ある人と話をしていた時、
ふと
思い出話になった
「貴方が、なにも躊躇することなく、
(立場が上の人に対して)
間違っている、と言い放つ様子がとても痛快だった」
と
その時感じたことを伝えたら
いくらか歳をとって、もう話をしていても記憶が途絶えがちな
その人が
「間違っていることは 間違ってるといわないと」
と
照れながら笑顔で答えて
そのまんまなんだけど、
素直に、そのまんまなんだけど。
この人は貴重な人だなあ、
と
心の中で思った。
いま、
間違っていることを 間違っていると
素直に正せる人が、どのくらいいますか?
今日、たまたまyoutubeで あるLive番組をみていて
南方熊楠のことを演奏にのせて語っていて
外国の権威や、天皇にさえ忖度しなかった話や
断固として正しいことは正しいと、言う姿勢で
熊野古道の自然環境が守られたという話を聴いた。
日本人にとっては普遍的なことがいくつもいくつも失われて
それも時代の流れと、なんとなく毎日を過ごして見過ごしてしまいがち
ですが
ちいさなことかもしれないけど、
とても大切なことが、そこに隠されているとしたら
忖度とか、世間体とか、そのばの空気だとか、
そういうのを気にして黙っていられますか?
失ってみて初めてわかることがある。
しかし失うと、もう再度手にすることができない大切な大切なものが
ある
そう言うことを、一つ一つ とりこぼしていく。
そこには、誇りだとか、自尊心だとかがない
生きていると言うことは、諦めないと言うこと。
自分の命は、決して誰かが「死んでいい」と言っても
そんなことで決められない。
細胞として、あなたは、
ずっと生きてきた。
先祖のずっとずっと前の世代から死んだことはない。
その大切な命を、
誰かに価値を決められるわけない
あなたの価値は 貴方が決める
自分を見捨てるな。
生きろ。