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2017.1.8 『タケノコ山』(1,039m)

   三連休の中日。

この日は毎年『ミニ山の会』の「新年会」の日だ。

それで夜の「新年会」を前に、スキーを楽しむことにした。

今年に入って既に2度目の『タケノコ山』。

そして今日は、もう今シーズンこんな晴天に恵まれることはないだろう、と思われる快晴。

下山後近くのホテル「LARCH」に宿泊するため、時間を余してもしょうがないので、

この朝8時、我が家にAotaとMocchanを招き、私の車で出発。

Toshiは別働隊として札幌のホテルへTakを迎えに行き、現地で合流することにしていた。

 

 『タケノコ山』の駐車地に着いてみると4台の車が止まっていたが、

スタート時刻に大きな差があったので、どのパーティーとも出会うことはなかった。

 

 11時20分、林道の駐車地をスタート。

前回よりも積雪が増えている。

先行者のトレースがしっかりしているので使わせていただいたが、

締まり過ぎていてシールが滑る。

スノーボードを背負ってスノーシュー登行のToshi以外は皆山スキー。

ところがその山スキーの登行操作にTakがAotaが、Mocchanが苦労していた。

3人とも山スキー一式を買い揃えてからの使用回数が少なく、まだ慣れていないのだ。

特にジグを切って登る際のターンでつまずき、こける。

そんな中休憩していると、

ToshiがMocchanのザックにくくりつけられたヘルメットに装着していたゴーグルがないことに気が付いた。

登行中に落下したのだろうが、はてどこで?

スノーシューのToshiがささっと下って探しに行った。

こんな時のToshiは身軽で速い!

そしていくらも経たないうちに「ありました!」

そこでMocchan、「ありがとうございます!」

よかったねえ、なくさないで。

Toshiは自分がなくしてきた多くのものを見つけることはできなかったが、

人のものだと見つけられるんだねえ。

Mocchanの道具は全てが新品なので、なくすと大変だ。

大活躍のToshiだったが、実はこの日自慢のデジカメを忘れてきたんだよ。

何日も前にザックを用意した際、カメラケースも取り付けた。

でも、当日肝心の中身を忘れたというわけ。

Toshiにしてみればフツーの出来事であり、さして気にする様子もなく・・・

また、登行途中で終始気になるのがAotaのことだ。

昨年手術をした経緯が有り、無理はさせられない。

しかし問題なくマイペースで登る。

 

 やがて樹林帯を抜けて頂上に近付くと、素晴らしい展望が開けた。

空気が澄んで、遠くの山々までもがはっきりと見える。

特に「十勝連峰」と『芦別岳』が美しい。

今回わざわざ神奈川県からやって来たTak。

このTakは凄まじいほどの「雨男」で、Takが参加すると必ず雨模様になってきた。

昨年だって2月14日という厳冬期にもかかわらず、北海道にやってきて雨を降らせたのだ。

そんなTakも汚名返上!

いいときに来たなあ。

 

  13時25分、頂上。

全員簡易的な昼食を口にし、記念撮影をしたあと早速滑ることにした。

いざ滑るとなると登行で苦労した例の3人は、深雪に自信なさげだ。

しかし滑り出してしまえばそんな不安もどこへやら!

楽しく滑って、滑って、転がって下って行く。

ここでToshiがアクションカメラをヘルメットに取り付けて動き回る。

 

 14時30分、駐車地。

いやあ、晴れ渡る美しい風景の中、実に楽しかったなあ~

みんな無題満足の一座だった。

そしてホテル「LARCH」へ!

 

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