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忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

今年もユキモチソウが開花した

2020-04-14 | 山野草

 5年前に急逝した義母は山野草が好きで多数の植木鉢を遺していった。

自分には山野草の趣味はなかったが、廃棄するに忍びなく、そのまま世話を引き継いでいる。

しかし義母は買い集めるばかりで世話の方は気の向くままといった具合だったので、少々手を抜いても生き残る生命力の強いものばかり残った。

ユキモチソウもその一つで全く手をつけないのに毎年今の時期に芽を出し花をつける。

花をよく見ると雪見大福みたいな花でムッチリしていて意外と可愛らしい。

生命力が強いはずだが一株だけで一向に増えない。と思ったら、球根では増えず、種子で増えるとある。しかも、雌雄異株だそうな。これでは増えるはずがない。

ともかく春は開花ラッシュである。


月桂樹の開花

2020-04-09 | 山野草

 月桂樹は生命力が強い。毎年、根元の周囲の地面から幾本となく新芽を出す。放っておくと月桂樹の森になるだろうから、気付く度に新芽を剪定している。

数年前、それまであった2本の幹が枯れそうになったので新芽を2本伸ばすことにしたところこの2本が立派に成長した。そして従来あった2本の幹が相次いで枯れてしまった。

月桂樹の花は全く地味で目立たない。香りもない。が、今が盛り。

 


苔を掘りくり返して荒らした犯人は------------

2020-03-27 | 山野草

 庭の苔が剥ぎ取られる被害が続いた。被害に遭った苔は直径5㎝ほど欠片になってそこらじゅうに散乱している。

被害に遭った当初、“犯人”は庭に住み着いているモグラの 仕業ではないかと思っていたが、“犯人”の情報は思わぬところからはいってきた。

月に2回自宅に来る知人に何気なく話したところ「鳥ですよ」と言う。その知人によると奥さんが“犯行”を目撃したという。

早速ネットで「鳥」、「苔」、「被害」をキーワードに検索するとすぐにヒットした。それはツグミ。添付されている被害状況の写真が全く同じ。それはよく知られているということのようだ。

日本で越冬する渡り鳥であるツグミは、帰る前の春先苔の下の虫やミミズを補食して栄養をつけるらしい。

鳥ということは“犯行”は夜中ではない。単に当方が朝寝坊して見かけなかっただけだったようだ。

渡り鳥だから来年またやってくる。来年は防鳥ネットを張ることにしよう。


新型コロナで横文字の氾乱

2020-03-25 | 山野草

 どうも政治家や役人は横文字が好きなようだ。

クラスター、オーバーシュートに続いて今度は都知事の小池がロックダウンなる

耳慣れない 言葉を言い出した。

どうも“クラスター”は集団感染、“オーバーシュート”は(予想値を越える)爆発的増加、

そして“ロックダウン”とは(都市の)封鎖という意味らしい。だが英語に言い換えて

みたところでコロナの猛威は何も変わらない。年寄りや子供を惑わすだけだ。

なぜ彼らは平易な日本語があるのに横文字を使いたがるのだろう。

とくにオーバーシュートという単語は、容器に物を仕込む時に仕込み量(定量値)

をわずかに越えて入ってしまった量のことを言い、どうも意味が違うのではないだろうか。違和感を感じてならない。

東京オリンピックも延期が決まった。おそらく中止の前のワンステップなのだろう。

このオリンピックにぶら下がっている輩がいやというほどいる。またオリンピック担当大臣、オリンピック組織委員会会長、JOC会長、スポーツ庁長官などなど訳のわからない連中が跋扈する。こんなオリンピックに誰がした。

 

 

 


山口市・瑠璃光寺と一の坂の桜

2019-04-09 | 山野草

 今年も山口市の瑠璃光寺と一の坂川沿いの桜を観に行ってきた。
行ったのは今週の月曜日。前日は日曜日だったのでおそらく大勢の花見客で
あふれかえったのではないかと思われるが、平日なので人通りも少ない。

桜は満開をやや過ぎた頃だろう。そよ風程度のわずかな風で花吹雪となる。
個人的には満開よりもこの花吹雪の状態がいい。

偶然にも花祭りの日。瑠璃光寺で甘茶の接待を受けた。

【駐車場から国宝・五重塔】


【公園から桜越しの五重塔】

【一の坂側の桜】

一の坂川の両岸600m亘って桜並木がある。

ところで桜並木の途中にあったヤマザキデイリーストアが
3月で店じまいしていた。また建屋が解体され空き地になったところもある。
県庁所在地というのにだんだんと寂しくなっていく。 

※今月初めのgooブログのシステムで写真がアップできなくなっていた。
やっと修正されたようだ。 



 


ニワウメが満開・・・・・室外作業の絶好日和

2019-03-23 | 山野草

 今年もニワウメが満開となった。

三寒四温の時期らしく、一昨日は最高温度25℃というのに今日は13℃とやや肌寒い。

それでも今日の札幌は最高温度で-1℃というから本当にありがたい。

日差しが射して外で作業するには暑からず寒からずの絶好の日和。

ということで、今日は電動丸鋸を引っ張り出して溜まっている廃材を処理。

30年以上使っている琺瑯(ホウロウ)五右衛門風呂はもうとっくに限界に来ていて
今度はガス風呂にしようか、いや灯油ボイラーにしようかと思案中だが
寒い時期の風呂工事はなんとか避けようと延ばしに延ばしてきた。

暖かくなってきたのでそろそろ更新といきますか。

 

 

 

 

 


サクラソウの芽吹き

2019-03-10 | 山野草

 このところ日ごとに暖かくなり、太陽温水器の水温は昨日47℃をしめした。水を注ぎ足さないと
熱くて入れないほどである。

もう2週間ほどすると春分の日。日差しが一段と強くなっている。

この陽気につられてポット植えのサクラソウがモミジの落ち葉の間から新芽を覗かせた。

アミガサユリ(編み笠ゆり)は一輪だけ咲いた。

 

クリスマスローズは現在満開。
 下向きに咲くので上からみるとまったく目立たない花。しかし開花時期は長く1ヶ月くらい続いて
楽しませてくれる。

それにしてもクリスマスはとっくに過ぎている。なぜクリスマスの名がついているのだろう。
そしてローズ(バラ)も。 


フキノトウ

2018-01-29 | 山野草

 このところ小雪が舞う寒い日が続いている。

先週は週間天気予報で晴れマークが出たのは一日だけということがあった。
温暖な当地ではほとんど経験したことがない。 

そんな寒い日が続くなか今年もフキノトウの季節がやってきた。

庭に生えている蕗の根元にフキノトウが顔を覗かしはじめ収穫の時期となった。
大小10数個。 

早速油で揚げて春の香りを満喫。ほろ苦い香りがまたいい。 

フキノトウと言えば、大きくなるまで北の雪国の産物とばかり思っていた。
そして山菜の一つ。つまり山に入らないと取れないものと。

フキノトウが蕗の若芽であり、南国の一部でもある当地でも生えるし、山に入らなくても
採れるということを知ったのは恥ずかしながらつい最近のことである。 

子供のころに口にした経験がないが、それは暖かいゆえに冬でも野菜に困る
ことがなかったせいだろうかと思う。あるいは料理が面倒だからかも知れない。

10数年前、北海道の釧路に出張した帰り、釧路駅付近の歩道脇にフキノトウが
群生して驚いたことを思い出す。懐かしい思い出のひとつである。
 

 

 


キチジョウソウ

2017-11-08 | 山野草

 キチジョウソウ …… 漢字で書くと”吉祥草”

めったに花が咲くことがないのか、この花が咲くとなにかいいことが起こるという

今年はさかないのかと思っていたら昨年に続き、今年も咲いた

いいこと起こらないかなぁ

 


ヘクソカズラ

2017-09-10 | 山野草

 ヘクソカズラ。漢字では屁糞蔓と書く。

どうやら名前の由来はこの植物が悪臭を放つことから来るらしい。

土砂降りの雨ののち、久しぶりに庭の除草をしたら壁際はツル植物でびっしり。

つる植物はいろいろなところに取り付いているので取り除くのに苦労する。

そのなかの一つがこのヘクソカズラ。手繰り寄せて鋏で根元を切っていくのだが

ほとんど匂いはしない。濡れ衣なのだろうか。


バンマツリ

2017-09-10 | 山野草

 今年3回目の開花。

咲かないだろうと思い、アルミラック2段重ねの天板の上に移して
毎日の散水だけは続けていたらいつの間にか咲いていた。

バラなら春、秋の2回咲くがバンマツリにはどうも季節がないらしい。

花の色が日にちがたつと紫→白へと次第に変化する。


花の名前がわからない・・・・ランらしいが

2016-06-16 | 山野草

 昨年暮れに急逝した義母が残した山野草の数々。

当方も連れ合いも園芸には全く趣向がない。
近所に住む親類がその筋の業者を呼んで処分したらどうか、処分するなら業者を紹介
するとまでいってくれたが、時は真冬で植物は休眠状態。一応整理して春先にどんなに
なるか様子を見ることにした。

なにしろ亡くなった人が愛でたもの、むやみに処分するわけにはいかない。

義母は前にも書いたが”整理”、"整頓”といった言葉が辞書にない人だったので
整理がほとんどされていない。
なにしろ出先でほしいと思ったら購入し、あたりかまわず適当に置いている。

明らかに枯れてしまっているものや、なかには一つの鉢に複数の植物が生えている
ものすらある。自慢じゃないが当方には知見がなく、雑草かそれとも価値ある山野草かも
区別がつかない。

またほとんど名札がなく、名札があっても退色して判読不可能といった状態でどれが
山野草なのかわからないので困った。

それでもなんとか整理し、ヤブ状態だった庭がなんとか見られるようになった。

義母は水やり以外の世話らしい世話をやらなかったので生命力の強いものしか生き
残っていない。蘭はそのひとつ。ランは肥料いらず、渇水にも強いらしい。

そのなかの一角に可憐な花がついた。だが、ランであるかどうかも定かでなく、ましてや
名前もわからない。
所蔵品だったもののなかにはこんなものがたまにある。

玄関の靴箱の上にさりげなく置いたらそれだけでなんとなく玄関が明るくなった。


 


ウコンの花 ~ 「ウコンのちから」で有名な

2016-06-16 | 山野草

 前回、庭を整理するなかで庭の片隅に綺麗な花を見つけたが名前がわからないと書いた。

その後、ネットで探し回ったところウコンという名前であることがわかった。


この時期タケノコのように筒状のものが生えてきて、数十センチの高さになると
それが開いて葉になる。蛇口の付近に生えているので邪魔で大きくなると切って
いた。

今までこの花を見た記憶がない。こんな奇麗な花だったとは……。

ちなみにウコンは生姜(ショウガ)の仲間であり、根から採れる黄色の色素が
カレーに使われているという。またCMで有名な「ウコンのちから」、二日酔いに効果
があるというが、生姜にも身体を温める効用があり、生姜の仲間であることを納得。

一昨日だったかNHKの朝の番組で”クルクマ”という切り花の産地を紹介していた。
ウコンの花によく似ていたので調べてみたらウコンの一種であるということがわかり
びっくりした。飲んでよし、見てよし。

それにしてもいまさらながらに、ネットの存在はありがたい。おかげで名前がわかった。
一昔前のほとんどの家庭にあった百科事典はいまや古本に出しても引き取って
くれないというが至極当然である。