北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2017.1.28 「新年会」Ⅱ
昨日(土曜)金山湖の『721mP』から下山後、「LARCH」にチェックインし、
近所の「金山保養所」へ汗を流しに行った。
そもそも今月の8日に続き、何故また「LARCH」かというと、
そのときHiromiに仕事が入り、同行できなかったから。
Hiromiもこの「LARCH」が大好きであることからToshiと相談し、
9日のチェックアウト時に予約して帰った。
そして今回はコテージだ。
コテージだと玄関前に駐車できるため、荷物の運び入れが楽だ。
山で濡れたものは全て中に入れて乾かす。
ここはよく乾くんだわ。
入浴して戻ると、夕食までに1時間半あった。
そこで雪の中で冷やしておいたビールを取り出して、
(とりあえず)「かんぱーい!」
「う、うめぇ~っ!!」
コテージであるから炊事道具はそろっており、
ガスレンジ、電子レンジ、オーブントースターなどもあるが、
我々はホテルレストランでの夕食を楽しむことにしている。
17時30分、レストラへ。
雪が止まない!
ホテルのタイヤショベルがマメに除雪しているのだが、すぐに新たな雪が降り積もる。
ホテルの従業員も、こんなに激しく降るのは珍しいと言う。
ログハウス風のレストランは大変居心地がよく、
ゆったりとして豊かな気分になる。
前回説明したように料理も大変美味しく、何も言うことはない。
そしていつもの佐々木支配人だ。
人柄の良い支配人と会うことも、ここを訪れずにはいられない魅力の一つだ。
また、顔見知りになった従業員たちとの再会も楽しい。
最近複数名の新人が入り、これまた新鮮な魅力だ。
3人で「新年会」Ⅱ、
「かんぱーいっ!!」
これでようやHiromiも「新年会」に参加できたわけだ。
この乾杯だが、Hiromiが珍しくワインを飲んだ。
量は少量だが、アルコール類なぞ口にすることがないのに、
そういうことをされると逆に心配になる。
また、レストランに行く前、Hiromiに言って聞かせたことがあった。
「レストランでうまい食事を口にしても、決してうまいとは言うなよ。上品においしいと言うんだぞ」。
なのにHiromiの口から突然フツーに、「うまい!」が出た。
これには参った私。
口にしていたワインが気管辺りの妙なところに入り、咳がこみ上げる。
口を手で押さえてレストランを飛び出し、近くのトイレに駆け込んだ。
それからしばらく咳が止まらず、苦しいのなんの。
あやうくHiromi殺されるところだった。
まあ、上品に振舞えと言った私がバカだった。ムリムリ・・・
素晴らしい夕食のあとはコテージに戻って二次会。
私はワインを飲み、Toshiはまた日本酒を。
Hiromiは炭酸水だ。
いつものように笑いこけながら、バカっ話しを繰り返す。
この二人が山で知り合ってスカウトしたとは思えない。
はるか昔から兄妹だったような・・・
楽しい宴を終え、22時ころ寝たのかなあ?
覚えていない。
そして今朝は7時少し前に起きた。
荷物を全て車に積み込み、レストランへ。
美味しい朝食をたらふく食べて、佐々木支配人と記念撮影したあと、今日の山に向かった。
2017.1.28 『721mP』(金山湖)
この週末はまた金山湖のホテル「LARCH」に宿泊することにしていた。
そして今回は私、Toshi、Hiromiの3人。
昨日(土曜)の朝、一旦早朝出勤をしなければならなかったHiromiを9時に迎えに行った。
夕張から高速自動車道を利用して占冠へ。
占冠からトマムに向かったのだが、
高速道無料区間を利用せず、道々を走ってトマムに向かった。
そしてそれは大正解であった。
途中高速道と並行して走るあ辺りから、びっしり詰まって動かない車列を目にした。
高速道で事故が発生したのだろう。
その車列は延々と続く。
3人して「下を走ってよかったなあ」と安堵。
トマムに近付くに従って吹雪きだした。
『石山』に登る予定だったがいつも除雪されているところが、
今回はされておらず入れない。
他に駐車スペースもないので、そのまま落合方面に向かって走った。
高速道のトマムインターからは車が溢れ出てくる。
どうやら上下線とも通行止めになった模様。
この日の「ツキ」きはまだあった。
落合に近付くと、前方の対向車線で大型トレーラーが凍ったわずかの上り坂を登れず立ち往生。
こちらからは下り坂になるため、我々の前を走っていた車が危うくそのトレーラーに衝突しそうになり、
雪山に突っ込んで停止した。
動けなくなったトレーラーの後ろには既に延々と後続車が続いていた。
私と前2台は難なく落合へ抜けたが、何度確認しても後続車が来ない。
おそらく大型トレーラーを排除するため、通行止めにしたのだろう。
落合で国道38号線に出ると、警察が出動していてトマム方面を通行止めにしていた。
あの動けなくなった大型トレーラーから続く車列は落合を過ぎ、狩勝峠へと続いていた。
いやあ、またまたラッキー!
あとほんの少し時間が遅れたなら、いつ国道38号線に出られたか、全く不明だ。
そんな「ツキ」が重なったあとは、もう宿泊予定の「LARCH」に向かうことにした。
南富良野一帯も吹雪模様で、強風が吹き荒れていた。
「LARCH」に着くともう昼を過ぎていたので、
宿泊するコテージから裏山の「721mP」に登ることにした。
山陰に位置するコテージ辺りは風がおさまり、曇り空だった。
雪質は悪く、スキーを装着してもズブズブと飲まれる。
Hiromiとラッセルを交代しながら進む。
途中で降り出した雪が、ピークに近付くに従って激しくなり、
ピークではひどい降りようとなった。
辺りの雪はパウダーだが重い。
滑り出すと顔面シャワー。
途中で僅かな登り返しが何箇所かある。
それを越えるスノーボードのToshiが辛い。
Hiromiはマイペースでハの字滑降。
そんなゆっくりゆっくりのHiromiが最後にコテージに着き、開口一番!
「やっぱりスキーは速いねえ!」、
一同ガクッ・・・