忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

裏金問題について一言

2024-02-03 | 雑感

 いま問題となっている自民党裏金問題で

与党・自民党は派閥の問題として派閥解散で幕引きしようとしている。

一方の野党はというと相もかわらず裏金の使い道がどうだとか言った低レベルの追及だ。

でも問題の本質は違うだろ。

問題は収支報告の不記載、裏金の使い道なんかじゃない。

問題の本質は政治資金集めのパーティーそのものにあるということがわかっていない。

権力を持つ者と、金を出して何らかの見返りを期待する者がマッチングするのがこの“パーティー”なのだ。

野党はどうしてこれを、つまりパーティ禁止の方向で追及しないのか。

“政治には金がかかる”とはよく言われるが、集めた金の大半は県会議員や市会議員と言った下部組織員の維持・拡大に使われるのだろう。だから上限がなく有ればあるほどいい。

「金集めの集団から政策集団に衣替えする」なんておかしな発言をするバカな議員がいることに驚く。


ものぐさ生活

2023-10-05 | 雑感

 近頃すっかり“ものぐさ”になってしまった

若い頃からその傾向はあったのだが年とともに“ものぐさ”がつよくなったように思う

あれをやらなきゃ、これもやらなきゃ、と思うのだが、なかなかことが始めらない

“終活”の一環でカセットテープを整理しようと、デジタルでPCに取り込みを始めたところミニコンポが故障ーー再生はできるが巻き戻し、早送りでバリバリといった雑音が入るーー

そこで、カバーを外し内部点検、テープデッキの取り外しまではよかったのだが・・・・

・・・分解したまま1ヶ月以上過ぎてしまった トホホ

涼しくなったのでそろそろ再開といきますか。

 


”丁寧に”とは?

2022-09-05 | 雑感

政府・与党は「国民に“丁寧に”説明してゆく」を繰り返す。

だが、「丁寧に」という言葉が妙に引っ掛かる。

いつも同じ説明を繰り返すばかりで、疑問質問にまともに答えていない。

結局強行するだけ。それまでの方便に過ぎぬ。

彼らの「丁寧に」は「しつこく」の方が合っている。

相手(国民)が理解する/しないは全く関係ない。

 

安倍の「国葬」の理由がさっぱりわからない。

「どうせ言っても通じない」と黙っていると彼らの思うツボだ。この国はますますおかしくなっていく。


原爆の怖さを実感

2022-08-24 | 雑感

 先日連れ合いの友人に誘われて、われわれ夫婦と三人でランチを一緒した。

この友人、彼の奥さん、我が連れ合いの三人が高校の同級であり、また奥さんと連れ合いは大学も同じという関係である。

我が家に長男が生まれたときにわざわざ大阪から訪ねてくれたことがある。

だが、このランチに連れ合いの親友である奥さんはいない。なぜかというと、彼女は7年前に亡くなってしまったからだ。

彼女のお兄さんに癌が見つかり、念のためと検査を受けたところ彼女にも乳癌が見つかった。しかし病巣発見から7、8年間の闘病もむなしく亡くなってしまった。

兄弟二人が相次いで発癌というのはやはり珍しい。

ところが、ランチ会食の間の会話でこの友人が言うには

彼女の父親が広島高等師範学校(現広島大教育学部)に在学中に被爆者救護で市内に入り被爆した

という。だとすると、残留放射能による二次被爆である。

原爆は本当に怖いと思い知らされた。

 

 


SONY SBH50(bluetooth イアホン) 電池交換

2021-09-29 | 電子工作

 リサイクルショップで目当ての品物が見つからないかわりに偶然目にしたbluetoothのワイヤレスハンドセット。

SONY製のSBH 50というヤツで、販売パッケージ入りの新品同様にも拘わらず価格は税込みで1000円と格安。

ワイヤレスイアホンはそうそう必要とも思わなかったが、ネットで調べてみるとFM放送も聞けるということでついつい買って来てしまった。

ところがである。

自宅に戻って充電し試聴してみると 充電器を外すとすぐに止まってしまう。

全く充電していない。ということは内蔵の充電池が完全に“死んで”いる。

 

分解してみる。

まず表の表示部分の黒いプラスチック板の四隅の隙間にカッターナイフの刃先を差し込み、ゆっくりと徐々に間を広げてカバー板を取り外す。

このカバー板は2箇所の差し込み式の爪と強力両面テープで止まっているだけである。実にチャラい。

カバーを取り外すと基板が現れる。基板は3本の微小ネジで止められている。

ネジを外すも、基板にハンダ付けされた2本の導線が邪魔をして基板が取り外せない。

そこで導線2本をハンダゴテを当てて取り外し基板を開く。

と、基板の裏に両面テープで貼り付けられたLiイオン電池が・・・。

しっかり膨れていて完全に“死ん”でいた。

AHB291634PG とある。3.7V 115mAh。291634とは厚さ2.9,幅16,長さ34mmを表しておりさすがに小さい。

だがネットで探してみると当該品は2500円以上もする。

なんでこんなに高いのだ。同じくらいのサイズで容量も大きいのに500円以下であるのに・・・・。

そこで目をつけたのがLP401730というヤツ。

1000円弱である。

厚みが1.1mmほど厚いが膨らんだ元の電池が収まっていたので大丈夫だろうと思ったのである。だが甘かった。

電池をハンダ付けし、外した2本の導線を取り付けて・・・。

収まるのは収まったが肝心の操作ボタンが作動しない。起動ボタンは作動するして電源は入るがはモード切り替えと確認のボタンがカチッともいわない。

これでは全く使えない。

そこで考えたのが電池ケースを別に作って本体のクリップ裏に取り付けること。

電池の導線は本体とクリップの両方に穴を開けてそこを通す。クリップのヒンジ付近なのでクリップで止める時も邪魔にならない。

これで使えるようになった。

使ってみるとこれが意外と便利。

ラジオを聴きながらの庭いじりができるし、

bluetoothで繋げばタブレットに入れた音楽をタブレットを置いたまま聞ける。

そして何より便利なのは、曲の先送り、逆戻しがこのハンドセットから操作できること。

これまではタブレットを開かないとできなかったがこれは非常に便利。

 

 

 


“サステナブルジュエリー“とは??

2021-08-20 | 雑感

 昨今“サステナブル”がなかば流行語化している。“サステナブル”といえば持続化可能という意味らしい。どうも脱炭素、サステナブルといえば耳に優しいと思っているようだ。

今日のTVの番組、Nスタで“サステナブルジュエリー”なるものを紹介していた。ジュエリーでサステナブル? 何かと思ったらそれは合成ダイヤモンドのリングのことだった。成分的には天然と同じなのに、価格は1/3から半分という。

天然ダイヤモンドと違い、合成だと鉱山で掘り出す必要がないので①地球環境の保全ができる ②過酷な労働環境から労働者が守られる といったことが“サステナブル”だという。

でも何かおかしい。

ダイアモンドを合成するには超高温、超高圧が必要である。ということは、合成するたまえには莫大な電力が必要。また原料は純度の高い炭素で石油か石炭が必要である。

これが何で“サステナブル”?

工業用として切削材や研磨材などに用いられる合成ダイヤモンドなら我々の生活に不可欠だが、贅沢品であるダイヤモンドがサステナブルと言えようか。

 

目くじらを立てるほどもない些細なことだが、歳とともにこんな些細なことが気になるようになってきた。

久しぶりに・・・・“サステナブル”でないジジイのたわごと。


シュンギクの花

2021-04-15 | 雑感

数個のプランターで育てたシュンギク

鍋に入れたり、おひたしにしたりと少量ながらも何かと重宝した

キスく(固く)なって食用に向かなくなったあとも抜かずに放っておいたら花が咲いた

シュンギクという菊の花

数個のプランターに咲き揃うと結構な綺麗

食べてよし 目で愛でてまたよし・・・


トキワマンサク満開

2021-04-12 | 歳時

 黄色の錦糸玉子のようなマンサクの花は散ってしまったが、それといれかわるようにトキワマンサクが満開となった。

樹高1.5mほどの小さな木で花自体も一個一個は地味だが、満開となって木全体が白く覆われると結構見ごたえがある。

次はすぐ隣のキンモクセイ そう、トイレの芳香剤の匂い。いい香りが微かに匂うはず。


最後のサクラソウ

2021-04-07 | 歳時

 今年もサクラソウが咲く季節になった

5年前に急逝した義母が遺したサクラソウ

義母が亡くなったあとも春になると変わらず咲き続けてきた

ただし今年は一鉢のみになってしまった

昨年まで20鉢はあったが、今年は氷点下7℃という異常寒波が2度も襲ったせいですべてやられてしまったようだ

残念です


トイレ手洗いの排水管 水漏れ

2021-03-25 | 雑感

 先日トイレに入ろうとして入り口ドアを開けると、入口の床タイルに水溜まりが広がっていた。

 入口にある手洗いの排水管が漏れていた。

 排水管はU字管とJ字形をしたステッキ管とが連結されて下水に繋がっている。

 U字管のところに常時水が溜まり下水管の臭気があがって来ない仕組み。

 

 穴が開いているわけではなくてこの接続部分のネジのところが漏れている。

 レンチを使ってネジを緩めようとしたらU字管の下流側ーステッキ管との接続部分ーのネジの部分がとれてしまった。

 部分腐食ではなく全面腐食のようだ。

 U字管とステッキ管をセットで取り替える羽目になってしまった。

 築後40年。住人も建物も揃って老朽化。

 

 

 


富山での思い出 積雪の巻

2021-02-18 | 雑感

 昨日、今日と雪が続いた。

今冬一番の積雪である。ここ山陽ではめったに積もることはない。

昨日は朝日が差して一旦融けた松の雪が、日中に降り続けた雪で瞬く間にまた白くなってしまった。

雪で思い出すのは・・・約20年前に5年間過ごした富山でのこと。

最初の冬、雪が珍しい当方にとって雪が降り出すとなぜか心が浮き立つ気がしたが、富山人はうんざりしていた。

雪国富山では雪は 珍しいことではなく、邪魔でしかない。むしろ悪魔のような存在。

富山の雪は水分が多く、融け始めると始末が悪い。

歩道と車道側の間に除雪した雪がうずたかく積まれて土手になるので双方とも排水が悪く、歩道は水浸し。至るところに水溜まりができる。

車道も水捌けが悪く車が通る度に跳ね水。容赦なく歩道に跳ねてくる。

従って雨が降ってなくても傘が欠かせない。加えて車道の中央には融雪ノズルが埋め込んであって絶えず地下水が散水されているので余計始末が悪い。

※北陸には「弁当忘れても傘忘れるな」という諺がある。冬は天候不順で晴れていても急変することが多い。

雪の降りかたも全く違う。シャワーのような雪が音もなく、そして間断なく降る。「こういう降りかたの雪が積もる雪」とは現地の人の談。

豪雪地帯と呼ばれている富山でも、温暖化の影響で積雪量は少なくなったと言っていた。富山にいた5年の間は多いときでも50~70cmだったが、同年輩の人の話では小学生の頃(1960年代か)には2階から家の出入りをしていたという。

また工場の雪降ろし、構内道路の除雪を従業員総出で行っていたとも言っていた。今のようなショベルカーといった重機がない時代の話でもある。

 

 


手捏ねパン作り再開

2020-10-09 | 雑感

 5年以上前から朝食用のパンを手作りしていたが、今春急に小麦粉とドライ
イーストが店頭から消え入手できなくなってしまった。

新型コロナ感染拡大防止対策として外出自粛となり家にいる時間が増えた結果
パン作りを再開あるいは始める人が増えて需要が増え、生産が追いつかなくなった
ためだという。

 すぐ回復するだろうと思っていたのは甘かった。5月末にNHKの朝番組(あさイチ)で品薄のことを知って以来、4ヶ月の間ドライイーストが棚に並ぶことは全くなかった。

しかし、今週になってやっと出回りだしたので早速購入してパン作りを再開した。

久しぶりのパン作りである。4ヶ月以上も離れていた。レシピも忘れかけている。
レシピを思い出しながらのパン作り・・・・・・・・・・・・・・・。

 

で翌日、久しぶりの手捏ねパンを食べたところ何か足りない。

小麦粉等の材料を調合し捏ね終ったあとに、何か忘れ物をした思いがしたが
それは思い過ごしではなかった。塩を入れ忘れていたのだった。


洗面化粧台の混合栓 取替え奮闘記

2020-10-07 | 日記

 毎日終日使う洗面台の混合栓(温水+冷水)が設置から40年を過ぎ、クロムメッキが一部禿げたりして見栄えが悪くなってきた。

水漏れはまだないが、何よりも水を出すのにツマミを指で掴んで引き上げる方式なので衛生面で気になっていた。
    ※正面左右のクロムメッキが剥がれたので反射テープで補修。
     ツマミ中心部に貼ってあった冷水・温水の混合割合を示す表示盤も腐食し剥がれた
     ので反射テープを貼ってネジ穴を隠して使っていた。

 この混合栓の取り付け・取り外しはシンクの下の奥の方なので作業性が極めて悪い。これが取替えを躊躇させていた最大の原因であった。

今回、TOTO製でレバー式の混合栓がセールで通常より安価に購入できたので
思い切って取り替えることにした。

しかし、寸法など必要と思われる部分は詳細に調べたつもりだったがメーカーが
異なると思わぬところで支障が出て一発で取り替えというわけにはいかなかった。

狭くて作業性がきわめて悪い取りかえ作業の繰り返しはさすがに堪(こた)えた。

そこで反省を含めて備忘録として顛末記を書いてみた。

 

まず用意したのは最大30mmまで広がる広スパンで柄が短いモンキーレンチ。
手持ちのモンキーは最大幅25mmなので混合栓下の取り付け六角ナット(幅26mm)
には入らないし柄が長いのでシンクの下の狭い場所では柄が支(つか)えて使いもの
にならない。

給水栓取替えの専用レンチがあるものの取替えしか使えないしなぜか値段も高い。モンキーレンチならば蛇口の補修などにも使えて汎用性がある。(ただしシンク下に潜り込んでの窮屈な作業はつらい)。

まず給水栓につながっている給水管と給湯管のそれぞれのフレキ管をはずし、
続いて給水栓本体を止めてある六角ナットを外して給水栓を取り外す。
(狭いのでモンキーレンチを裏返したり表に戻したりを繰り返す必要がある)

     ※給湯(左)と給水(右)、排水弁のポップアップ棒のための穴(中央)

 給湯、給水そしてポップアップ棒のそれぞれの穴は大きく、十分余裕があると思
われた。

本体にポップアップ棒を通してみるとスムーズに動くのを確認したまではよかったが
ポップアップ棒を外したまま給水栓を取り付けたあと給湯、給水管を接続してしまった。(今までの混合栓はそのままで引き抜くことができた)

ところが、さていざポップアップ棒を本体の穴に通そうとすると棒の先端についている
引き上げ用のつまみが洗面台の鏡に当たって入らない。
今までの混合栓はポップアップ棒用の穴がほぼ垂直だったが、新しい
混合栓の穴はやや斜めに奥の方に傾いているのに気づかなかった。あとの祭り。

やむなく、シンク下にまた潜り込んで取り付けナットを緩め、本体を少し前屈させて
通すことにした。給湯、給水管のほうはフレキなので接続したままでいい。

しかしそれでもなおポップアップ棒は入らない。どうもこんどは洗面台に開いている穴の壁に当たるらしい。(穴が垂直に開いているので底の方が邪魔をする)

そこでせっかく苦労して取り付けた混合栓をもう一度取り外し、穴を削ることにした。
穴を削るのはノコ身が細くて穴に入る「挽きまわし鋸」というのを使った。

あれやこれやで1時間余りで終えると見込んでいた作業が半日もかかってしまった。


連れ合いは洗面台ごと新品に取り替えたかったらしく、取替え前には不満気味で
あったが新しい混合栓の使い勝手には満足しているようだ。

レバー式なのでテコが効いて開閉操作が軽いというの利点の一つである。

 

 


新大関・正代関と熊本県荒尾の小岱山(しょうだいさん)や荒尾梨

2020-09-30 | 随想

 大相撲の正代関が大関に昇進した。
魁皇、琴奨菊以来久しぶりに九州出身の大関なので九州出身の筆者は必然ながら応援に力が入る。


ところで、正代は熊本県宇土市の出身で四股名の正代は本名というのは有名な話だが、正代という本名にこだわる理由-という記事(スポーツ報知)を読んでまた一層親しみを感じるようになった。

記事によると、正代のルーツは埼玉県東松山市正代にあるという。先祖は鎌倉時代の有力御家人で、蒙古襲来に備えて肥後国野原荘(現在は熊本県荒尾市野原)に地頭として派遣されそのまま土着したということだ。

 

荒尾には連れ合いの母の実家があり、母が亡くなって以降やや遠のいてはいるが法事等で幾度となく訪れている。連れ合いは荒尾生まれである。従って彼女は荒尾については詳しい。
その連れ合いが言うには、荒尾には”しょうだいさん”という地元では有名な山があるという。そして毎年親類から送られてくる荒尾梨の農園はその”しょうだいさん”の麓にあるという。

調べてみると、”しょうだいさん”は小岱山と書く。標高500mあまりだが地元の顔。

残念ながら正代山ではなかったが、先に記した記事には埼玉県東松山市の正代はもともと小代だったとある。岱は代に山。”しょうだい”という音読みの山は珍しい。やはり正代の先祖に由来するのではないだろうか。

 

ところで荒尾梨のほうだが、直径が20cm余りもある大きな梨で香りが強く孫たちの大好物でもある。

 

このところ昇進したとたん慢心したかのように急に成績が落ちてしまう大関が続いている。正代関には大関にとどまることなくぜひ上の横綱を目指して活躍してほしい。願わくば横柄で厚顔な白鵬、鶴竜どもを追い落としてくれんことを!。


バンマツリ 今年3度目の開花

2020-09-14 | 雑感

 今年の夏は、日田だったか何処かで22日間猛暑日が続くとか、920mHPもの超強力台風が襲来するなど異常な夏であった。

そのせいかどうかはわからないが我が家では、バンマツリが3回目の開花を迎えた。

バンマツリの花は開花直後は紫色だがその後次第に白花に変色してゆく。

通常は一度咲いたら終わりのはずだが、今年は一ヶ月ほどの間隔を開けてまた開花した。そろそろ鉢を移動させようかと思案していた矢先だったのだが・・・・。