北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2024.3.17 『天狗山』(栗山・330m) 意外にも全線ツボ足歩行!
先日の日曜日は、
どんよりとした重苦しい空から、
じきに雨が降り出す予報だった。
それではじめから極近場の、
時間がかからない山に登ることに決め、
栗山町南角田地区に向かった。
そこで久しぶりに「天狗山」に登ることにした。
南角田に行ってみると、
融雪が思いの外進んでいることに驚いた。
なかなか気温が上がらず、
融雪が進まない今冬だったが、
元々積雪の少ないこの辺りは、
一旦融けだすとどんどん進む。
除雪終点を駐車地としてスタートしたが、
農道にキャタピラ痕が続いていた。
これは楽ちんとばかりに、
スノーシューを手に持って歩く。
畑の融雪作業のため、
農業機械が走行した跡だろうと思っていたが、
キャタピラ痕は農道から林道に入っても、
更に奥へと続いて行く。
これはハンターのものかぁ?
手に持っていたスノーシューを、
ザックにくくりつけて、
ツボ足で進むことにした。
キャタピラ痕の上は、
固く締まってツボ足で十分だった。
そして駐車地から2kmほど歩いて、
「不動の沢林道」のゲートを越えた。
楽に歩かせてくれるキャタピラ痕は、
更にゲートの奥へと続いていた。
そこではっきりした。
これはハンターの乗り物だ。
ゲートのダイヤルキーを開けて進んでいた。
キャタピラ痕が、
どこまでも続いてくれるおかげで、
楽に歩けるのだが、
前を行くHiromiが相変わらず速いので疲れる。
マイペースで歩く私との間隔が、
だんだん開いて行く。
「不動の沢林道」は、
250で「天狗林道」に出合うので、
そちらに乗り換えた。
するとキャタピラ痕も、
「天狗林道」上に続く。
こりゃあ最後まで楽をできそうだ。
上空は相変わらず重苦しい雲に覆われている。
しかし雨が降り出さないだけましか・・・
「天狗林道」を歩いて高度を上げて行くと、
「天狗山」の頂上部が正面に現れ、
上空を走る送電線の下をくぐる。
そして林道を離れて藪に入る。
この藪にははっきりした踏み跡が続く。
やはり人が入っているようだ。
ちょっと前までは、
人の痕跡なぞ全く見られない、
実に静かな山だったのだが・・・
四等三角点「天狗山」。
そばの立ち木に小さな私製標識が付けられている。
この私製標識が付けられた翌年に、
例の黄色い私製標識も付けられたのだが、
今回それはなくなっていた。
誰かが持ち去ったのか?
この時点でまだ9時40分。
腹が減るはずもなく、
即下山を開始した。
またキャタピラ痕の上を下って行くが、
下りではショートカットを織り交ぜる。
上部林道から下部林道へと急斜面を下った。
また後には「不動の沢林道」ゲートへとは戻らず、
途中のカラマツ林を抜けて「不動の沢」に下った。
そして対岸を登り返すと、
エゾシカの防護柵ゲートがすぐそばだ。
それを越えて直線的な林道を歩いて駐車地へ。
キャタピラ痕のおかげで、
快適なツボ足歩行を楽しめたことに感謝!
まだ時間が早いし、
雨も降りだしそうに見えなかったので、
近くのもう一座へ!
雨よ、降らないでくれ~