北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2019.5.3 『狩振岳』(1,323m) GW山旅④-①
GW前半は車の納車に関わる諸々があったり、
孫たちの世話があったりと、落ち着かない日々を送ったが、
後半はようやくマイペースの山旅を楽しむことができた。
3日の朝、Hiromi を拾ってトマムへ向かった。
とりあえず初日は、積雪の状態を見ようとの思いだった。
積雪、特に残雪はその年によってその量が変わり、
予測を誤ると中途での撤退を余儀なくされる。
10時55分、トマムの林道駐車地をスタートした。
この林道は舗装された町道で、道東道トマムインターから、
落合側に700mほど走ったところに入口がある。
道東道をくぐってすぐのところに路側帯があり、
そこを駐車地とした。
駐車地周辺にはもはや雪がない。
すぐに林道分岐が現れ、左手の林道に入った。
尚、この林道は地形図に載っていない。
回を重ねて登り、歩き慣れた林道ではあるが、
雪がなくなってから歩くのは初めてだった。
少し進むと広い土場が現れた。
以前はなかったものだ。
そこまでは車で入れるが、その後も続く林道は荒れている。
林道はやがて少し下降するヘアピンカーブとなるが、
そこは林道から離れて直進することにした。
そうでなければわずかしか残っていない、
その辺りの雪渓を利用できなくなる。
小沢の渡渉を終えると、CO.810で東西に走る送電線の下に出る。
これを『狩振岳』から北に伸びる尾根まで進むのだが、
前述の通り雪が無くなってから、ここを歩くのは初めてなので驚いた。
そこには立派な道があった。
北海道電力が送電線の保守管理用に確保している苅り分け道だが、
あまりにも立派。
それに対してこちらは雪が消えてしまった笹原を横目に、
尾根への取り付き点を求めて進む。
苅り分け道は尾根の頭まで続いている様子だったので、
そこまで登れば東側の斜面に雪が残っていると読んで、
12時ちょうど、CO.917で 登りきると、
予想通り大量の雪がの残っていた。
ここから一旦下って登り返す。
急登だが雪面はおおよそ締まって歩きやすい。
どんどん高度を稼ぎ、背後には雄大な風景が広がる。
12時50分、CO.1,221で小ピーク。
ここで初めて『狩振岳』の姿を目にすることができる。
あとは深いクレバスに注意しながら、
周りの風景を楽しみつつ頂上へ!
13時15分、『狩振岳』。
風が強い。
そして南の『双珠別岳』に目をやると、
もうハイマツが剥き出しで、登ってはこられない。
写真を撮って下山開始。
少し下った雪庇の影で昼食。
その後ショートカットしたい部分はあったが、
雪渓が切れるとめんどうなことになるので、
登ってきたルートを忠実に下り、
15時15分、駐車地。
翌日の予定を雪が少なそうな日勝峠付近から、
夕張山地に変更して、
途中の「湯ノ沢温泉」で汗を流し車を走らせた。
2019.5.1 『長官山』(254m) 火葬場コースが蘇った
今年の正月明け、
-25℃の金山湖でハイエースのエンジンがかからなかった。
それで怖くなり新車を購入することに決めた。
ところがすぐに発注したものの、納車が一昨日。
3ヶ月半待たされた。
街中を見ればハイエースだらけだものなあ・・・
今回のハイエースも前回同様Hiromiとの共同購入だ。
Hiromiも山に登り歩くための必需品と捉え、
出資することを惜しまない。
それがなければ車中泊をしながら登り歩くことが不可能だと知っている。
この人生の終盤にきて、
まったくいい相棒に巡り会えたもんだあ!
昨日の午後Hiromiを拾って樺戸山地に出かけたが、
新しい車は静かでいいわぁ。
今朝雨模様だったので、そのまま馬追丘陵に戻った。
馬追丘陵の『長官山』に登るルートの中で、
火葬場コースだけが昨秋の台風による倒木で、
通行不可能となっていた。
それが開通したというHiromiの情報を得て、
登ってみることにした。
いつものようにスキー場麓からスタートして『長官山』へ。
頂上に立ったあと、火葬場コースを下ってみた。
すると昨秋の台風襲来後、
倒木を何とか乗っ越して進む部分は、
多少邪魔な枝が払われただけだったが、
数十本の積み重なるように倒れたトドマツ群は、
チェンソーで切断された上、脇へ綺麗によけられていた。
この大変な作業をして下さったのは、
「長沼山岳会」メンバーによるご尽力なのか?
誠にありがたく、ただただ頭が下がる思いだ。
これで火葬場コースがほぼ正常に戻った。
火葬場コースの登山口まで下ったあと、
また長官山に登り返してスキー場に下った。
先ほどの素晴らしい善行を目にしたあと、
今度は正反対の悪行を見ながら下ることになった。
以前から「不法投棄の山」として気になっていたが、
雪融けと同時にそれらがまたはっきりと目立つようになった。
中には雪解け後の最近捨てられたものもある。
「いったいどうしてこういうことができるのか?」
と、Hiromiと二人不思議でたまらない。
自分さえよければ、そんな人間に生きる価値があるのか?
その人間の存在そのものが人の迷惑になるだけだろう。
その者たちに告ぐ、
不法投棄やめますか?
それとも人間やめますか??
ちょっと嫌な気分で駐車地に戻った。
この後1時間かけて車を購入したディーラーに行き、
ちょっとした手直しをしてもらって帰宅。
そして締めはもちろん「サイゼリヤ」!
※私とHiromiのGW後半の山旅は、3~6日を予定しています。
従ってブログのアップは7日以降となりますことをお許し下さい。
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