たった2ヶ月しか余命がない(治療なしでは)と
宣言された家族を
介護して11年になる。
その間、介護が必要なかった親族が要介護になり
要介護3 要介護4の両方を一人で介護してきた。
コロナの世の中になり
人道的ではないと思う
薬物の強制や
過剰な感染対策を避けるために
田舎に避難した
たくさんの人に世話になり
なんとか生活を維持してきた
人工呼吸器をつけた指定難病の要介護者
認知症の要介護者
猫三匹をつれて
引っ越すことができたのは
たくさんの人に自分の生き方を
支えてもらったおかげと思う
こんな世の中を
諦めて薬剤の影響をうけながら
諦めて 感染対策の制限を受けながら
社会で働き仕事で
支えてもらってきた。
それはそれはありがたい
施設に預けてしまえばいいと
いう人がいると
兄弟の職場の人が言ったという
職場が一緒なら
人の家族をどうするかに
口出しをする権利はあるらしい
施設では 強制的な薬剤の投与と 感染対策が欠かせない
わたしは 彼らのやり方を良いとは思わない
だから自分でやるしかないのだ
いろいろな 医療や介護をみてきた
良い人もいるし、とても真似できない誠実さで対応してくださった方もいる
でも、総じて、世の中は 金で動いている
そして
感情でも
わたしも 半分以上生きてきて、
体力が衰えたから
夜は 台所を片付けられないくらい疲れ果ててしまう
一度寝て
夜中に起きて片付ける
ときにはそれから4時ぐらいまで
他の片付けにあたる
眠りたい時に眠れず
眠い時には起こされる。
やりきれないことはたくさんある
お金さえかければ依頼できることはたくさんある
自分がやりたいことは 納得するようにやりたい
なにしろ家族の
そして自分の人権を護りたい
それだけは譲れない
なにしろ
つかれた