
'09春:青春18きっぷの旅…Part-1
今春…最初の旅は、広島県福山市上下町上下を訪ねた。
山陽本線福山駅から2両連結ワンマンカーの福塩線に乗り換え
約40分で府中駅へ…、
府中からは1両ワンマンカーで、山間部、芦田川沿いを
ゆっくりしたスピードで約45分…上下駅に到着。
上下駅は福塩線の中でも一番標高の高い位置であることが
ホームの標柱に示してあった(386.2m)。
駅内にある観光案内所でマップなどを収集してから町歩き…。
かっては幕府の天領であり、石見銀山から銀を運ぶ中継地の
宿場町として賑わったそうだ。
今も街道の趣もあり、白壁やなまこ壁、格子窓のある建物などが
見受けられる。
この町のキャッチフレーズは「白壁のにあうロマンのまち」。
町おこしも盛んなようで、3月22日まで「ひなまつり」を開催。
各店舗の店先にはそれぞれに伝わっているお雛様を飾っていた。
上下歴史文化資料館でもある旧・岡田邸でも由緒あるお雛様、
伝統的な郷土雛などが数多く飾られていて、とても見応えがあった。
翁山を背にした町のシンボル…上下キリスト教会の建物(写真)は、
明治時代に旧財閥・門倉家の土蔵だった。
戦後は教会として使われていて、広島県文化自選選定建築物に。
街道沿いを歩き、町のはずれには大正時代に建てられた木造の
芝居小屋:翁座が現れる。
「映画実演」の大きな文字が印象的だ…残念ながら平日だったので
小屋の内部が公開されていなかったのが心残り…。
その後、上下の町の由来でもある分水嶺に位置する天領代官所跡へ、
そこから町を見下ろす翁山へ向かった。
翁山は標高538mで、昔は山城があったらしいが、今は健康の道と
して整備され山頂まで車道になっていた。
麓の善昌寺から山頂まで約20分、もっとも山歩きに慣れているので
この時間だが、慣れていない人なら倍は掛かるだろう。
山城の遺物・痕跡は全く無いが、山頂からは山々に囲まれた中に
上下の町並み、周囲の山並みがよくわかる場所でもあった。
山を下り、街道沿いを戻りながら途中の門倉菓子店で土産購入。
上下名物と称する「つちのこ饅頭」である。
お店には数えで九十歳になるお婆さんが一人で元気に接客
対応されていた。少し計算が苦手とおっしゃって
いたが、そばには昔の木製の大きなそろばんも現役だった。
少し話をした後、いつまでもお元気で…と伝えて駅に向かう。
現地滞在…約2時間15分。小さな町だったので短いながらも
それなりに楽しめた。
今春…最初の旅は、広島県福山市上下町上下を訪ねた。
山陽本線福山駅から2両連結ワンマンカーの福塩線に乗り換え
約40分で府中駅へ…、
府中からは1両ワンマンカーで、山間部、芦田川沿いを
ゆっくりしたスピードで約45分…上下駅に到着。
上下駅は福塩線の中でも一番標高の高い位置であることが
ホームの標柱に示してあった(386.2m)。
駅内にある観光案内所でマップなどを収集してから町歩き…。
かっては幕府の天領であり、石見銀山から銀を運ぶ中継地の
宿場町として賑わったそうだ。
今も街道の趣もあり、白壁やなまこ壁、格子窓のある建物などが
見受けられる。
この町のキャッチフレーズは「白壁のにあうロマンのまち」。
町おこしも盛んなようで、3月22日まで「ひなまつり」を開催。
各店舗の店先にはそれぞれに伝わっているお雛様を飾っていた。
上下歴史文化資料館でもある旧・岡田邸でも由緒あるお雛様、
伝統的な郷土雛などが数多く飾られていて、とても見応えがあった。
翁山を背にした町のシンボル…上下キリスト教会の建物(写真)は、
明治時代に旧財閥・門倉家の土蔵だった。
戦後は教会として使われていて、広島県文化自選選定建築物に。
街道沿いを歩き、町のはずれには大正時代に建てられた木造の
芝居小屋:翁座が現れる。
「映画実演」の大きな文字が印象的だ…残念ながら平日だったので
小屋の内部が公開されていなかったのが心残り…。
その後、上下の町の由来でもある分水嶺に位置する天領代官所跡へ、
そこから町を見下ろす翁山へ向かった。
翁山は標高538mで、昔は山城があったらしいが、今は健康の道と
して整備され山頂まで車道になっていた。
麓の善昌寺から山頂まで約20分、もっとも山歩きに慣れているので
この時間だが、慣れていない人なら倍は掛かるだろう。
山城の遺物・痕跡は全く無いが、山頂からは山々に囲まれた中に
上下の町並み、周囲の山並みがよくわかる場所でもあった。
山を下り、街道沿いを戻りながら途中の門倉菓子店で土産購入。
上下名物と称する「つちのこ饅頭」である。
お店には数えで九十歳になるお婆さんが一人で元気に接客
対応されていた。少し計算が苦手とおっしゃって
いたが、そばには昔の木製の大きなそろばんも現役だった。
少し話をした後、いつまでもお元気で…と伝えて駅に向かう。
現地滞在…約2時間15分。小さな町だったので短いながらも
それなりに楽しめた。