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2015.11.3 『神居尻山』(947m)

 

  今日は樺戸山地の『神居尻山』に登ってきた。

いつものHiromiが今日は文化の日に仕事がらみで、文化の日らしい講演を聴きに行っていたので、私ひとり。

それでは自作自演のドラマのはじまりはじまりぃ~

 

 昨日は11月の営業初日。

配送が仕事のこの私、ただでもてんやわんやなのに、翌日が祝日ときている。

朝から伝票の山で、積みきれない荷物を残してスタートしたものの、時間がかかって残業だ。

そうなると疲れて翌日の山行意欲が薄れる。

そのまま帰宅して自分のベッドに寝てしまうと、翌朝おっくうで山行をやめてしまうかも・・・

という危機感から、終業後あいの里の入浴施設で汗を流し、そのまま『神居尻山』の麓に向かった。

私は車の中に登山道具、衣類一式を積み、季節によって積み替えているものの、全てが揃っているので、いつでも山を目指せる。

文化の日は札幌の山でトレーニング登山でもよかったのだが、天気予報が「晴れ」と言うと、そうもしていられずに行動。

昨夜は21時に『神居尻山』の麓に着き、ひとり「カンパーイッ!!」。

翌朝はまたゆっくり起きるつもりだったので、0時まで酒を飲み、目覚ましをセットせずに就寝した。

この「飲み助」というやつは質が悪く、毎日同じ量の酒を飲まなきゃおさまらない。

従って、開始時刻が遅れると、終わりもそのまま遅くなるのだ。

それを急いで飲むと二日酔いだ。

ねえっ、面倒でしょ~っ!?

 

  今朝は6時45分に起床。

ゆっくり眠ることができた。

 

 7時40分、道民の森最奥の駐車場をスタートした。

ここも木々の葉が落ち、木の間越しの風景を楽しめる。

足元は落ち葉が敷き詰められ、足と脚にひじょうに優しい。

私は今、下山で極力走らないようにしている。

膝への配慮なのだが、このふかふかの登山道を下っていると、ついつい駆け出してしまう。

 

 『神居尻山』には、もう200回ほど登っている。

昨日の喧騒で疲れた心身を、そんな『神居尻山』で癒したかった。

多くがAコースを登り、Bコースを下る。

わずか1,000mに満たない低山であるにもかかわらず、上部は高山の雰囲気が漂う素晴らしい山だ。

 

 Aコースの中間点を過ぎた辺りで、解けかかった雪の上にヒグマの足跡が現れ、それは上部の稜線まで続いた。

足跡の大きさからして、かなりの巨体だ。

この辺りでは珍しいくらいの大きさ。

そんな巨体になれるくらいこの森は豊かということか。

それにしてもいつも思う。

もう木の実もなにもないこの時期に、いったい何を口にして動き回るのだろう?

たらふく食べ、体に脂肪を蓄えて冬眠しなきゃならないのに、何もない餌を探して動き回っているうちに、脂肪を蓄えるどころか、痩せこけてしまうんじゃないか?

 

 麓から見ると『神居尻山』の頂上部にのみ濃いガスがかかっており、歩を進めても一向にそれが晴れない。

「こりゃあ頂上はダメかな?」

と、半分諦めていたのだが、頂上を目前にしてガスがどこかへ行ってしまった。

こんなことってなかなかないようだが、回を重ねて登り歩いていると、けっこうそうしたタイミングには遭遇する。

 

 9時55分、頂上着。

三脚を立てて写真を撮り歩いていると、以外に時間がかかるものだ。

私が今日のルートを一周して車に戻って、最も速かったのが2時間12分。

それと比較すると、いかにゆっくり登ったかがお察しいただけると思う。

とにかく小春日和の穏やかな日差しを楽しんで、癒されたぁ・・・

 

 11時20分、登山口着。

 

 下山時のBコースで、笹刈りがなされていた。

ありがたいことだ。

関係方面の方々に感謝申し上げたい。

 

 

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