忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

クロユリ芽吹き

2014-03-29 | 日記
 数年前に信州・鬼無里(きなさ)と白馬道の駅で購入したクロユリ2鉢が今年も
無事新芽を覗かせた。

毎年5月のGW連休後に名前の通り、黒い花をつけて楽しませてくれる。

もともと高山植物で北アルプス・立山でしか見られない貴重な草花だったとかで、
太閤秀吉の桃山時代に富山の領主だった佐々成正から秀吉の正妻ねねのもとに贈られ
、それをねねが珍しいものとしてさも大事そうに披露したしたところ、数日後
愛妾の淀君が部屋いっぱいに雑草を混ぜて披露して溜飲をさげたという、いわゆる
妻-妾の醜い泥試合に思いを馳せて眺めている。

ただし、国内で流通しているクロユリはその殆どが北海道沖の千島産らしい。千島と
いえば寒冷地に変わりはないが少し残念ではある。

今年は地中で球根別れしたようで多数芽を出した。秋口になって地上部分が枯れたあとに
株分けをするべきだった。茎が多いと栄養分が分散される為花が付いても小ぶりである。
今年もたぶん大輪の花は望めないだろうが、毎年この新芽を見ると春を感じる。

同じく信州で購入した水芭蕉も芽が出てきた。こちらの方は4,5年経っているが
残念ながらまだ一度も花をつけたことがない。


 新芽3つ出ている


 こちらは新芽多数


 cf.一昨年の開花

ブログ閲覧者、訪問者の急増

2014-03-23 | 日記
 このところブログ閲覧者数が150前後で推移していた。だが一昨々日その五倍以上の
840に一気に急増した。一昨日は420まで下がったがそれでもまだ多い。

ブログを更新したのならその記事に吊られたのだろうと推察もつくが、なにしろ
3/1以来、約3週間もの間まったく更新していない。
なぜ閲覧者が急増したのか、その理由がわからず少々気味が悪くなった。

早速ネットで調べてみると、やはり同じようなケースが多々あるようで、ある日一挙に
10倍に急増したケースもあるとのこと。どうやら自動巡回ツールや検索エンジンロボット
なる機械的な検索に引っかかったのではなかろうかということで一先ず落ち着いた。

奇しくも今アクセス解析(有料)のキャンペーン中とかでアクセス数の時系列
変化や人気記事が何なのかを無料で見ることができるようになっている。
調べてみるとブログで検索に引っかかったのは「朝ドラで安田成美が突然の降板した真の理由を知る」
が9割以上と圧倒的に多い。随分前にNHK番組の朝ドラで「春よ来い」というのがあって、主演の
安田成美が番組終盤にさしかかったころで突然降板するという不可解な事件があった。

病気降板ではなさそうだったので脚本家の自慢話(「春よ来い」は脚本家の自伝的ドラマだった)に
嫌気がさしてのことだろうとずっと思っていたところ、数ヶ月前にNHK「鶴瓶の家族に乾杯」を見ていて
ひょんなことから安田成美がいわゆる「在日二世」であってドラマ内の朝鮮統治時代の描写に嫌気がさして
の降板であるらしいということを初めて知った。その「ひょんなこと」で知った経緯をブログに記したのだが
それがよく読まれている。

このところヘイトスピーチが問題になっており、また先日も人種差別的な横断幕を掲示したとかでサッカー
Jリーグで無観客試合となるペナルティーが課せられた。だが、口汚いヘイトスピーチは兎も角としても
うわべだけの綺麗ごとに見える「博愛主義」は本当にいいのだろうかと思う。小学校ではあるまいし「皆んな
仲良く」はない。日本に暮らしている以上は少なくとも同化してもらわなくては困る。日本統治時代の遺物で
ある在留特権はそろそろ廃止すべきだろう。

多くの在日一世が戦時中の強制連行で連れてこられたと言う。だが、殆どの強制連行の被害者は帰るべき
故郷を持っており戦後故郷の半島に帰っているはずである。今在留しているのは帰るべき故郷を持たなかった
流れ者か、故郷があっても帰るに帰れない事情のある人、終戦直後の国境警備が手薄の頃に密航して来た人達
が多い。

今から半世紀も昔の小学校時代、クラスに2,3名の半島出身者がいた。当時、日本全体が皆貧しかったが彼ら
はそれ以上に貧しかった。小学6年の時、違うクラスだったが「北」の帰還事業で帰国する男子生徒がいた。
体が大きく、絵画が飛び抜けて上手い生徒であった。

「北は夢の楽園」との喧宣に喜び勇んで帰還したものの本国に帰還したらより悲惨な運命が待っていたと
その後に聞いた。「大きくなったら北で首相になる」といっていたがその後いかなる運命を辿ったのだろうか。

ダウンしたPCが甦った・・・という話 (マザーボードの取り換え)

2014-03-22 | 随想
 先月初め、愛用していたノートパソコン(パナソニックLet's notes)が突然ダウンした。
ブルースクリーンという嫌な画面が出て停まってしまう。

このブルースクリーンはパソコンにとっていわゆる”死刑宣告”に近いものらしい。
HDDか基盤かが経年劣化してダメになっている可能性が高いという。死刑宣告とは
実に嫌な言葉である。

たしかに10年近く愛用していて、最新モデルと比べると性能は遙かに劣る。
本体メモリーはたったの256MB。余りに動きが遅いのでメモリーを追加したが
それでも合計で800MB程度。最新のモデルだと最低でも2GBだからいかにも
貧弱ではある。しかもOSは近々サポートが終了すると言うwindows-XP。
(多くの企業がこのXPを使っていてサポート終了に困っているらしい。MSはさんざん
売っておいて困ったことをする。)

だがこの12.1インチのLet's noteは非常に軽く、仰向けに寝たまま胸の上に
載せて使うのに大変便利である。iPadでは高さが低すぎるし、もう一台持っている
ラップトップは重くて胸が圧迫され息苦しくなる。

消費増税間近でもあるしそろそろ諦めて最新型を買い替えようかとも思ったが
やはり最新型ともなると10万円はする。もう少し頑張って貰えないかと思案した。

最初はウイルスを疑った。PCが少し機嫌の良い時を狙いPC内のデータをバックアップ
しwindowsのリバリーを掛けてみたが現象変わらず。やはり操作途中で突然ブルース
クリーンになってフリーズしてしまう。

次はハード。インターネットを八方駆使して調べてみると、ハードをチェックする
には”Ultimate Boot CD”という便利なツールがある。

これでチェックしてみると肝腎かなめのHDDは全く問題がないようだ。
次はメモリー。さらにネットを駆使して調べてみると”Memtest86+”
というツールが見つかった。驚いたことに先の”Ultimate---”の中に
含まれていた。

これでメモリーチェックをやってみると果たしてエラーのオンパレード。その数
5桁にもなった。これではだめなのは当然。増設メモリーを外してみても変わらない。
どうやら増設メモリーではないようだ。

そこでマザーボードに原因があるとやっと判った。またまたネットにお世話になる。
ネットオークションを調べてみると中古だが1000円程度で出ている。
送料も350円(レターパックライト)。合わせても1500円もしない。


そこでまた心配なのが自力で取り換えられるだろうかということ。ノートは細かい
ネジが多いし表からではラッチが見えないので無理してあけようとすればプラス
チックカバーを破損しかねない。しかし今はネットがある。ここでもネットが力を
発揮することになる。分解の仕方を工程ごとに写真つきで懇切丁寧にアップしている
人がいるからだ。今回は”分解工房”さんの資料が大変参考になった。

一応注文する前に一度分解してマザーボードを取り外してみた。慎重にやれば問題ない。
これなら取り換えできそう。ということで早速マザーボードを注文してみた。
ネットオークションを使うのは初めてだ。レターパックで大丈夫だろうかと一抹の不安
があったが注文してわずか2日で届いたボードは本体ケースにセットされて送られてき
た。

早速、再度分解して取り換えることにした。
結果、無事復旧して今このようにこのPCを使ってブログを書いている。

駄目でもともと、暇つぶしにもなるということで始めたが思いのほかうまくいった。
かかった費用はわずか1000円少々。
自称”修理屋”の本領発揮というところで一人悦に入っている。

それにしてもインターネットは便利だ。再々お世話になった。




自民の新 “戦略” !?

2014-03-01 | 日記
2週間ほど前に突然ノートPCがダウンし、ブログ更新がしばらく滞ってしまった。

突然ブルースクリーンが現れて止まってしまう。
完全にダウンしたのならあっさり諦めもつくが、再起動すると何となく動くから始末が悪い。


いろいろ調べてみたところ、どうもメモリーがいかれてしまっているらしい。メモリーチェックのソフトで
チェックをかけてみたらエラーで真っ赤になった。長年愛用したパナソニックのLet's noteという機種。
サービス終了が間近というwindows xpの搭載の古い機種だが非常に軽く、ベッドで横になりながらお腹の上に
乗せて使えるので大変重宝していた。消費税アップ前に新機種に乗り換えるか否か、まだ諦め切れないでいる。


前置きが長くなったが、先日のニュースによると自民が次回選挙で女性候補を増やし党勢拡大を図る方針だと
言う。

このニュースを聞いて、数ヶ月前に麻生氏だったかが「憲法改正はナチスのような手段で(穏やかに)やれ
ないか」と発言して物議を醸したことを思い出した。
どうも最近の――というより発足当初からだが――安倍氏に一種の“幼児性“が感じられて仕方がない。


安部政権になるとはぼ同じくしてタイミング良くそれまでの異常な円高が是正され、また株価も1万円以上を
回復。それをあたかもアベノミクスの成果のように吹聴する。だが果たして”三本の矢”という政策の
中身は一体何だったのか。経済は円安や赤字国債増刷の補正予算などでは長続きしない。為替レートや
株価は大臣や米国の財政議長の軽い一言で上下するほど経済の実態とかけ離れている。円安は投期筋の
マネーゲームの結果でしかないのにマスコミもあたかも景気が回復しつつあるように装って消費を煽る。
円安は輸出企業が一時的に潤うだけで、じきに原料等の高騰で跳ね返ってくるはずだ。為替レートなんて
安定してあまり変わらない方がいいに決まっている。今や為替レートや株価は商品の一つであって経済の
指標になっていないのは明らかだろう。

補正予算にしても公共投資が多い。先月に中九州に出かけた折にあっちこっちで道路工事をやっているのに
出くわした。その多くが必ずしも必要とは思えない歩道整備である。家の近くでも道路整備とやらを長い間
ずっと続けている。おそらく国からの補助金が増えているのだろう。公共投資削減で建設業者が苦境を呈した
のは承知しているが、はっきり言って公共投資は一時的な消費でしかなく明日に利潤を得ることはない。
しかもその財源が赤字国債なのだから余計始末が悪い。赤字国債は25年、30年先のわれら子供、孫が使うべき
税金である。

それにしても今日の来年度予算の衆院可決は酷い。強行採決に近い採決もそうだが、大幅な歳費の増加。
消費税増税を国民の多くが止む無しとして認めたのは国の借金を減らすためだったはず。

お仲間からのNHKの経営委員や会長の選任、集団自衛権行使の憲法曲解による是認の動き、そして今日の
衆院採決。いよいよ”幼児性”が目に余るようになってきた。

今は対抗馬がいない。だが「驕れるもの久しからず」である。


※それにしてもNHK会長の籾井氏は人格的に問題が多いようだ。昨年アジアバドミントン連の臨時総会で
会長を解任されている。独断と専行が強かったらしい。
また出身の三井物産でも副社長時代に会長が次期社長に指名したにもかかわらず周囲の反対によって反古
になったという過去もあるとのこと。今回のNHK理事に日付空欄の辞表を提出させたことといい、慰安婦
発言についての経営委員会や国会での答弁を考えあわせるとどうもTOPにすえるべき人物ではないようだ。