2015年12月24日(木) オフの日

2015-12-24 19:54:16 | 日記
今日はオフの日。
身体も心も疲れ気味だが、今日がオフなのは救いと言うべきか・・・。
(世間的には今日はクリスマスイブだったらしい)

ただ、完全オフというわけにもいかない。
休日は80歳になる一人暮らしの母親の支援を諸々することにしている。
主に買い物支援と精神的支援(うつ的傾向があるため)。
父親が死んで14年になるが、これは継続的にやってきたつもり。

おかげで、高齢者と接するというのはどういうことであるのか、
感覚的に理解できるので、有料老人ホームで働くにあたり、
利用者と接する際に戸惑うようなことはほとんどなかった。
認知症についても、伯父が晩年認知症を患ったので、
それがどういうものであるのかはだいたい認識していた。


この介護の仕事に就いて事前の想像以上だったことは、
求められるスピードである。
自分が『介護現場は、なぜ辛いのか』というテーマで何かを書けと言われれば、
何を置いても「スピードに対するプレッシャーがとにかくキツイ」、
ということを書くだろう。
これは結局ヘルパーの人数が足りないことに起因すると考えざるをえない。

人数が足りないから、とにかくスピードが求められる。
スピードが求められるから、精神的にも肉体的にもキツイ。
精神的にも肉体的にもキツイから離職率が高い。
離職率が高いから、慢性的にヘルパーの人数が足りない・・・。
まさに悪循環に陥っている、ということではないだろうか?

今週に入ってから女性ヘルパーが一人辞めたらしい。
そして北海道支店から応援に来ていた男性ヘルパーももういなくなる。
(彼は33歳らしいが、まるで愛想がなくて、上から目線で物を言う感じで、
人間的にはいけ好かない人物だが、仕事はズンズンこなしていくタイプで、
彼がいなくなると現場にとって相当痛手であろうと思われる)

こんな状況で年末年始、
仕事がどんなにきつくなるのか、想像するだに恐ろしい。
特に事故を起こしてしまった後、気持ち的に慎重にならざるを得ない状態で、
スピードに対するプレッシャーがかかったら、
パニックに陥りはしないか?
事故につながりかねない重要事項で、
頭から抜け落ちている事はまだあるかも知れないのだ。


ちなみに年末年始のシフトがようやく明らかになり、
自分は予想通り、大晦日も正月も出勤です。