2015年12月5日(土) 15日目

2015-12-05 23:24:52 | 日記
今日も遅番(10:30~19:30)。
遅番はやっぱりきつい。
17:30頃にスタミナが切れて、ヘロヘロになってしまった。
今日は昨日の反省で、前半は力をセーブして働いたつもりだったが・・・。

ただ昨日今日とおむつ交換の特訓を受けているので、
疲れるのはそのせいかも知れない。
そろそろ一人でおむつ交換をすることになりそうだ。

明日はお休みです。ほっ。

2015年12月4日(金) 14日目

2015-12-04 22:05:26 | 日記
この施設のヘルパーのシフトは4種類。

A 早番 7:30~16:30
B 日勤 8:30~17:30
C 遅番 10:30~19:30
D 夜勤 16:00~翌朝9:00

今日は初めての遅番だった。
これまで日勤と早番しか経験してなかったが、遅番が一番きつく感じた。
16:00頃からがとても長く感じた。
夕食と、その後の排泄介助と就寝介助。これらがなんともきつかった。
具体的には今後書く機会があると思う。

それにしても、この仕事を始めてから
「人間って何なんだろう?」「生きるって何なんだろう?」ということを
思わず考え込んでしまうことが多い。とても哲学的な仕事だと思う。
朝起きて、食べて、排泄して、入浴して、食べて、排泄して、寝て・・・。
この繰り返し。結局これが人間というものなのか・・・。

古今東西の哲学者が挑んできた根源的な問いかけ。
彼らも介護の仕事を経験すれば、もっとすごい哲学体系を構築できたのではないか?
そんなことまで考えてしまう。

40年ほど前に、作家の野坂昭如がウイスキーのコマーシャルか何かで歌っていた歌、
それが頭の中で鳴り響いている。

「ソ、ソ、ソクラテスかプラトンか、ニ、ニ、ニーチェかサルトルか、
みーんな悩んで大きくなった!」



2015年12月2日(水) 13日目

2015-12-02 22:13:45 | 日記
昨晩は9時間休んでなんとかかんとか体力を回復できたようだ。
今日はそこそこ動けた。

4日連続勤務で明日は休みなので、精神的には楽だったかも知れない。
あとは、今日は割り切って仕事に取り組んだというのもある。
どういうことかと言うと、たとえ利用者さんの要望を丁寧に聞いてあげられなくても、
「ヘルパーが少ないのだから仕方がない。ここはそういう施設なんだ」
と自分に言い聞かせて、気にしないようにしたということ。

最初の日から感じていたのは、
どうもヘルパーの利用者に対する言葉遣いが雑だなということ。
身体的なケアの技術はしっかりしていても、
精神的なケアはまったくする気がないのではないか、と思えてしまう。

「時間をかけて利用者に親切になんかするな。それよりもスピードが大切だ。
とにかく仕事をどんどん回せ」
というプレッシャーを常に受けている感じがする。
それならそれで、それに合わせなければこの先続けていくことはできないだろう。

自分はお年寄りと話をするのは結構好きな方で、
老人ホームに勤めたら、少しはお話しする機会があるのかと思っていたが、
(お年寄りの話を聞くということは、精神的なケアになるはず)
そういう余裕はまったくないと言っていい。

ちなみにこの職場は1日9時間拘束で途中60分の休憩があるが、
8時間の勤務時間中はこの13日間で1杯の水も飲んでいないし、
1回もトイレに行っていない。もちろんタバコを吸う余裕などない(自分は吸わないが)。
決してそれらが許されないわけではないのだろうが、
それほど雰囲気的に追いまくられて忙しいということ。

さて、自分はどこまで我慢できるのだろう?

2015年12月1日(火) 12日目

2015-12-01 19:11:50 | 日記
12月に入った。
朝、人身事故のため電車が止まって危うく遅刻するところだった。
なんだか波乱の予感・・・。

3日連続の早番(7:30~16:30)。
今日はまたヘルパーの人数が少なかった。
施設管理人(清掃作業員)の人がぼやいていた。
「今日は見守り(ヘルパーがやるべき仕事)を3時間もやらされた」

結局全然ヘルパーの数が足りてないのだ。
ヘルパーはいつもイライラセカセカ動き回っている感じ。
これってすごく良くないと思う。
自分も今日は腰が重だるく、ちょっときついなと感じ始めた。
こうして精神的にも肉体的にも追い込まれていくのかな。

明日は日勤(8:30~17:30)。