ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

ドラマ 「この世界の片隅に」

2018-07-15 22:52:10 | 思ったこと
のんちゃんが映画で演じた役を、松本穂香さんという女優さんが演じるそうで観た


印象に残っているのは

初めて

あ、これ 聴いたことあるな
という
あの映画を彷彿とさせるイントネーション
唯一 仙道敦子さんだった事。

彼女の復帰作になるそうだが、
映画の方も好きで見たのかな?

時代考証とかロケとか、
頑張ったんだろうな
と 思う。

ただ
この脚本と、描かれ方には、
のんさんは参加しなくてよかったと思う
(キスシーンあるし)


わたしには
エピソードの編み方が、
映画版を観ているのでしっくり来ない

すずさんは
小柄でつくりが小さい女性があっていると思う。

(松本穂香さんも眼差しがはっきりしていて、
わたしの中のイメージとは違う)

観終わってから
気になったのは

絵を描く事が、癖というか
いつも絵を描くのが=生きている事
というすずさんの人物像が 今ひとつ 納得行くように描かれていなかった感じがすること
小道具としての絵が稚拙で素敵では無かった
絵を描く場面や 描かれた絵に感動が無かった

やはり ここは 片渕監督のように描く人が、すずさんの世界観を表現するのとは
全然違う

また、人さらいのくだりとかが、
こうの史代さん(すずさん)の世界観を表す重要なエピソードなのだが
あの幻想的な世界観は無視されて、単なる人さらいにあったという
場面にしか描かれていなかった事は残念。
すずさんの性格や世界観はこの作品の肝でもあるし
彼女が独特の世界観を持っていて、絵を描く事が生きがいで、その描く姿が愛らしくユーモアが溢れて
観ているものにホッとさせる何かをもっていて、その尊さを感じさせるヒトである事が後に右腕を失うという残酷さにつながって行くのだから


彼女が絵を描く重要な場面はほとんど終わっているので
これから絵を描く人、普通の人にはない独特の不思議な世界観を持っている人という印象を深めるのがなかなか難しいと思うが どうするのだろうか



それにしても
一時間の尺にあれだけすずさんの世界観や登場人物の特徴や時代感覚を凝縮した

映画版がいかに優れていたか考えさせられてしまった。

これから長尺版が作られ公開されるらしいが
片渕監督の想いがさらに表現された作品になっていくのだろうと思うと
とても楽しみである。




自分の力ではどうしようもないことは考えない

2018-07-15 06:27:01 | 思ったこと
人の心は変えられない

自分の力が及ばないことを認めたくないのか

だから、ずっと考え続けるのか。

それを考え続けることに、時間をさいたとしても
人の考え方は変えられない


だから、自分の力ではどうしようもないことは考えない

自分の力では どうしようもない 及ばないことを潔く認め
考えない


思いはあっても

それについてつらつら考えるのをやめる。

それについて時間を潰すのをやめることとする。


どんなにおかしいと言っても
どんなに理不尽だと言っても

それを為す人の心を変えることはできない そこまで力が及ばない。

だから、考えない

自分のできることを精一杯する。