2015年12月22日(火) 26日目

2015-12-22 19:04:42 | 日記
今日は早番(7:30~16:30)。
割合得意な時間帯。
とは言え、今日はヘルパーの数が極端に少なかったみたいだ。
清掃作業員のNさんが「この人数じゃ無理だよ」とつぶやいていた。

でも今日、日勤帯のリーダーだったヘルパーのKさん(女性)。
この人はカリスマ的な雰囲気を漂わせているヘルパーだ。
歳は40代中盤と聞いている。
ほとんどのヘルパーが常にイライラセカセカした雰囲気を醸し出している中で、
このKさんはいつも悠々とした歩き方(私は秘かに「夕陽のガンマン」と呼んでいる)。
それでいて、仕事は的確に素早くこなす。
おむつ交換の手際などは見事なものだ。
とにかくカッコいいのだ。

人を動かす独特の能力も持っている。
今日もある利用者がどうしても昼食の時に食堂に移動しようとしてくれなくて、
私を始めとして、4人のヘルパーが執拗に促してもダメだったのに、
Kさんが促したら、あら不思議、その利用者は立ち上がって食堂に移動したのだ!
唖然としてしまった。

また、この施設のヘルパーの中で唯一「遊び心」を感じさせてくれるヘルパーでもある。
こんなにヘルパーの数が少ない日なのに、午後3時頃から「歌の時間」を設けて、
利用者に歌を歌わせていた。
こんなことは他のヘルパーではまず考えられないことだ。

うーん、すごいな、この人は。
自分自身はセカセカと忙しく動き回っていただけの1日だったが、
Kさんのカリスマ性には改めて感銘を受けた。
いるんだな、介護業界にもこういう人物が!