ガンガンライブ@baseよしもと 10.2

2006年10月03日 | ガンガンライブレポ@baseよしもと
MC 中山功太
出演 笑い飯 千鳥 田中上坂 ヘッドライト マラドーナ 銀シャリ 青空 天津 

○オープニングトーク
功太登場。しかし初っ端の挨拶からカミカミでもう一度出直すが、またもやカミカミ・・今日のMC大丈夫か!?

■内容
先日(9月付け)トップ組の麒麟がbaseを卒業したということで、打ち上げをした時のエピソード。

・麒麟と同期ということもあり、打ち上げで感極まって早くも泣き始めたソラシド本防氏。しかしそれを見た相方の水口氏が「仲間なら笑って見送ってやれ。泣くなんてカッコ悪い。ちょっと見とけ」と、台の上に乗り、芸人が集まっているところにダイブするが、皆に逃げられ、水口は膝から落ち、泣いていた。
功太「感動して泣くより、膝打って泣く方がどう考えてもかっこ悪いでしょ。しかもふざけて」

・2次会のカラオケで最後に「明日があるさ」を皆でマイクを回しながら歌うことになった。麒麟の2人には是非サビの「♪あしーたがあーるーさー」というフレーズを歌ってほしかったが、麒麟田村氏の順番になるとなぜか「♪部活をしよ~う」という芸人とは関係のないフレーズが回ってくる。挙句の果てに「♪バイ~トをしよ~う」と歌うハメに。
功太「一番バイトせんでエエはずの人が・・」笑

・二次会のカラオケ店で酔った天津・向氏が一般客に抱きついた。それを見た功太が「兄さん、それは萌えじゃなくてエロでしょ」と注意する。しかし向は「これは萌えじゃ」と譲らず、二人は殴り合いのケンカに。
功太「結局萌えということで僕が折れましたけど」

等、盛りだくさんなトークでした。


○ネタ

■田中上坂
「ワル」に憧れる田中。それにアドバイスする上坂。道を歩いていたら肩がぶつかる、ちゃぶ台をひっくり返す、バイクに2人乗り、しかもスピード違反というワル(?)を、高すぎる声で繰り広げる。若手の王道ネタ。。もうちょっと工夫がほしかったかも。ワルを学びたいなら上坂君よりマラドーナ武智さんに相談した方が・・

■マラドーナ
田中がアナウンサーとして天気予報を伝える。普通の漫才・・。大喜利ライブの演芸コーナーでやっていた「セカンドバッグ」みたいな漫才を想像していたせいか。。武智さんベテランみたいなツッコミ・・笑。顔が普通にカッコイイ。

■ヘッドライト
和田が母に宛てた手紙の内容を町田に聞いてもらうネタ。面白いけどちょっと地味?しかし今回のお客さんはよう笑う!彼らの漫才は大抵大爆笑って感じにはならないんですが(失礼)、今回はかなりウケてました。

■千鳥
大悟が自分の優しさをお客さんにアピール、それを手伝わされるノブ。ずっと自分の連れの話をしながら、お客さんに「寒ない?」「お腹空かん?」「この話おもろい?」と変な優しさをはさんでくる。終盤はノブのカッコ良さアピール。ノブがネタの途中でする「カッコいいポーズ」が全部古い~(笑)。


○ゲームコーナー
■大喜利
コンビごとにカラーTシャツを着て、出されるお題にコンビで回答する。

①キケンな男を象徴するもの(みたいなタイトル・・)
SEX・「○○○」・「○○○」(本来はドラッグ・ロックンロール)
いきなりのテーマに功太「この年になっても未だにこの3文字見たら引きますね」確かに・・。
 マラドーナ「SEX・バイオレンス・武智」(←出る思た~)
       「SEX・下手くそ・武智」(武智曰く「オレめっちゃ上手いで!?」知らんがな)
 千鳥「SEX・武・智」
 ヘッドライト「SEX・ドラッグ・セガミ」

②非核三原則
持たず・「○○○」・「○○○」(本来は作らず・持ち込ませず)
 千鳥「持たず・絶対・絶対に」(大悟のフリップが訂正し過ぎで汚い&怖く、功太「ほんまに持ったヤツの書き方や」)

③3K
危険・「○○○」・「○○○」(本来は汚い・きつい)
 マラドーナ「危険・実は・2LDK」

・・等。う~ん、全体的にグダグダだったか・・?しかし功太のMCぶりは良い!スベリ気味な感じを上手く拾って笑いに変え・・しかしそれでもダメな時は千鳥がナイスフォロー、という「スベリおもろい」といった感じでしょうか。

武智さん前へ出る出る!!回答数の多さもすごいですね。何度もノブから「お前ほんまサイテーやな」とふられては「ちょっと何言うてるんすか」と言いながらジリジリ前へ出て「お前ら全員ひき肉にしてやんよ」と言おうとしては功太に途中で邪魔されて最後まで言えない、という流れがお馴染みのギャグのようになってます。


■鼻フック
各コンビの片方が鼻フックをする。重りは自分のカバン。相方はホワイトボードにお題である「カタカナの有名人」を書き続ける。カバンにはドンドン重りが追加されていき、ギブアップすればそのコンビは終了。最終的に、その間より多くの有名人の名前を書いたコンビが勝ち。
千鳥はノブが鼻フックをすることに。しかし既に彼持参のカバンがめっちゃ重かったらしく、重りを追加される前からノブの顔はヒドイものに・・・。
大悟、ノブの重そうなカバンを見て一言「リンゴが入っとる」
ノブ「入っとらんわ!」
功太「え?森の人ですか?(大悟)島育ち、(ノブ)森育ち・・」笑。

その他、功太が「ノブさんのiPodをお客さんにプレゼントしましょう」と言うと、
ノブ「そんなん要らんて。この前客席にオレのクッションあげたらみんな『いらーん』ちゅうてどんどん回されて、こないだ実家に帰ったらウチの犬が喰うとったわ」
功太「ノブさんのクッション、新幹線乗ったんですか?」だって・・笑!ノブのエピソードの言い方が可愛すぎた!!

ちなみに鼻フックは和田さんが一番長くやっていたが、町田さんの回答がめちゃくちゃだったため、真面目に回答していた田中上坂が優勝。


○ネタ

■銀シャリ
登場した時のツカミが微妙で(彼らのギャグ?)、ビックリするぐらいシーンとなってしまった。今回はよく笑うはずのお客さんなのに・・。しかしそんな反応も物ともせずマイペースに漫才開始。ペットを飼いたいが、何が良いかネタ。ボケが、ツッコミが、ベテランさんみたい、妙に板についてて面白かった。あとあとハマってくる笑いです。後半お客さんの心を掴んできたような感じがするぐらい笑いをとっていたが、オチが微妙で再びシーンとなってしまった。面白い漫才なのに、勿体ない・・

■青空
前回見たガンガンライブと同じ、男同士道で肩がぶつかってケンカネタ、プラス、理想の男性ネタ。前回より若干脚色して漫才自体良くなっていたものの、やはり今回のお客さん、ほんと良く笑う!前回の2倍ウケてました。
どっちを基準にすればいいのか分からなくなるぐらい・・・。須藤さん、野球やキン肉マンに詳し過ぎ!もはや中身が男性です・・笑。

■天津
向が、木村扮する彼女のお父さんに「娘さんを下さい」と言うネタ。ベタですが、向氏がちょこちょこ挟んでくるオタク要素が面白くてついつい笑ってしまいます。木村さんの詩吟も聞けたし!しかしいつもよりはオタク度が薄めでした。かなり楽しみにしていたんですが。。残念!

■笑い飯
自分に子供が出来たら「箸の使い方」「時計の読み方」「帰って来たらうがい・手洗い」をきちんとさせたいネタ。このネタ見るの3回目・・。面白いんだけど、先が読めてしまうので正直笑えませんでした(当然)。抜けたセリフも分かってしまう、全部文章に起こせるくらい覚えてますから。。好きだからって見すぎるのも考えものと反省。
お客さんの反応は、前回と全く同じネタなのに、ウケ方がほんとに凄かったです。後半の「うがい・手洗い」の二人の掛け合いなんて、2005年度M-1決勝のブラマヨを彷彿とさせるぐらいドッとウケてましたね。
今回のお客さんは「次回は是非単独をみたい」ってなるんだろうな。あ~。。彼らのチケットがどんどん取りにくくなりそう・・・


○トークコーナー
■後半組が全員登場。MCは功太。事前に一人ずつ「秋」をテーマに絵を描いており、それについてエピソードを話す。

天津・向→先日オタクの方から3枚の脅迫手紙が届いた。内容「本当のオタクではないお前がオタクをネタにするせいで、またオタクが馬鹿にされる。ネタを止めないなら、お前を殺してオレも死ぬ」と、2枚に渡って書かれていた。しかし3枚目には「俺が考えたキャラだ!」と、女の子の絵が描かれてあった。

青空・岡→幼少の頃、京都へ家族と紅葉を見に行き、落ち葉まみれで遊んでいたら、勢いあまって黒人の方にぶつかってしまった。しかしその黒人さんは岡を見て「Monster!(モンスター)」と言った。当時は意味が分からなかったが、後に傷ついた。

青空・須藤→ファンに「向さんですよね~?応援してます」と声を掛けられ、天津の向に間違えられた。しかし後日、また同じ人に声を掛けられ「この前はお名前間違えてすみません、『もかえ』さんですよね?」と言われてしまった。功太「向さん、名前に『もえ』入ってきてますやん」確かに!笑

天津・木村→小6の頃、好きな女の子の実家に電話を掛けたら、その子の父親が電話に出た。しかも「ウチの娘をたぶらかして・・」と説教までされた。最後に「そういうことは25年早い!」と怒鳴られた。
木村「その時12歳やったから37歳まで待てってことか」。功太「もしかしたらその父親、37歳まで何も無かったクソ童貞やったかもしれませんね」。言葉を選びなさい。。この発言で銀シャリ・鰻(うなぎ)君・23歳が童貞であることを告白。皆から「イモくさ~」とイジられるのを見た木村氏、めっちゃフツーに「かわいそうやろ」、その後いつものめっちゃエエ声で「すぐに捨てられるって」。いい人!!笑。

銀シャリ・鰻→代々鰻家ではウナギを食べるのはご法度、バチが当るとされていて、誰一人ウナギを食べたことが無い。しかしどうしてもウナギが食べたくなって、彼の兄と姉がウナギを食べてしまうが、バチが当ったのか後日二人とも下痢に。下痢ぐらいならいいやと鰻君はウナギを食べるが、下痢にはならず、一人イボ痔になってしまった。鰻「これ絶対ウナギの呪いっすよ!」。哲夫「いや、下痢は呪いで、イボ痔は偶然やで」。皆に信じてもらえず。

笑い飯・西田→真面目一筋の公務員である西田の父が、ある日家族で鍋を囲んで団欒をしていたら、家族を一周見回して一言「ひとっつもおもんない!!」と言って箸を叩き付けた。西田「あれからおかしなったわ」。その後、退職金前借してトウモロコシを2トン購入し、破産したそうな(いわゆる先物取引)。
別の話で、現在西田の近所に「悪魔の子」が居るらしい。西田「もう、耳が尖ってんねん。いつも笛を吹いてて、俺が前を通ると、パッとこう、やめるねん」。場内爆笑。

笑い飯・哲夫→「田んぼのね、稲刈りをした後の根元(稲の切り株みたいなもの)あるじゃないですか、あれ、もうオレ食えるんちゃうか言うぐらいめちゃくちゃ大好きなんですよ」。意味が分からないが会場爆笑。要するに、あれを足でクシャっと上から踏むのが大好きらしい。好き過ぎて足でも手でも尻でも頬でもやったとか。「アレをお鍋に入れてよばれたい」。
いつもスーツに革靴でビシッと決めていて、学生時分は高校の教員も目指していたという哲夫さん。しかし中身は子供なんじゃないか・・と思わずにはいられません。笑。

このコーナーではとにかく空回りする木村氏。功太と木村さんの先の見えないやり取りに、西田さんが助け舟「誰が悪い?」功太「僕悪くないっす」哲夫「僕が悪いです」功太「哲夫さん何もしてないじゃないですか」哲夫「いや、何もしないのが一番悪いんで・・」。さすが先生。

○エンディング
全員登場。またしてもマラドーナ武智さん前へ。いつものフリで「お前ら全員シバいてシバいてシバきまくってやるからな」と長~いギャグを披露するが、功太はそれを無視するかのように「本日はありがとうございましたー!」と締めくくってしまい、功太にメンチを切る武智。。その後武智にメンチを切る功太。お互い舞台のど真ん中で睨み合いながら幕が閉じられました。。


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今回も笑い飯・千鳥・功太目当てに行ったんですが、終始マラドーナ武智さんが気になってしゃーなかったです。11月の武智軍団(ゲスト哲夫)ライブを見に行こうと心に決めました。
あと、功太のMC好き!ちょっと毒が過ぎる時もありますが、それも彼の魅力か。。尻すぼみなトークのオチのフォローが素敵でした。さすがポスト陣内さん。

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