films~鰻国際映像祭~@baseよしもと
MC:鎌鼬濱家
出演:モンスターエンジン西森、ウーイェイよしたか、ジャルジャル後藤、銀シャリ鰻、天竺鼠川原、GAG少年楽団福井
〇オープニング
会場通路と舞台にはレッドカーペットが敷かれている。客席後方の扉から監督入場。
・鰻監督…女子校のブレザーみたいなジャケット(夏休みオールナイトライブで橋本さんが着てたやつ!)を着て、サングラスをかけている。濱家が「どうでしたか?」とマイクを向けると、メモを取り出しペンで「よかった」と書いたのを見せた。喋らないキャラ。
・福井監督…ジャケットの下に黒のタンクトップ、サングラス。ヘラヘラした表情「とりあえずタバコ吸っていいっすか?」とてもチャラいキャラ。
・後藤監督…ファーが多めのコートを着て、脚が悪いのか杖をついてる。髪形はオールバック。そしてサングラス。話し方が威圧的。福井が「タバコ吸っていいっすか?」と言うと「タバコ吸うな!」と一喝。大御所キャラ。後藤「福井君、情熱大陸見たよ」
・西森監督…探偵物語の工藤(松田勇作)コスプレ。モノマネのまま話すが、似てない。
・ウーイェイよしたか監督…喪服風スーツに、黒ネクタイを手に持っている。”葬式に行く途中”らしい。
・川原監督…ゲームコーナーの青チーム衣装。妙なキャラ設定は無しの川原「みんなキャラが定まってなくてフワフワしてる」
MCなのに段取りが分からなくなる濱家に「あなただけはしっかりして」と川原。
監督は全員(上映されるフィルムの監督以外)、客席後方の立見スペースに座って一緒にフィルムを観る。
○フィルム上映
オフィシャル審査員により選ばれた最優秀作品は、ヨーロッパ企画presents『第5回ショートショートムービーフェスティバル』予選会に出品される。
鰻監督【自転車】
公園でささいなことをきっかけに福木(福徳)と60年余りケンカし続ける鯨(鰻)。
5年後、20年後に着替えを持ってくる福木の母(宮戸)。地毛で出演なのに違和感なくオカンに見える。鯨の伸び切った髪を散髪するため美容師(松尾)登場。ただ歩くだけなのに、松尾の歩き方が不自然で、5テイクも撮った。その他、序盤で喧嘩の仲裁に入る警官(Mr.X)、出前を持ってくる中華料理店(渡邊)。
歳をとり、喧嘩しながら公園のベンチで先に逝く鯨。喧嘩に勝ったと大喜びする福木。その5秒後、福木を自転車が撥ねてTHE END。その瞬間、小田和正が流れる。長いフリでした。
西森監督の感想「何年も喧嘩が続いて、観てる方はしんどかった」
後藤監督の感想「福徳君・・だっけ?彼の演技は素晴しい」
福井監督【演舞(えんぶ)】
ドキュメンタリー風で、カメラマンと会話しながら進む。
大の字になって跳ねながら横に移動する動きをカメラマンに見せる福井。「?」なカメラマン。”明日故郷で演舞を見せてやるから付いて来い”とカメラマンに告げ、JRに乗って兵庫県の曽根という駅へ。すると福井と全く同じ格好(サングラスに黒バンダナ、黒タンクトップ、黒パンツ)をした山野(福徳)が演舞っぽい動きをチラっとしながら待っていた。ここでも福徳登場に笑う会場。二人合わせて”演舞レムⅡ”というらしい。山野は地元に残って演舞を守る立場、福井は都会へ出て演舞を広める立場。
駅を出て山へ向う二人。時々ちょっとだけ演舞の動きが出てしまう感じが可笑しい。途中、境内で見つけた赤ちゃん連れの女性に「久しぶりやな~」と寄って行く山野「(彼女)中高 福井と付き合っててん」福徳君のしょうもない嘘が面白い。勝手に赤ちゃんを「はなちゃん」と呼んでいる。昔の彼女に出くわして気まずそうにする福井。さらに歩いていると、山が見えてきた。ちゃんとカメラに写ってる山をなぜか「写りきらんやろ」と口々に言う二人。その意図は全く分からないがおもしろすぎた。山で演舞する演舞レムⅡの画。さらに移動して福井の実家に着いた。カメラマン「実家で演舞をするんですね」しかしテンションが下がる福井。親に反対されているらしい。しかも撮影も禁止らしい。レンズを手で覆う山野。結局実家ではやらず。最後に演舞のことは理解できたかとカメラマンに質問する福井。しかしイマイチ分かっていないカメラマン(当然)。福井「まだまだ遠いなぁ・・」
川原監督の感想「福徳さん率がすごい・・」
ウーイェイよしたか監督【(タイトル忘れました)】
先に特典映像を見せ、その後本編を見せるという。
まず本編の撮影風景。バンドメンバーの一人がバンドを辞めると言っているシーン。よしたか監督は両側に女の子を従え、ジュースやバナナを食べさせてくれる。やたらと役者を厳しく演技指導。同じシーンを何度もやらせる。”よーい、スタート”と言ってカチンコを鳴らす代わりにゴムパッチンをさせる監督。何度もゴムパッチンをさせるので、最後は血のりで真っ赤。途中、休憩と言って寝る監督。BGMにSPEEDのWhite Loveを流すが、ボーカルがよしたかになっていた。その後はキレまくる監督の映像が続く。
そして本編・・・バンドメンバーのシーンはほとんどなく、鳥居みゆきの”妄想夢芝居♪ヒットエンドラーン”をパロって”妄想顔芝居”と題しながら♪スリーランホームラーンと言ってスケッチブックの真ん中に穴を開けてそこから顔を出す芸を延々流した。芸名忘れましたがしゃくれがスゴイ芸人の顔のアップと交互によしたかの顔。エンドロールでボニーピンク♪Perfect Skyをよしたかバージョンで。
後藤監督の感想「本編の後半、機が来るっていたとしか思えない・・」
後藤監督【ゴリラの生態】
ゴリラの生態のVTRが流れる。ナレーションは英語。右下にワイプで後藤が抜かれている。後藤が映像を観ながらコメントしようとすると、後ろからサングラスをかけたスーツの二人組に暴行される。後藤「やめろ!コメントできひん!!」それでもシバき続ける2人組。シバく理由は決して言わない。その映像が5分ほど続く。後藤「なんでこんなことすんねん!?」男「誕生日やろ。・・・ハッピバースデートゥーユー・・」唄いきる男。後藤「誕生日ちゃうねん!」反撃に出る。なんとか2人を追いやってVTRを観てコメントする後藤「ゴリラの世界も厳しいな~。ほんま人間で良かった」さっきの2人組と肩を組んで♪いいな、いいな、人間っていいな~と唄い出す。最後、カメラに向って満面の笑みで手を振る後藤。
川原監督の感想「ゴリラの生態の映像として観てました」
後藤監督曰く、これで脚を怪我したらしい。2人組の一人、佐竹は途中勝手にサングラスを上にあげたり変な唄い方をしたり、目立とう目立とうとしていた。
川原監督【(タイトル忘れました)】
唯一アニメーション。
ブログや大喜利絵回答でお馴染みのキャラ(頭が長い人、自分と同じ身長の穴に落ちた人、上半身が人間のキリン、下半身が人のキリン、コンプレックスは他にたくさんありそうなのに”小さい目”と答える人などなど)が次々登場。
今からいやらしいことをしようとした女の子の綺麗に取れたおでこを、頭の長い男の子と犬が捜し求める旅。BGMは『茶色の小瓶』でほんわかした雰囲気。セリフは全て吹き出し。音声は終始川原による犬の鳴き声。しかしたまに”テリーマン!”とか聞こえる。ずっと川原のキャラかと思いきや、途中で実写のキンデルダイクが登場する。ダイシの「この距離を見ろ!」も吹き出し。
最後、女の子のおでこは無事見つかるが、女の子「軽石とかグミとか詰めたから大丈夫」
さて、今度こそいやらしいことをしようかと思ったら、今度は男の子のおでこがきれいに取れてしまった。
西森監督【手紙】
本格ホラー映画。”8月15日に死ぬんですよねぇ”と描かれた黒い手紙が山内の部屋に届く。15日、がさごそと物音。驚く山内の表情に笑ってしまう。王道だがめっちゃ怖い幽霊が現れ、山内は首を絞められて死ぬ。
西森の部屋にも同じ手紙が大量に届くが、全く気にしていない様子。机の上に無造作に置かれた手紙の山から、同じ色のリモコンを探し出してテレビを付けるしぐさが可笑しい。15日、山内家と同じように幽霊が現れるが、部屋のあちこちに出てきても「びっくりしたー」「こっわ~」ぐらいしか言わない西森。トイレ、風呂、窓、背後、目の前に突然現れる幽霊が怖過ぎ!!なのにテレビの前に現れた幽霊に「テレビ見えへん」と。最後、幽霊に首を絞められるが、何とか振りほどき「帰って」と幽霊を外へ追い出す。それでも「こわいわ~」ぐらいしか言わない西森。
西森監督曰く、どんなに真剣にホラーを造っても、山内が演じればおもしろくなると思ったらしい。
○エンディング
選考の結果、西森監督作品が選ばれた。
最終選考は西森・よしたか・川原作品で迷ったらしい。きっちり台本まで書いて仕上げた西森作品と、よしたかの思いつき映像が競っていたことにショックを受ける西森監督。
MC:鎌鼬濱家
出演:モンスターエンジン西森、ウーイェイよしたか、ジャルジャル後藤、銀シャリ鰻、天竺鼠川原、GAG少年楽団福井
〇オープニング
会場通路と舞台にはレッドカーペットが敷かれている。客席後方の扉から監督入場。
・鰻監督…女子校のブレザーみたいなジャケット(夏休みオールナイトライブで橋本さんが着てたやつ!)を着て、サングラスをかけている。濱家が「どうでしたか?」とマイクを向けると、メモを取り出しペンで「よかった」と書いたのを見せた。喋らないキャラ。
・福井監督…ジャケットの下に黒のタンクトップ、サングラス。ヘラヘラした表情「とりあえずタバコ吸っていいっすか?」とてもチャラいキャラ。
・後藤監督…ファーが多めのコートを着て、脚が悪いのか杖をついてる。髪形はオールバック。そしてサングラス。話し方が威圧的。福井が「タバコ吸っていいっすか?」と言うと「タバコ吸うな!」と一喝。大御所キャラ。後藤「福井君、情熱大陸見たよ」
・西森監督…探偵物語の工藤(松田勇作)コスプレ。モノマネのまま話すが、似てない。
・ウーイェイよしたか監督…喪服風スーツに、黒ネクタイを手に持っている。”葬式に行く途中”らしい。
・川原監督…ゲームコーナーの青チーム衣装。妙なキャラ設定は無しの川原「みんなキャラが定まってなくてフワフワしてる」
MCなのに段取りが分からなくなる濱家に「あなただけはしっかりして」と川原。
監督は全員(上映されるフィルムの監督以外)、客席後方の立見スペースに座って一緒にフィルムを観る。
○フィルム上映
オフィシャル審査員により選ばれた最優秀作品は、ヨーロッパ企画presents『第5回ショートショートムービーフェスティバル』予選会に出品される。
鰻監督【自転車】
公園でささいなことをきっかけに福木(福徳)と60年余りケンカし続ける鯨(鰻)。
5年後、20年後に着替えを持ってくる福木の母(宮戸)。地毛で出演なのに違和感なくオカンに見える。鯨の伸び切った髪を散髪するため美容師(松尾)登場。ただ歩くだけなのに、松尾の歩き方が不自然で、5テイクも撮った。その他、序盤で喧嘩の仲裁に入る警官(Mr.X)、出前を持ってくる中華料理店(渡邊)。
歳をとり、喧嘩しながら公園のベンチで先に逝く鯨。喧嘩に勝ったと大喜びする福木。その5秒後、福木を自転車が撥ねてTHE END。その瞬間、小田和正が流れる。長いフリでした。
西森監督の感想「何年も喧嘩が続いて、観てる方はしんどかった」
後藤監督の感想「福徳君・・だっけ?彼の演技は素晴しい」
福井監督【演舞(えんぶ)】
ドキュメンタリー風で、カメラマンと会話しながら進む。
大の字になって跳ねながら横に移動する動きをカメラマンに見せる福井。「?」なカメラマン。”明日故郷で演舞を見せてやるから付いて来い”とカメラマンに告げ、JRに乗って兵庫県の曽根という駅へ。すると福井と全く同じ格好(サングラスに黒バンダナ、黒タンクトップ、黒パンツ)をした山野(福徳)が演舞っぽい動きをチラっとしながら待っていた。ここでも福徳登場に笑う会場。二人合わせて”演舞レムⅡ”というらしい。山野は地元に残って演舞を守る立場、福井は都会へ出て演舞を広める立場。
駅を出て山へ向う二人。時々ちょっとだけ演舞の動きが出てしまう感じが可笑しい。途中、境内で見つけた赤ちゃん連れの女性に「久しぶりやな~」と寄って行く山野「(彼女)中高 福井と付き合っててん」福徳君のしょうもない嘘が面白い。勝手に赤ちゃんを「はなちゃん」と呼んでいる。昔の彼女に出くわして気まずそうにする福井。さらに歩いていると、山が見えてきた。ちゃんとカメラに写ってる山をなぜか「写りきらんやろ」と口々に言う二人。その意図は全く分からないがおもしろすぎた。山で演舞する演舞レムⅡの画。さらに移動して福井の実家に着いた。カメラマン「実家で演舞をするんですね」しかしテンションが下がる福井。親に反対されているらしい。しかも撮影も禁止らしい。レンズを手で覆う山野。結局実家ではやらず。最後に演舞のことは理解できたかとカメラマンに質問する福井。しかしイマイチ分かっていないカメラマン(当然)。福井「まだまだ遠いなぁ・・」
川原監督の感想「福徳さん率がすごい・・」
ウーイェイよしたか監督【(タイトル忘れました)】
先に特典映像を見せ、その後本編を見せるという。
まず本編の撮影風景。バンドメンバーの一人がバンドを辞めると言っているシーン。よしたか監督は両側に女の子を従え、ジュースやバナナを食べさせてくれる。やたらと役者を厳しく演技指導。同じシーンを何度もやらせる。”よーい、スタート”と言ってカチンコを鳴らす代わりにゴムパッチンをさせる監督。何度もゴムパッチンをさせるので、最後は血のりで真っ赤。途中、休憩と言って寝る監督。BGMにSPEEDのWhite Loveを流すが、ボーカルがよしたかになっていた。その後はキレまくる監督の映像が続く。
そして本編・・・バンドメンバーのシーンはほとんどなく、鳥居みゆきの”妄想夢芝居♪ヒットエンドラーン”をパロって”妄想顔芝居”と題しながら♪スリーランホームラーンと言ってスケッチブックの真ん中に穴を開けてそこから顔を出す芸を延々流した。芸名忘れましたがしゃくれがスゴイ芸人の顔のアップと交互によしたかの顔。エンドロールでボニーピンク♪Perfect Skyをよしたかバージョンで。
後藤監督の感想「本編の後半、機が来るっていたとしか思えない・・」
後藤監督【ゴリラの生態】
ゴリラの生態のVTRが流れる。ナレーションは英語。右下にワイプで後藤が抜かれている。後藤が映像を観ながらコメントしようとすると、後ろからサングラスをかけたスーツの二人組に暴行される。後藤「やめろ!コメントできひん!!」それでもシバき続ける2人組。シバく理由は決して言わない。その映像が5分ほど続く。後藤「なんでこんなことすんねん!?」男「誕生日やろ。・・・ハッピバースデートゥーユー・・」唄いきる男。後藤「誕生日ちゃうねん!」反撃に出る。なんとか2人を追いやってVTRを観てコメントする後藤「ゴリラの世界も厳しいな~。ほんま人間で良かった」さっきの2人組と肩を組んで♪いいな、いいな、人間っていいな~と唄い出す。最後、カメラに向って満面の笑みで手を振る後藤。
川原監督の感想「ゴリラの生態の映像として観てました」
後藤監督曰く、これで脚を怪我したらしい。2人組の一人、佐竹は途中勝手にサングラスを上にあげたり変な唄い方をしたり、目立とう目立とうとしていた。
川原監督【(タイトル忘れました)】
唯一アニメーション。
ブログや大喜利絵回答でお馴染みのキャラ(頭が長い人、自分と同じ身長の穴に落ちた人、上半身が人間のキリン、下半身が人のキリン、コンプレックスは他にたくさんありそうなのに”小さい目”と答える人などなど)が次々登場。
今からいやらしいことをしようとした女の子の綺麗に取れたおでこを、頭の長い男の子と犬が捜し求める旅。BGMは『茶色の小瓶』でほんわかした雰囲気。セリフは全て吹き出し。音声は終始川原による犬の鳴き声。しかしたまに”テリーマン!”とか聞こえる。ずっと川原のキャラかと思いきや、途中で実写のキンデルダイクが登場する。ダイシの「この距離を見ろ!」も吹き出し。
最後、女の子のおでこは無事見つかるが、女の子「軽石とかグミとか詰めたから大丈夫」
さて、今度こそいやらしいことをしようかと思ったら、今度は男の子のおでこがきれいに取れてしまった。
西森監督【手紙】
本格ホラー映画。”8月15日に死ぬんですよねぇ”と描かれた黒い手紙が山内の部屋に届く。15日、がさごそと物音。驚く山内の表情に笑ってしまう。王道だがめっちゃ怖い幽霊が現れ、山内は首を絞められて死ぬ。
西森の部屋にも同じ手紙が大量に届くが、全く気にしていない様子。机の上に無造作に置かれた手紙の山から、同じ色のリモコンを探し出してテレビを付けるしぐさが可笑しい。15日、山内家と同じように幽霊が現れるが、部屋のあちこちに出てきても「びっくりしたー」「こっわ~」ぐらいしか言わない西森。トイレ、風呂、窓、背後、目の前に突然現れる幽霊が怖過ぎ!!なのにテレビの前に現れた幽霊に「テレビ見えへん」と。最後、幽霊に首を絞められるが、何とか振りほどき「帰って」と幽霊を外へ追い出す。それでも「こわいわ~」ぐらいしか言わない西森。
西森監督曰く、どんなに真剣にホラーを造っても、山内が演じればおもしろくなると思ったらしい。
○エンディング
選考の結果、西森監督作品が選ばれた。
最終選考は西森・よしたか・川原作品で迷ったらしい。きっちり台本まで書いて仕上げた西森作品と、よしたかの思いつき映像が競っていたことにショックを受ける西森監督。