッターが何かの拍子で開かないよう
にアルミワイヤーで固定するのさえ手を出しかねる。カゴの上面左右の二カ所に掛けた運搬用
の取っ手に手をかけるのも怖い。

仕掛けに使った餌は前々回からの使い回しの魚肉の細ソーセージ。 もうすでにおよそ2ヵ月
は経っていて完全に干からびていた。それを半分食いちぎっている。

これまでの野良は食らい付くと同時に入口シャッターが締まるのに気付いて餌どころではな
くなっしまうのだろう、餌はそっくりそのまま残っているのだが、今回は相当腹を空かせていたのだろうか。そうでなければ相当の”大物”なのだろう。

凶暴さといい、額にそれほど日が経っていないような傷があることから飼い猫でないことは
明らかである。今回も人里離れた山林に”強制移住”させた。侵入防止の対策を施している
のにそれをあざわらうかのように侵入してくるので止むを得まい。

ゴミの不法投棄者と見誤まられことのないように気を遣いながら・・・・。”強制移住”もなかなか
難しい。

大人しくしているようだがこれでいて甚だ凶暴。威嚇してくる姿を撮りたいと思ったが迂闊に
カメラを寄せることが怖くて撮れない。
写真ではケージの隅で固まっているようにも見え、実は警戒心の強い小心者だったかも。

 

 



 


野良猫捕獲 遂に8匹目

2015-03-04 | 日記

 自作の猫トラップの成果は昨日とうとう累計8匹目になった。

仕掛けた餌は前回使った魚肉ソーセージの再利用。餌に齧りつくと同時にシャッターが閉ま
り、それに気が付いた猫は必死に逃げ場を求めて右往左往するだけのため餌は毎回その
まま残る。

それを再び使ったわけだが、前回仕掛けた時からすでに2週間以上雨風に晒されていて
相当干からびているはず。そんな古びた、そして腐りかけているはずの餌に飛び付くとはお
ぞましい限りだ。

今度の”獲物”はグレイのかなり毛並みがいい猫で体重が5kg以上はありそうなくらい丸々
と肥っている。

一見飼い猫のようでもあるが近付くだけで歯を剥いて烈しく威嚇してくる。また古い餌に食ら
いついてきたことからして恐らく野良猫であろう。前回同様遠くへ”放逐”することにした。

まだ周辺には野良猫が相当数たむろしている。だが”敵”があちらから寄ってきてケージに
入ってくれなければ成果はでない。時は”積極的平和主義”とかいうなにやら訳のわからない
ことを言っている人がいるがこちらはただ待つだけの”消極的対処法”。最近では童謡の「待
ちぼうけ」の心境になってきた。



またまた野良猫捕獲に成功・・・一年ぶりに7匹目

2015-02-20 | 日記

 以前野良猫の悪戯に悩まされ猫トラップを自作した。手前味噌ながらこれがかなり性能がよ
く、これまでにすでに6匹捕獲した。

その甲斐あってかこの半年以上庭に野良猫が侵入してくるのを見かけなくなかったが、一週間ほど
前にブロック塀を乗り越えて野良猫がまたまたやってきた。

最近メジロをはじめヒヨドリ、ムクドリなどの野鳥がやってきているのでこれらを狙ってやってきた
のだろう。あるいは縄張り拡大か。

そこで早速猫トラップを仕掛けてみた。餌は昨年夏に使ったきりになっていた残りの魚肉ソーセ
ージ半分。冷蔵庫に保管してはいたが、切り口の方はすでに乾燥して硬くなってしまっている。

数日待ったもののそれ以来、野良猫の姿をみかけることもなかったので仕掛けたことを忘れていた。

昨日昼食時に何気なく庭を見ていると猫トラップの入口シャッターが閉まっているのに気がついた。
トラップ本体の方は躑躅の植木に隠れて見えないようにしているので掛かっているのかは
判別できない。

連れ合いは、一昨日変だと気付いてそう言ったというが当方は全く記憶がない。
昨日も屋根を葺き替えたサンルームの整理に忙しく。夕方近くまでまた忘れていた。
夕方、連れ合いに再度指摘され念のため見てみると、中に暴れることなく大人しく納まっている。

連れ合いのいうことが本当なら一昼夜以上過ごしたことになる。既に逃げられないと悟って諦め
たのだろう。可哀そうなことをした。

この猫も車で20分ほど離れた野山に”転居”願った。
それにしても、あんなに古い餌に食らいつくとは・・・。切り口部分は乾燥し縮んで固くなっている
うえ、残りの部分も袋から出すと「ぬめり気」が出ているようだったのだが・・・・・・。

cf.以前読者の方から愛猫センターあるいは保健所に届けたらというようなアドバイスをいた
だいたことがある。しかし保健所に持っていくと多分処分(薬殺?)されるだろうし、愛猫セン
ターなるものは田舎のことゆえ近くには存在しない。あっても引き取りをするようなモノ好き
はこんな田舎ではいない。申し訳ないが人に迷惑がかかりそうにない野山に放逐する方が野良猫にとってもいいと思う。
猫は嫌いではない。が、以前台所の屋根裏に巣作りし子猫を産んだことがあり、最近では池
で飼っていた金魚をかすめ取られたことがある。日干ししている蒲団の上でちゃっかり日向
ぼっこをしている猫もあったそうな。
そんな近所迷惑を考えずに可愛いから、可哀そうだからといって野良猫に餌を定期的に与
える人がいる。野良猫は餌を与えると増える。本当はそんな人が迷惑なのだ。