北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2024.3.3 『石油沢』(171m)~『金沢』(126m) 美しい景色の林道歩き
先日の日曜日は、
我が家にHiromiの車を置き、
樺戸山地へと向かった。
月形で活動する予定だったのだが、
私が住む江別市を抜けると、
目指す北の空は分厚い雪雲の中にあった。
こりゃダメだ~
とばかりに即変更!
雪雲の下に入る手前で活動することにした。
当別町金沢で「北海道医療大学」の前を通ったが、
この大学は数年先に、
北広島市へと移転することが決まっている。
当別町にとってはあまりにも大きな存在が、
この地から去ってしまう。
そうなると当別町は、
いったいどうなるのだろう?
またここに建つ巨大な校舎群は、
何かに利用されることになるのだろうか?
北海道医療大学から町道を2kmほど走ると、
左手に神社が現れる。
そしてその前に「当別消防団第四分団」の建物がある。
そこが広く除雪されており、
一応駐車場となったているようなので、
その隅に駐車させていただいた。
この日の前夜から結構な降雪があったので、
大型のスノーシューを装着してスタート。
すぐに神社の鳥居を越えて、
神社脇の斜面に取り付いた。
斜度のあるカリカリ斜面に、
スノーシューのアイゼンを突き立てて登った。
すぐに登りきると、
トドマツの中に作業道が続く。
なかなか良い雰囲気の作業道だ。
これを登って行くと、
いやあ、素晴らしい青空じゃないか!
真っ青な空に白樺が映える。
そして傾斜が落ち、
緩やかな尾根歩きに変わる。
木の間から空知平野の田園地帯が見下ろせる。
尾根筋を歩いて行くと、
やがて広い林道に合流する。
これは医療大の裏手から入り、
北に向かって伸びる林道だ。
無積雪期には何度も歩き、
この沿線の三角点を訪ね歩いて来た。
合流点の目の前には二等三角点「金沢」があるのだが、
それは帰りに寄ることとし、
まずはここから北に向かう。
そして3kmちょっと先の「石油沢」を目指す。
広い林道の周辺はトドマツの林が多く、
大変景色が良い。
空は意外なほど晴れ上がり、
美しい景色を一層引き立てる。
またところどころの木の切れ間から、
田園風景が眺められる。
そんな美しい世界を、
直線的な林道にのって歩くのは楽しい。
林道との合流点から歩いて、
ほぼ中間地点で林道ケートを越えた。
そこには車両だけではなく、
人が歩くことも禁止する旨が記されている。
これまで無視して利用してきた林道だが、
何も人が歩くことまで禁止しなくてもいいじゃないの・・・
ゲートを越えてしばらく歩いたところで、
極度の空腹感に昼食とすることにした。
Hiromiはこの日も果物ばかり食べていた。
空腹を満たした後は、
また直線的な林道を歩き出した。
そして予定の距離を稼ぎ、
林道を離れて尾根に取り付いた。
しかし目的のピークまでは距離が短く、
ほんのひと登りで、
三等三角点「石油沢」。
私製標識の取り付け位置が非常に高い。
それだけ今年は積雪が少ないと言うことか?
この標識は積雪期に、
手が届く範囲で取り付けられたはずだ。
復路に入ると、
自らがつけたトレース上を歩くので、
往路よりは楽な歩行ができる。
しかし長い。
空も雲に覆われだして、
なんだか暗くなってきた。
登路で利用した作業道との合流点を過ぎて、
ちょっとした高みに上がり、
二等三角点「金沢」(カナサワ)。
こちらにも私製標識が付けられている。
しかも林道脇のちょっとした高みが二等三角点だ。
これは意外だ。
「金沢」から作業道との合流点に戻り、
作業道を下った。
そして神社の裏手から鳥居に下って駐車地へ。
はじめは心配した天候だったが、
入山してしまうと素晴らしい晴天に!
結局この土日は二日とも晴天に恵まれて終わった。
いい週末を過ごせたことに、
Hiromiともども満足し、
一旦帰宅してから改めて「反省会」!