今日は、家族がのど自慢を観ていて
氷川きよしってこんなヒトだったっけ
と
言われても
どう説明したものか答えに窮していた
番組そのものに集中していなかったが
ある歌声で
ハッと飛び起きた
中1の少年が歌う歌声に、ひき起こされた
何という曲か忘れたけど
お爺さんに教えてもらったという古い曲を
情感込めてとか安っぽい表現では表せない全身で彼は歌い切った
きっと彼はプロになるんだろうな
その場にいたゲストの女性が涙ぐんでいた
ほんの数分の途中までの歌で
人を感動で泣かせることができる
時々こういう人がいる
決してその短い人生経験では知らないはずの
奥行きのある感情をすでに知っている
生まれ変わりとか
を
信じる瞬間
音楽の表現ができるヒトは
異次元の才能があるんだろう
巧みさだけではなく
表現したい何かがなければ
伝わらない
技術力ではなく
そのヒトそのものがもっている
なにか
それが伝わる時
感動して
思わず聴き入ってしまう
子供も泣き止む
ざわざわした感じが鎮まりかえる。
そんな音楽家はすごいと思う