08年主要国首脳会議(サミット)の舞台となるリゾートホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺」(北海道洞爺湖町)について、取材先などから質問される機会が増え・・・北海道でも関心が高まっているそうです。
この洞爺湖は内浦湾を見下ろす山の頂にそびえる絶好のロケーションで、湖畔の温泉街を見下ろす標高約600メートルの山頂(サミット)にこのホテルが(地上11階、地下1階)は建っております・・・
外観は翼を広げたワシのようで、「山城」の異名を持つそうで・・・敷地はゴルフ場を含め東京ドーム21個分(100万平方メートル)以上の広さとか・・・
景観は絶景で・・湖畔から約10キロ離れており、ホテルに通じる道は1本だけなそうで・・・・開催地選びでは、警備のしやすさが評価されたと聞きました・・・
このホテル・・・ 前身は93年建設の会員制ホテルで、メーンバンクの、北海道拓殖銀行の経営破たんで98年に閉鎖されていたそうです。
一時は「バブルの廃虚と言われましたが・・・」、ここを大手警備会社「セコム」が買い取り、高級リゾートに再生さたそうです。
08年主要国首脳会議(サミット)の舞台となるリゾートホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺」・・・ここのオーナーはセコムの飯田亮最高顧問で政府関係の要職を務めた信頼感も選択の一つかも知れません・・・また最近世界的に環境問題が重要課題となっている中で、ここの持つ豊かな自然環境も有利に働いたのだと思います。
運営は「ハウステンボス」(長崎県)なども手がけ見事に再生させた、窪山哲雄社長が率いる「ザ・ウィンザー・ホテルズ インターナショナル」なそうです。
このホテルは、02年の営業再開後、客単価平均5万円という富裕層を対象に高級志向での運営が成功したそうです・・・まさに安倍首相が唱える「再チャレンジ」に合致したホテルの一つです。
ここの売りはなんと言っても、ホテルの自慢は2階まで吹き抜けのガラス張りロビーから洞爺湖が丸ごと目に飛び込んでくる感じだそうです。ここに泊まったのは最安値の1室3万5700円~だそうですが・・・広さは40平方メートルあり、ジャグジーなどは高級ブランド「ブルガリ」が中心だそうです。
08年のサミットでは全380室の3割を占めるスイートに首脳らが泊まる予定なそうで、中でも7月に改装工事を終える「グランドプレジデンシャルスイート」は460平方メートルも在るそうです。
、1室1泊130万円(税・サービス料除く)と気が遠くなるほど高いが、「今夏の繁忙期は半分が予約済み」とは・・・いるんですね、日本にもこのような高額を支払う事をこともなげに出来る種族が・・・
首脳らに食事を提供するとみられるのは、館内のフレンチ三ツ星レストランの支店「ミシェル・ブラス トーヤジャポン」なそうです。取材者は一番安いランチコース(1万2600円)を食べてみたそうですが・・・道産のアスパラや豚肉を使い、食材の味を存分に生かした繊細な味わいだったようです。ワインはストック5000本を誇っているそうで、その点でもサミット会場としての資格は充分だと思います。
サミットは「北海道洞爺湖サミット」の名称で来年7月7~9日に開催されますが、高緯度地域中心の参加国メンバーは、高温多湿が苦手なそうですが・・・その点でも過ごしやすい北海道が選ばれたのには、そんな配慮もあったと聞きました。
(北海道新聞記事引用)