2プラス2合意 円滑な統合運用が課題 日米同盟、未来図示す(産経新聞) - goo ニュース
最近の北東アジアは色々な問題が起こる危険地帯でもあるようで・・・日本も従来の国防政策では対処出来ない隣国の軍事面の急速な充実の対処するために、、今回の日米安全保障の見直しが両国の 外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)で合意しました。
政府から発表された共同文書には、「同盟の変革」と題し日米同盟の未来図を具体的に示しているようです・・
日本はミサイル防衛(MD)の分野で、これまで以上に重い責任を負うことになるでしょうが・・・日本の安全のためには、今後も乗り越えるべき課題は多くあると思います。
昨年の北朝鮮による弾道ミサイル発射と核実験を踏まえ、安倍首相とブッシュ大統領は昨年11月の首脳会談で、MDに関する協力を強化し加速させることで合意しました。
これを受けて、今回の共同文書もこの点に力点が置かれております。
防衛省は当初、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の搭載型に改修するイージス艦4隻のうち、今年末に配備される「こんごう」を除く3隻を平成23年3月末までに順次配備する計画だったようです・・・
今回の合意で、3隻の配備は3カ月以上早まることになり、計16部隊に配備される地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の3月末までとなっていた配備計画も、1年以上前倒しすることが明記されているとの事です・・・
軍事専門家の分析で、このような整備を急がなければならないほど、私達一般人の知らないところで、日本を標的にした問題行動が起きていると追う事だと思います・・・
この、情報共有など運用協力の強化が盛り込まれたのは、米側の日本に対する期待感の表れだといわれますが・・・
ただ機密情報が海上自衛官を通して中国側に伝わったと言われるような事の無いよう組織の点検をお願いしたいものです・・・
久間章生防衛相は1日、領空侵犯対処のための自動警戒管制組織「バッジシステム」や、弾道ミサイルにも対処する「ジャッジシステム」の防空情報について「(米軍に)提供すべきだ・・・といってます。
また、衛星情報については、お互いにギブ・アンド・テークでやらなければならない・・・と述べておりますが・・・この最も大切な情報については卑しくも日本側から情報漏れが起きないよう組織を改変してでも、決して同じ事がない様お願いしたいと切に願っております・・
日米は共通のディスプレーに、リアルタイムで弾道ミサイルや航空機の情報を表示し、迎撃作戦を実施する計画なそうですが・・・攻撃目標の情報を共有することは「武力行使との一体化」に関する憲法解釈に触れる可能性があると言われております・・・法整備も急がれます・・・
2プラス2で、日米間で共有する情報の対象を特定する「情報共有ロードマップ」の策定で合意したのは、このためだといわれております・・・
MDには海上、航空自衛隊、米陸海軍の4つの分野に関わるだけに・・・共同文書には大量破壊兵器攻撃時の自衛隊と米軍の連携のあり方を検討する「化学・生物・放射線・核(CBRN)防護作業部会」の設立も盛られたそうです・・・
今後、日米間でいかに円滑に統合運用を進めるかが・・・「同盟の変革」にとって重要な課題だと言われております・・・
容子の部屋別室もご贔屓の程