忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

山口・瑠璃光寺と一の坂川の桜

2018-03-30 | 歳時

 このところ続く陽気に誘われて桜が満開となった。

庭の除草をやり始めたら連れ合いが桜を見に行こうという。そこで草むしりを
そうそうに切り上げて桜の名所である山口一の坂沿いの桜並木に行ってきた。

600mにわたって両岸に桜が植わっている。桜情報によると今日が満開。

まず瑠璃光寺駐車場に車を停めて瑠璃光寺の五重塔に挨拶。
残念ながら庭園の池は改修中のため水が抜かれ立ち入り禁止となっていたが
公園の桜は満開であった。 


続いて駐車場に車を置いたまま、一の坂川へ散策することにする。

一の坂川の桜並木までの途中に枝垂れ桜とコブシが植わっている。
いずれも満開。ただ名所である桜並木とは若干離れているのでほとんど無名である。
たぶん地元の人しか知らないのではないかと思う。枝垂れ桜は個人所有のものらしい。
数日後に見られる花筏(はないかだ)も美しい。



 

一の坂川の桜並木。
川にかかる10m足らずの橋の中央で眺めるのがいい。
 

今日は暑く、一の坂川の中で親子連れが水遊びを楽しんでいた。
 

それにしても山口市は暑かった。車載の外気温計は26度を示していた。
そしてよく歩いた。日ごろは1500歩程度だが今日一日で15000歩。
 


百花繚乱

2018-03-13 | 歳時

 冬の大陸性高気圧にとって代わって暖かい太平洋高気圧が優勢となりすっかり春めいてきた。

それにつれ庭の草木も次々と花が咲き始めている。

白と紫のクリスマスローズ

 

水仙(ミニスイセン:ティータティータ) 

水仙(マウントフット?)
 

ウグイスカグラ
※子供ころ単に”ウグイス” と呼んでいた。赤い小さな実をつける。

木瓜(ボケ)
※残念ながらまだ蕾 

サクランボ
 

桜に近いサクランボが開花したということは・・・・・・・・

桜の開花はそろそろ始まるらしい。 


高木菜那選手を支援する日本電産は・・・

2018-03-02 | 随想

 一昨日だったか、スピードスケートの高木菜那選手が所属会社を訪ねて会長に歓迎される
場面をTV中継していた。

インタビューで会長は「マイナーなスポーツ」を支援する意義を熱く語っていた。
幾度となく「マイナーなスポーツ」を繰り返し使ったのが若干耳障りではあったが、金メダルを
2個獲得した高木選手はもちろんのこと、長年支援した会社も立派ではある。 

 ところで、この所属会社である「日本電産サンキョー」という会社・・・・・・
以前どこかで聞いたことがある。と思ったら・・・・・



数年前のこと、パナソニック製扇風機の首振りが効かなくなった。
リモコンで起動停止の操作はもちろん、風量切り替え、首振りも操作できる優れもの。

で、故障の原因を調べてみると原因は首振り用のモーターにあった。

この機種は首振りの遠隔操作ができるように首振り用にモーターがセットされている。
ところがモーター自体は静かな音をたてて回っているようだが軸が回っていない。

そこでモーターを分解してみると・・・・・・・・
中には樹脂製の歯車が多数組み合わさっておりその一つがボロボロに砕けていた。
(次の写真②の部分:歯車自体は取り除いたので欠けている)

このモーターは中心部のモーター①の回転を歯車を組み合わせて②、③・・・・⑥へと
順次減速して3600回転/分→5回転/分まで落とす仕組みとなっている。
途中の歯車が壊れているので当然動かない。

 

首振り用なので負荷はそれほどかからないとはいえそれでも重要な部分が樹脂製とは!!!

この首振り用モーターの製造会社がサンキョーだったのだ。
(Sankyo製M2AJ42ZC81)


パナソニック、サンキョーに問い合わせたが部品の供給はできないとの回答があり修理できないでいる。

で、首を振らないまま使い続けているのだが困ったことが一つ。
首を振らないことはもちろんだが、首振りモーターのない扇風機は首振りが固定されないので
移動したりするとき激しく首が振れてしまうこと。 

元に戻って樹脂製の歯車のことだが、当時ネットで調べたら同じ部位の破損の報告があっ
た。ということは経年劣化だけのせいではないのではないかと思う。

オリンピック選手に報奨金を出すのは誠に結構だがこういったユーザーも大切に。
お願いしますよ、会長さん!!