ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

猫ありがとうね

2021-06-05 09:44:32 | たろ
朝 目が覚めると 太郎が

私のベッドの下で、腹をだして横になっていた。

ベッドに上がらず、ただ一緒にいるために一緒にいる。

そんな太郎が愛おしくなって
太郎に言った
「太郎
ありがとうね

いつも一緒にいてくれてありがとうね。

太郎は やさしくて 素直で おもいやりがあって

きれいで、可愛くて

いい猫だなあ。

たろうと一緒にいられて私は幸せだよ

たろうが一緒にいてくれるから、私は心が安定して
どっしりしていられるんだよ

ありがとうね。
たろう
ありがとうね。」


たろうは、目を細めながら、じっくり聴いていた。

猫は、言葉がわからないと思っている人たちがいると思うけれど

猫は、音に敏感だから、人の声の調子、人の思いなど
複合的な信号を 受け取って理解しているように思えます

それは 人も一緒
動物全般も一緒

そして、思いやりだとか

相手を尊重する気持ちだとか
そういうことは
かならず伝わるし、それは
誰かから褒められることがなくとも
かならず印象としてのこるし、

かならず、自分がはっしたものは 自分に帰ってくるような
気がするのです。

だから、
太郎にいいながら

私自身の魂も この言葉に癒されているのです。

太郎の素直さとまっすぐに見る瞳と
やさしさと、のんきさ。

一匹一匹違う特徴があって、
どれも私の鏡なのかもな と
毎日 観察しながら思っています。

たろのたまけだま

2021-03-21 13:38:06 | たろ
たろ
たま
だった

たまという名前は 道端で可愛がっていた少女たちにつけられたのである。

たろは
たま〜
とよばれていた。

たま は
私によって捕獲され
たまをとられ

たろになった。

たまをとられ
たまから
たろになった
たろの

たまぶぶんは、
しぼんだ、フェルトの布きれみたいな感じの
こんせきがのこるのみである。

最近になって、
たろの たまぶぶんに
けだまがはっせいしている。

たろはもうすぐ8歳である。
いままで このようなけだまを発見したことがない
なぜいまになってこのようなけだまが発生するのか
不明である。


びみょうなけだまで
ときどき 引っこ抜く
短毛種のたろは、けだまがつよくからまないので
ひきぬいても気付かない

たろのたまにけだま
たろのたまにけだま

たろのたまけだま

たろのたまにけだまでたまげた。


たろの進化

2019-10-02 23:17:18 | たろ
たろは、最初
私の後ろから肩をたたく存在だった。

そのうち、私に尻をたたけと要求して、ソファーの上に来て

その次は、私の上にのって尻をたたけと要求し

最近はソファーの上に上がるのに「呼べ、俺を呼べ」というので
呼べば んにゃっ! と上がってくる

それから
彼は、ソファーの上に、強制的に抱き上げろと要求するようになり


最近では
自分のお気に入りのスツールの上で、
腹をさすり 尻を叩かれるのを待っている。

たろの涙

2019-09-21 21:51:03 | たろ
かつぶしの乗ったキャットフードを与えたら

たろが泣いていた。
右目からぽろりとこぼれた涙がつたって
鼻のわきに水滴をつくっていた
そのあとしばらく目のあたりが濡れていた

かつぶし
嬉しかったのかなあ。

猫は不思議ないきもの

2019-09-15 11:50:28 | たろ
私のそばにいれば安心して
体をぴったりつけて寝ている たろ
を見ながら

なんでこの猫という動物は、
人間というワタシをみつけて
にゃーにゃーと鳴きながらついてきたのか。

どうして、こうして
別の種類の生き物のそばに体をぴったりとつけて
安心なのか。

別の種類なのに。

猫は、単独で暮らせる生き物ではなかったのか
人間になつかず家につく動物といわれていなかったか。

けっしてそんなことはなく、猫は
人がいないと不安であり
いつも一緒にいないとさみしく
ことばが通じようとつうじまいと
なにやらニャーニャーと訴えてきて、
なにかをわからそうとしている。

わかってくれると信じて。