忙中閑話

四季の移ろい、花鳥風月を楽しみつつ
趣味はミニチュア木工、電子工作、旅行など

面倒な充電アダプターの配線を纏めてみた

2015-05-14 | 旅行

 旅に出ると旅先のホテルで毎晩携帯機器に充電しなくてはならない。

携帯電話、モバイルルーターにタブレット、そしてデジカメ、ビデオカメラ。それぞれに充電
アダプターが付属していて、そのままコンセントに差し込むタイプもあれば電源コード付きの
タイプのものもある。

この度ほぼ2週間の長旅に出て、毎日これらの配線、解線を繰り返してきたら少々面倒に
なってきた。ただでさえ狭いテーブルが配線だらけで一杯になるうえ、解線してバラバラに
したコードやアダプターの収納も面倒である。

そこでこれらを一つにまとめてみてることにした。
左から、モバイルルーター、携帯、デジカメ(電池パック充電器)、ビデオカメラ用。

材料は安上がりにウーロン茶のペットボトルの空き箱。見栄えはあまり良くないが人に見
せるものでもないので良しとしよう。

電源コードをテーブルタップに差し込み、箱から伸ばしたUSB充電コードをそれぞれの機器に
接続すればいい。箱を閉じたまま充電できるので省スペースにもなる。

アダプターが熱を持つこともないので近接させても大丈夫と見たが、熱がこもるようであれば
蓋を開けて使うことにする。

ちなみにタブレットは枕元で使うため別にした。


高崎山の赤ちゃん猿の命名にクレーム殺到がおかしい

2015-05-09 | 歳時

 大分・高崎山の赤ちゃん猿に公募で最も多かった「シャーロット」と命名したところクレームが
300件も殺到したという。
このニュースを聞いてあまりの馬鹿々々しさに驚くと同時に300件ものクレームがあったことに
最近の日本人は懐が随分と小さくなったと感じる。

TVなどでもテロップの誤字やアナウンサーのちょっとした言い間違えがあっても電話が殺到す
るという。些細なミスでも見逃せない、わざわざ電話をかける、そんな全く暇な人たちが随分と居る
ものだと逆に感心したりもする。

そして受ける方も過剰に反応しすぎる。今回は一旦白紙の戻したものの英国側の問題にしないと
いう回答を得てまたもとの「シャーロット」にするということをわざわざ記者会見まで開いて
発表している。「公募で最も多かったので採用した」で済む話ではないか。

かくいう自分もわざわざブログに書いているので閑人といえばいえなくもないが・・・・。


東北 ぶらり 車旅 (1)

2015-05-04 | 旅行

 先月20日から一昨日(5/2)までの約2週間、家人とふたり、東北ぶらり旅をした。
主な目的は青森・弘前城の桜見物である。

 一昨年の春に車で福島県三春町の滝桜を訪ね、満開の枝垂れ桜を堪能した。
さらに車を北に向け、岩手・平泉の中尊寺、そして更に盛岡の石割桜、秋田・角館の桜を
観ようと車を走らせたものの、いずれも蕾の状態であった。当初、弘前城の桜も見たいと
思っていたが、さらに北になる弘前は桜は望むべくもなく、角館でUターンして帰った経緯が
ある。改めて東北は南北に長くということを実感した次第」。

 また昨年は例によって地区の自治会長の役を急遽引き受ける羽目になり、長期に留守に
することがかなわなかったので今年は満を持しての再挑戦である。

今回の行程は次の通り。(緑の太字は立ち寄った場所)
4/20    山陽道~播但連絡道~北陸道(小矢部SA)
〃 21    北陸道(小矢部~朝日まほろば)~象潟(きさかた)鶴岡城桜
          ~酒田・鐙屋(北前船廻船問屋)~秋田
〃 22    秋田~角館八郎潟干拓地弘前城(ライトアップ)~弘前
〃 23    弘前城長勝寺太宰治・斜陽館(五所川原)三台丸山遺跡(青森)~八戸
〃 24    八戸朝市蕪島(ウミネコ繁殖地)櫛引八幡宮(南部藩の総鎮守)
           
石川啄木記念館(盛岡・渋民)石割桜、盛岡城跡~一関
〃 25    一関~東北道~瑞厳寺、松島多賀城~仙台
〃 26    仙台~青葉城(仙台城)ニッカウイスキー仙台工場立石寺山形城跡~米沢
〃 27    米沢~米沢城跡飯盛山、鶴ヶ城(会津若松)大内宿~宇都宮
〃 28    宇都宮~日光東照宮、華厳の滝~松本
〃 29    松本~松本城大王わさび農場(安曇野)白馬~糸魚川~金沢
〃 30    金沢駅(北陸新幹線)~永平寺~京都
5/1     京都・佛光寺
寺町通り電気街~岡山
〃 2     岡山~自宅

総走破距離は3801.4kmにもなった。

車の旅は列車などの公共交通と違い予約や乗継の心配がないので自由な旅が楽しめる。
概略の行路は頭に描いてはいたものの翌日の計画を宿泊先のホテルで決めて次の宿泊先を
予約するといった按配の全くのぶらり旅である。

7日目のニッカウィスキー工場見学はこの旅の典型といえる。仙台から立石寺へ向かうR48
号線(作並街道というらしい)の途中で入口の看板が目に入り急遽予定を変更して立ち寄った。
ニッカウィスキーといえばNHK朝ドラ「マッサン」で脚光を浴びた。ドラマは仙台工場建設以前で
幕が降りて仙台工場は登場しなかったが、マッサンの養子である威氏が陣頭指揮して建設
したという予備知識は持っていた。赤煉瓦の建物群やホットスチルなどの製造設備はドラマの
余市工場を彷彿させてくれて全くの余得であった。

タイムスケジュールできちんと組み込んだ旅もいいが性格的にあまり好きではない。心残りの
ない、ほどほどのところで適当に切り上げる、これがぶらり旅のいいところである。

今回はGW直前ということで宿は比較的空いていて宿泊費も手頃であった。また道路の方も最終日に岡山、広島で若干の渋滞に巻き込まれたがそれ以外はスムーズであった。

有難いことに天気の方は約2週間雨一つ降らず快晴であったこと、初日の移動日が全国的に
土砂降りであっただけにこれは感謝しなくては居られない。

当たり前のことだが、道は全国つながっている、そしてまた道は同じであることを実感した
旅であった。利用頻度がそれほど高くないと思える山間部の道路も立派に整備されていた。

余談だが、各地で道路工事に出くわした。また立派なバイパス道路も広がっている。北陸の
黒部、入善ではgoogleマップにさえ載っていないバイパス道路を走っていて驚いた。自車の
カーナビは'05年製のDVD方式であり地図は’00年前後のものだから軌跡は時折住宅の
上や空中を飛ぶことがある。東北地方はこの10数年間で道路整備が進んだらしくこの”空中
散歩”に度々出くわした。だがgoogleマップでは初めての経験である。
(入善黒部バイパスの南半分が3/1に開通。google改訂が遅れているらしい)
安倍政権は”アベノミクス”を盛んに喧宣しているが、実態はこういった道路補修工事、建設
工事ではないかと思えて仕方がない。こういった財源は復興税だの赤字国債であるはずな
のだ。余談である。”ぶらり旅”にとってはこのテーマは全く無粋であった。


今回の旅で撮った写真や動画の数が半端でない。多過ぎて整理がまだつかないので今回は写真抜きで、写真は整理がつき次第次回以降に順次紹介したい。